クレジットカード初心者がやってしまいがちな、致命的な6つのミスまとめ!
2014-01-09
1歩間違えば人生が終わる?クレジットカード初心者がやってしまいがちな、致命的な6つのミスまとめ!決してカードを甘く見てはいけません。
クレジットカードを初めて持ったという方が、やらかしてしまいがちな致命的なミス6つを、今回は紹介したいと思います。
脅すようではありますが、冗談ではなくこれらのミスは1歩間違えると、人生が終わりかねない致命傷になることもあり得ます。
数百万以上もの借金を背負わされることや、結婚できなくなってしまう可能性すらありますので、みなさんは絶対にこれらの行為はしないようにしてください。
以下、詳しく説明していきます。
1.裏面にサインをせずにクレジットカードを持ち歩く:
クレジットカードを持って10年以上…というベテランの方でも、結構な比率でやらかしてしまっているのがこれ。クレジットカードの裏面にある署名欄に、自分のサインをしないまま持ち歩くことです。
これ、考えても見てください。万が一、あなたがそのクレジットカードを落とした場合には、ひろった人が自由にサインをすることが出来ます。なにせ空欄のままなわけですからね、まさに書きたい放題。その後はそのクレジットカードを使って自由に買い物が出来てしまうことになります。
クレジットカードを悪用されまくってしまう:
もうこうなると、10万、50万円、100万円といった買い物で悪用されてしまう可能性も否定できません。
まぁクレジットカードには利用限度額という、使える金額の上限が設定されているものですが、ゴールドカードなどのカードの場合にはその上限も高めに設定されているので、落とした時の損害で人生が終わりかねません(複数枚、落としてしまう場合も同様)。ほんと『サインをするのがちょっと面倒だったから…』で人生が終わっては、洒落になりませんよ。今すぐサインをするようにしてくださいね。
尚、きちんとサインをしてあった場合には、クレジットカードには盗難保険という保険が付いているので、損害を保険でカバーしてもらうことが出来ます(所定の手続きは必要&申請期限アリ)。
2.カード代金の支払いを、つい忘れてしまう:
2番目は、クレジットカード代金の支払いを、つい忘れてしまうこと。
これについては1度や2度くらいであればそれほど問題ありません。しかし、電気料金やガス代の気分で、毎月毎月、支払いを遅らせているととんでもないことになる可能性があります。なぜなら、あなたのクレジットカード利用歴というのは、ほぼすべてのクレジットカード会社や銀行などで共有されている情報だからです。
支払い遅延ばかりしていると信用されない:
支払い遅延ばかり毎月していると、『この利用者はお金にルーズ』『お金を踏み倒しかねないルーズなお客さん』といったレッテルを貼られてしまうため、今後、新規にクレジットカードを作るときに問題視されます。
更にそれらの情報は前述のように銀行にも共有されているため、車や住宅のローンを組む場合にも、同じ扱いを受けます。結果、クレジットカードの支払いを常に遅らせている方の場合には、住宅ローンが組めなくなることになるのですね。
幸せな結婚生活を夢みていたら、もうマンションや一戸建て、車すら購入できなくなっていた…なんてことになれば、泣くに泣けませんよ。特に地方在住の方は死活問題なはずです。
3.家族や友人に自分のカードを使わせる:
買い物などの際、自分の手が話せない時に『このカードで払っておいて!』とやったことがある方、多いんじゃないんでしょうか?
実はこれも問題。クレジットカードはカード保有者とカード会社との契約に基づいて使える支払い手段なため、他の人が利用できる契約にはなっていないためです。
貸した時に発生した損害は補償されない:
万が一、家族や友人にクレジットカードを貸した場合であなたのクレジットカードが悪用されてしまった場合には、その損害はあなたが自腹を切るしかありません。クレジットカード会社が補償してくれるのは、あくまであなたが利用していた時のみ。ご丁寧に他の人が使った分まで補償してくれることなんてありえません。
家族にあずけていたカードを失くされてしまい、そのカードが悪用された…なんてことになれば致命的な損害を受けることになります。絶対に家族であってもカードは渡さないようにしてくださいね。
4.クレジットカードの暗証番号を誰かに教える:
クレジットカードの暗証番号というのは、漏れないことを前提に設定されている番号です。そのため、仮に暗証番号を入力されて誰かにあなたのカードを悪用されてしまった場合には、その損害は全額、カード保有者の負担になります。
暗証番号が漏れると手がつけられない:
クレジットカードとその暗証番号があれば、買い物で自由に使うことが出来ますし、キャッシングすら利用可能になるため、もう手が付けられません。クレジットカードの暗証番号だけは、絶対に誰にも教えないようにしてください。家族でもダメです。
説明不要かとは思いますが、カード裏面に暗証番号を記入しておく…なんてことも論外ですよ。
5.クレジットカードの利用明細書をチェックしない:
クレジットカードの利用明細書をチェックしない方は多いですが、これも非常に危険な行為。というのも、万が一、悪意のある第三者にあなたのクレジットカードを悪用されていた場合でも、あなたがそれに気付くことが出来ないためです。
最近では1万円未満の少額な金額を敢えて悪用し、それに利用者が気付くかどうかをチェックしてから悪用する詐欺団もあるという話も聞きます。毎月の利用明細書をチェックしていない利用者は、そういった悪意のある方にとってはカモみたいなものなのですね。
盗難保険の申請も出来なくなる:
クレジットカードの盗難保険は、悪意のある不正利用からあなたを守ってくれるありがたい保険のことですが、この保険には申請期限が存在します。
例えば1年分の明細書を見返していたら、半年前に不正利用らしき利用があったとしても、これは後の祭り。クレジットカード会社ももう、不正申し立てを受け付けてはくれないことでしょう。不正利用はすぐに見つけてすぐに申請というのが基本なためです。
そういった被害から守ってもらうためにも、毎月の利用明細書はきちんとチェックすることが必要なのですね。
6.リボ払いの仕組みを知らずにリボ払いを使うこと:
最後はリボ払いの仕組みを知らずにリボ払いを使うことです。
先日も楽天カード利用者がリボ払いを使っていたら、いつのまにか100万円もの借金にふくれあがっていた…なんて記事(こちら)が話題になっていましたが、リボ払いはそういった可能性がある支払い方法。初心者の方は利用しないに越したことはありません。
リボ払い専用カードのほうがポイント面でお得!なんて情報をバラ撒いている比較サイトもありますが、初心者は絶対に作らないほうが無難です。
どうしても使う場合には仕組みを理解すべし:
どうしてもリボ払いを使わなくてはいけない場合には、きちんとその仕組みを理解した上で利用するようにしてください。リボ払いがあなたにとってメリットになるかデメリットになるかは、利用者側の使いよう…なのですから。
この6つだけは絶対にやらないように!
以上6つほど紹介させていただきました。
クレジットカードはきちんと理解して利用すればとてつもなく便利な支払いツールになります。しかし、よくわからずに利用すると、あなたの人生を狂わせる存在になることもありますので、基本だけはきちんと理解してから利用するようにしてみてくださいね。
当サイトでは引き続き、クレジットカードの基礎から応用まで、幅広く紹介していきますよ。各項目についても後日、個別にわかりやすくまとめる予定です。
文末リンク:
クレジットカードの基礎知識
当たり前のことが届かない現実を考える。理解せずにクレジットカードを使う怖さを知るには、痛い目に合うしか無いのだろうか?
http://cards.hateblo.jp/entry/card-6dai-miss/
2014-01-10
当たり前のことが届かない現実を考える。理解せずにクレジットカードを使う怖さを知るには、痛い目に合うしか無いのだろうか?
http://www.flickr.com/photos/40377684@N02/11401852905
昨日書いた記事(クレジットカード初心者向けの注意記事)に対して、いくつかコメントを頂いて、まさにその通りだなと思ったので紹介させていただきます。
まずはid:QJV97FCrさんから。
“当たり前すぎてガックリきたけどわかってない人が多いのも知ってる。地道に言い続けるしかないんだろうね。
まさにその通り。たぶんですけど、半分くらいの方が今回紹介させていただいた基本を理解せずに、クレジットカードを使ってしまっていると思います。
当サイト『クレジットカードの読みもの』というタイトル下にも文章を書かせて頂いていますが、仕組みを理解せずにクレジットカードを使う怖さってものを、もっと多くの方にこのサイトを通して広めていきたいですね。
本当に読んで欲しい人には読んでもらえない:
次にid:mini_big_fooさんから頂いたコメント。
“
アタリマエのことだな!と思うが実際これら当たり前のことをやらない人も多い。だが、そんな人はこのブログを読まない。明細すら読むのを怠る人だ。
そうなんですよね、こういった解説サイト(このサイト)って、ついつい敬遠されてしまうサイト。なんだか難しそう…って印象と、現状でどうにかなっているのだから、敢えて知識を得ようとしない方のほうがきっと多い。だから本当に知識を届けたい人には残念ながら届けることが出来ないんです。
無力さを感じますね。
クレジットカードは普段、怖さを感じない:
http://www.flickr.com/photos/27869077@N05/7643580124
クレジットカードは身近な存在ゆえ、普段は決して怖さを感じる支払い方法ではありません。しかし、紛失してしまったり悪用されてしまった時、そしてリボ残高などが膨れ上がってしまった時、その怖さを初めて感じるものでもあります。
その時になって初めて、『ああ、しっかり勉強してば良かった!』と後悔するのも人生においては重要なのかもしれませんが、出来ればそういう状況になる前に、気付いてほしいものですね。世の中には無数の失敗例が転がっているわけですから、学べるチャンスは常にあるのです。
このサイトが有名になっていけばあるいは:
可能性は低いかもしれませんが、もっとこのサイトに力が付いて、より多くの人に読んでもらえるようになれば、そういった無関心な人たちにも情報を届けられるようになるかもしれません。それを信じて、今後も引き続きわかりやすい記事を書いていこうと思ってます。
最後にですが、初心者向けの解説記事で『そんなの当たり前!』ってコメントを貰えるのは嬉しいですよ。だってそんな当たり前を伝えるために書いているんですから^^
http://cards.hateblo.jp/entry/atarimae-doesnt-reach/
2014-01-09
裏面にサインしていないクレジットカードを持ち歩くなんて、強盗に100万円の札束をプレゼントしているようなものだ…という話。
基礎知識
こちらの記事について、補足というか愚痴というか。
•1歩間違えば人生が終わる?クレジットカード初心者がやってしまいがちな、致命的な6つのミスまとめ!決してカードを甘く見てはいけません。 - クレジットカードの読みもの 1歩間違えば人生
が終わる?クレジットカード初心者がやってしまいがちな、致命的な6つのミスまとめ!決してカードを甘く見てはいけません。 - クレジットカードの読みもの
この1番目の項目について、ほんとびっくりするくらい、クレジットカードの裏面にある署名欄にサインをしていない方って多い。
これね、たぶん初めてクレジットカードを手に入れた時にはすぐサインをしていたんだと思うんですよ、みんな。
それが3年、5年といった期間、クレジットカードを使い続けていくと、どこか『カード=きちんと扱わなくてはいけない』といった感情が希薄してしまうのか、次の更新カードが届いた時には急に面倒になってしまう。
結果、『まぁ今度、サインしておけばいいや』と署名無しのままで財布に入れ、いつまでも放置…という流れになるんだと思います。
空欄のままのクレジットカードなんて危険そのもの:
しかし前述の記事にも書かせていただきましたが、サイン欄を空欄にしておくなんて、拾った人にあなたのカードを自由に使ってくださいとお願いしているようなもの。運悪く(?)、悪意のある人にクレジットカードを盗まれてしまった場合には、即座に悪用されることも覚悟してください。
ほんと、わずか数秒、ボールペンを探してサインをする…たったこれだけの作業をサボるだけで、とんでもない損害を被る可能性があるのがクレジットカード。是非、みなさんは面倒臭がらずに、もしサインをしていないクレジットカードが手元にあるのであれば、すぐにサインをするようにしてください。今すぐにです!
自宅に置いておけばサインしなくても大丈夫?
『私はクレジットカードを持ち歩かないから、サイン欄は空欄のままでいいや!』なんて理屈も危険。
だって泥棒はなにも外ばかりにいるものではありません。空き巣が仮にあなたの家の中に入った場合には、そのクレジットカードを盗まれてしまうことに繋がります。
だからとにかく、新規クレジットカードだろうが更新カードだろうが、ネット決済専用だろうが公共料金用だろうが、クレジットカードが自宅に郵送されてきたらすぐにでも署名をしてください。郵便局や佐川急便といった配達の方にサインをする、そのペンでサインをすれば良いのです。
それで晴れて、あなたのクレジットカードは盗難保険に守られることになります。万が一、落としてしまっても盗まれてしまっても、それらの損害からその後はあなたを保険が守ってくれます。そう、簡単ですね。
•サイン無し…盗難保険の対象外。悪用されたら自己負担の可能性大
•サイン有り…盗難保険が適用される。悪用されてもあなたの負担は0円
基本の基本は、いつまでも忘れずに:
クレジットカードは1枚あれば、なんでも買い物が出てしまう100万円の札束みたいなもの。だからこそ気を緩めずに、大金を持ち歩いている感覚で常に利用してほしいなと思います。
すいません、ほんとみなさんには気をつけて欲しかったので、敢えてくどいほど書かせていただきました。クレジットカードを間違って利用することで、不幸になる人を見たくはありません。
私もつい利用明細書のチェックを疎かにしてしまうことがあるので、気をつけます!
http://cards
.hateblo.jp/entry/card-sign-nashi/