「ホントのことはホント」「ウソのことはウソ」という「情報戦」をはじめましょう
「ホントのことはホント」「ウソのことはウソ」という「情報戦」をはじめましょうということなのです。
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ロシア政治経済ジャーナル No.1121
2014/11/8
北野です。
「神の情報戦」とはなんでしょうか？
「悪魔の情報戦」とは？
★神の情報戦、悪魔の情報戦
全世界のＲＰＥ読者の皆さま、こんにちは！
北野です。
私の住むロシア、モスクワ。
主な宗教はキリスト教の一派、ロシア正教です。
まあ、主な宗教といっても、日本でいえば、「神道」「仏教」ぐらいな感じ。
「宗教」というか「文化」に近い。
それで私も、年に二回ぐらい教会にいきます。
1回は、ラジデストヴォ（＝クリスマス）。
2回目は、パスハ（＝イースター、キリスト復活祭）
で、いく教会も決まっているのですね。
有名なイーゴリ神父さんのところにいくのです。
イーゴリ神父は、一度だけメルマガに登場しています。
東日本大震災が日本で起きた理由について、こんな話をしたの
です。
以下、2011年8月8日号から転載。
【転載ここから▼】
＜▼泣く神父
ロシアはソ連時代、国民総「共産主義教徒」でした。
しかし、ソ連崩壊後は、伝統的宗教である「ロシア正教」（キリス
ト教の一派）が大復興しています。
それで、私にもロシア正教の知人・友人が多いのです。
震災後のある日、モスクワで有名なイーゴリ神父と話していた時の
こと。
イーゴリ神父はこんなことをいいました。
「昨日テレビで、日本の被災地の様子をやっていたよ。
食料の配給をやっている。
日本人は整然と並んで待っている。
そして、配る人が「いくつですか？」と聞くと、「一つ」とか「二つ」とか答えるんだな。
その様子を見て、私は涙が止まらなかった。
そして、後で『ロシアで同じことが起こればどうだろう？』と自問した。
たぶん、行列なんてできず、奪い合いになるだろう。
「いくつ必要ですか？」と聞けば、
「全部出しやがれ、このやろう！」といい出す人が必ず大量に出てくる。
暴力沙汰になる可能性だって高い。
私は、自分の祖国（ロシア）と日本を比べて、そのあまりのちがいに愕然としたよ。
そして、日本人は神様に愛される人たちだと思う。
中には震災について、「天罰だ」という人もいる。
しかし、悪いことをした人だけがひどい目にあうわけじゃない。
その一番いい例がイエスだよ。
最高の善人だった彼は、磔られて殺されたじゃないか？
私は、「天罰」だというのなら、日本は「全世界」の罪を背負わされたのだと思う。
それは、日本人が、世界でもっとも神に近いからだ。
しかし、イエスが復活したように、日本は必ず復活する。
復活しないわけがない。
私は、テレビを見ながら、そう確信したんだ」＞
【転載ここまで▲】
私は、このコメントを聞き、イーゴリ神父のことをますます尊敬するようになったのです。
▼神の情報戦、悪魔の情報戦
モスクワに、日本人はあまりいません。
そして、年に2～3回とはいえロシア正教の教会にくる日本人はメッタにいません。
それで、イーゴリ神父は、私のことをよく知っています。
私がメルマガを出したり、本を出していることも知っています。
先日、お会いしたとき、イーゴリ神父はききました。
「最近仕事はどうだい？本は出しているのかね？」
私「もうすぐ新しい本がでます」
イーゴリ神父「それはいい。今度はどんな本なのかな？」
私「世界の真実と未来を知る方法についてです。
この本を読めば、誰でも世界の現状と未来がわかってしまうのです」
イーゴリ神父「それは面白い！」
ここで、イーゴリ神父は、唐突に「情報戦」（インフォルマツィオンナヤ・ヴァイナー）について語り始めました。
イーゴリ神父「世界では今、激しい情報戦が行われている。
悪魔は、『ウソのことをホント、ホントのことをウソ』と信じさせる情報戦をしている。
神は、『ホントのことをホント、ウソのことをウソ』と信じさせる情報戦をしている。
君はいつもこのことを忘れずに、常に「ホントのことだけ」書くように気をつけなさい」
私は、「神様」とか「悪魔」とか考えたことありませんが、なんとなくイーゴリ神父の話がわかるような気がしました。
▼情報発信4つのパターン
情報発信には4つのパターンがあります。
1、ホントのことをホントという
たとえば、「日本軍は、韓国人女性20万人を強制連行していないし、性奴隷にもしていない」
これは、ホントのことを「ホント」といっています。
2、ウソをウソという
たとえば、「韓国は、『日本軍が韓国人女性20万人を強制連行し性奴隷にした」と主張しているが、これはウソである！」
これは、韓国がウソをついているので、「それはウソだ！」といったのです。
3、ホントをウソという
たとえば、韓国が、「日本には、『20万人強制連行、性奴隷説』を否定する人がいるが、彼らはウソをついている！」
これは、ホントのことを「ウソ」といっているのです。
4、ウソをホントという
たとえば、「日本軍が韓国人女性20万人を強制連行し性奴隷にしたのは、真実だ！」
これは、「ウソをホント」といったのです。
中国と韓国は、「ホントをウソという」「ウソをホントという」ことで、日本の評判を世界中で失墜させています。
（神父さんにいわせれば、悪魔の情報戦。）
ウソをベースにした「従軍慰安婦像」なるものを全米、全カナダ、全豪に建てると宣言しているのですから。
なんとも図々しい。
一方、私たち日本は、そもそも「情報戦」をしません。
サンドバックのように、打たれっぱなし。
「ホントのことをホント」「ウソのことをウソ」と信じさせることすらできない。
主に日本政府の無為無策や、中韓の手先となって働いた朝日新聞のようなメディアのせいで、
世界では、「ウソ」（例、韓国人慰安婦20万人強制連行、性奴隷。南京大虐殺1日30万人など）
が、絶対的な「ホント」になっている。
だから、少なくとも「ホントのことはホント」「ウソのことはウソ」という「情報戦」をはじめましょうということなのです。
この部分、軽い話ではありません。
中国は戦前、「日本の田中義一総理は1927年、天皇陛下に、『世界支配計画』を提出した。
1、満州を支配する
2、中国全土を支配する
3、世界を支配する」
中国は、
「田中上奏文」とよばれるこの「大ウソ」を、プロパガンダによって「絶対的ホント」と認識させることに成功しました。
（ロシア人に、「田中上奏文」（田中メモリアル）てウソなんだよ」といったら、
「え～～～～～、あんたがウソいってるんでしょ！？」
といわれ、信じてもらえませんでした。
いまだに、この大ウソが「絶対的事実」と認識されている。
おそろべし、中国のプロパガンダ力！！！）
それで、10年後に日中戦争がはじまったとき、ソ連だけでなく、アメリカもイギリスも中国側についた。
つまり、日本は実際の戦争がはじまるずっと前に、「情報戦」で負けていたのです。
決して同じあやまちを繰り返すべきではありません。
中韓は、相変わらず「悪魔の情報戦」をやっていますが、日本はすくなくとも「ホントはホント」「ウソはウソ」という情報戦をはじめなければならない
でなければ、沖縄は近い将来「中国領」になることでしょう。
信じられない人は、こちらをご一読ください。
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そして、日本は、「中国の小日本省」になることでしょう。
ちなみにイーゴリ神父に、「慰安婦問題に関するウソ」を話したところ、
「よく調査したうえでそれがウソならば、祖国の名誉を守るために、全力で戦わなければならない。
ただし、憎しみを煽るようなことはしないように気をつけなさい」
といわれました。
私たちは、「人の噂も75日。そのうち忘れられる」とか。
「正直に生きていればいつかわかってもらえる」
とか「あまい」考えでいきています。
しかし、中韓は、75日どころか、戦後70年近くたって、いまだに「反日プロパガンダ」をしているではないですか？
中韓は忘れさせてくれないのです。
朴大統領がいうように、「1000年忘れない」のです。
世界が日本を「悪魔の国」と認定するまで、「1000年」でも反日プロパガンダをつづけることでしょう。
ですから、日本国民も政府も、少なくとも「ホントのことはホント」
「ウソのことはウソ」という情報戦をはじめるべきなのです。
「日本には尖閣ばかりか沖縄の領有権もない！！！」と宣言した中国。
そんな中国、の対日戦略の全貌とは？
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