彗星に着陸した瞬間、ESAの管制室では大きな歓声が上がり、 | 日本のお姉さん

彗星に着陸した瞬間、ESAの管制室では大きな歓声が上がり、

欧州の探査機が彗星着陸に成功、世界初
TBS News-i 2014/11/13 06:27
ESA(ヨーロッパ宇宙機関)が無人探査機の彗星着陸に成功しました。無人探査機の彗星着陸は世界初となります。
「すい星の表面に着陸しました。データが送られ解析されています」(ドイツ航空宇宙センター) 彗星着陸に成功したのは、ESA(ヨーロッパ宇宙機関)の無人探査機「ロゼッタ」から分離された着陸機「フィラエ」です。「フィラエ」は重量がおよそ100キロの箱形の着陸機で、日本時間の12日午後6時すぎに彗星からおよそ20キロ離れたところで「ロゼッタ」から分離され、日本時間の13日午前1時すぎ、彗星に着陸しました。 彗星に着陸した瞬間、ESAの管制室では大きな歓声が上がり、関係者らが着陸の喜びを分かち合う様子が見られました。 今後は、表面の物質や内部の組成を分析するほか、電波で内部構造を探査し、データを地球に送る計画です。探査機の彗星着陸は世界初となり、彗星が地球に水や生命をもたらしたという説を検証することや、太陽系が誕生した初期の姿を解明することが期待されています。

「ロゼッタ」の打ち上げは2004年3月で、今回の着陸は10年越しのプロジェクトでした。

彗星は地球から5億キロ離れた宇宙空間を動いており、速度は最高時速10万キロ以上。2004年の打ち上げ後、「ロゼッタ」は、惑星の重力を利用して加速する「スイングバイ」を繰り返し、小惑星の観測などを行いながら目的の彗星へと近づきました。そして、今年8月には総距離60億キロという旅を経て彗星に到着。その後も着陸地点の選別などを行い、日本時間の12日、「ロゼッタ」から投下された着陸機「フィラエ」が彗星に着陸しました。(13日02:42)
http://news.merumo.ne.jp/article/genre/2244436
ロゼッタストーンのロゼッタらしい。
ロゼッタ・ストーン(ロゼッタ石、仏: Pierre de Rosette, 英: Rosetta Stone)は、エジプトのロゼッタで1799年に発見された石碑である。
縦114.4cm、横72.3cm、厚さ27.9cm、重量760kg。当初花崗岩または玄武岩と考えられたが、古代エジプト期の暗色の花崗閃緑岩でできた石柱であり、プトレマイオス5世のため紀元前196年にメンフィスで出された勅令が刻まれている。この碑文は三つの文字、すなわち古代エジプト語の神聖文字(ヒエログリフ)と民衆文字(デモティック)、ギリシア文字で記述されている。細かい違いはあれど本質的には同一の文章が全部で三つの書記法で著されていると推測され、1822年、ジャン=フランソワ・シャンポリオンによって解読された。これによってロゼッタ・ストーンはエジプトのヒエログリフを理解する鍵となり、他のエジプト語の文書が続々と翻訳されることとなった。
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フィラエ(Philae)は、ロゼッタとともに打ち上げられた、欧州宇宙機関の無人ランダーである。
2014年の到着直後、チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に着陸するよう設計されている[1][2][3]。
ロゼッタストーンとともにエジプトのヒエログリフの解読に用いられたフィラエ・オベリスクが発見されたナイル川のフィラエ島に因んで名付けられた。