高倉健さんが死去 83歳…悪性リンパ腫で10日に
建さんは、旅行が趣味であちこち世界旅行をしていると聞いたことがある。
TV番組の中で建さんは、ポルトガルで、お昼ご飯を時間をかけて楽しむ人々に出会って、ヨーロッパは日本と違って生活を楽しむ文化があってすごいと思いましたと言っていた。お昼ご飯なのに、優雅に前菜からデザートまで出てきたんだって。そりゃあ、一時期世界を股にかけて植民地にして富を奪っていたポルトガルだからゆとりがあるんだよ。今は、スペインよりも貧乏になってしまっているけど、昔の栄華の名残りはあちこちに残っているらしい。
日本も、中小企業の従業員は、長期休暇をとってバカンスに行くのはまだまだ無理だけど、日本政府のおかげで、月曜日が休みの日が多くなって、結構休めているんじゃないの?わたしの会社は、中小企業だから完全週休二日制ではなく、土曜日は月2回のみ休みだった。来年からは、カレンダー上は完全週休二日制になるが、従業員は一ヶ月に一度、掃除と会議のために会社に出てこなくてはいけない。東京の営業所は完全週休二日制になった。そうしないと、一人も入社を希望する人が出てこなかったからだ。東京の若者は、完全週休二日制でないと本当に嫌なのだ。
大阪のわが社は、東京の若者がきっかけとなって表向きは完全週休二日制になった。土曜日に会社に出たくない人は有給を使って休んでいいよと言われているらしい。それでも、休みの土曜日が増えたのは喜ばしいことだ。
他のアジアの国々では、どうなっているんだろう?
たぶん、日本のように祝日や週休二日制などないのでは?
やっと、日本もすこし生活を楽しむ生き方を学んできたのかな。
とは、言っても、有給休暇を丸々使えるのは大企業の組合があるところだけ。
旅行のために、2週間休むのも至難の業というか、新婚旅行でもないと無理。
建さんは、独立してから映画の役がなかなかこなくて、TV番組の中で「仕事くださいよ。」と言っているのを聞いたことがある。でも、いい映画に何本も出たし旅行ができる時間があってよかったんじゃないの?
日本人は、会社に行っている間は、ゆっくり旅行なんていけない。定年退職したあと、長期の旅行に行こうとしたら体力が無い。若い間に貧乏旅行ができた人は幸せかもね。若い人には、外国人も優しくしてくれる。60過ぎた年配の女性がひとりで旅行していて、外国人は優しくしてくれるだろうか?
ぼったくるだけちゃう?
建さんは、12年に公開の「あなたへ」(降旗康男監督)で、漁師の役をした人のことを褒めていた。「美しい夜だ。」と言う難しい言葉を感情をこめて自然にさらっと言ったのがすごいと言っていた。建さんも、ぽつぽつとしゃべる演技が自然でよかったよ。
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高倉健さんが死去 83歳…悪性リンパ腫で10日に
スポニチアネックス 2014/11/18 11:43
俳優の高倉健(たかくら・けん、本名・小田剛一)さんが10日午前3時49分、悪性リンパ腫のため東京都内の病院で死去した。83歳だった。福岡県出身。
故人の遺志に従い、すでに近親者にて密葬を執り行ってからの公表となった。最後の仕事も「健康家族」のCMで8月に撮影が行われていた。
高倉健さんは明大商学部卒業後、1955年に東映ニューフェイス第2期生として東映へ入社。戦後の日本を代表する映画スターで、代表作は「網走番外地」シリーズ、「日本侠客伝」シリーズ、、「昭和残侠伝」、「八甲田山」、「南極物語」、「幸福の黄色いハンカチ」、「鉄道員(ぽっぽや)」など邦画史に残るヒット作品を生み出した。12年に公開の「あなたへ」(降旗康男監督)が遺作となった。
1998年には紫綬褒章、2006年には文化功労者、2013年には文化勲章を受章1978年に「幸福の黄色いハンカチ」で受賞したのを始め、日本アカデミー賞・最優秀主演男優賞を4回受賞した。
私生活では「恐怖の空中殺人」で共演した歌手の江利チエミさんと結婚。71年に離婚した。
http://news.merumo.ne.jp/article/genre/2257421