呉勝利(軍事委員会委員)海軍司令がスプラトリーの五つの岩礁を視察
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成26年(2014)10月21日(火曜日)弐
通巻第4369号
呉勝利(軍事委員会委員)海軍司令がスプラトリーの五つの岩礁を視察
フィリピンの主権を踏みにじり、米国の警告もなんのその。
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次はマニラのチャイナタウンで「反中暴動」が起きても不思議ではない。
フィリピンが主権を主張するスピラトリー岩礁の五つの礁を呉勝利・海軍司令が最近視察したことが分かった。どの岩礁を視察したかは明らかにされていない。
台湾議会で問題化し、香港の複数のメディアがつたえた。
この呉勝利の視察は習近平の同意を得たものと言われる(SINOSPHERE、10月16日)。
米国は中国の侵略的行為は「地域を不安定化させるもの」であり、「現状維持を破壊する」と名指しで批判しているうえ、ヘーゲル国防長官はシンガポールのシャングリラ対話でも、中国軍高官を前にそう述べた。
しかし中国側は警告の存在さえ無視し、蛙の面になんとか。
すでに中国はミスチーフ礁に一億ドルを投じて飛行場を建設し、30000の兵力が駐屯できる施設も整っている。
ただしスプラトリー群島はあまりに広域な上、海に隠れる岩礁が多く、ベトナム、マレーシア、フィリピンが領有をとなえ実際に軍が駐屯している岩礁もあり、それぞれも係争中。また台湾はスプラトリー群島のなかの太平島に1150メートルの滑走路を建設しており、3万トン級の船舶が寄港できる。
台湾議会では太平島への軍の恒久的駐屯も検討されている。
(読者の声1)『英国人記者が見た 連合国戦勝史観の虚妄』(祥伝社)の目次、前書きと解説(加瀬英明)
元ニューヨーク・タイムス東京支局長 ヘンリー・ストークス
前回までに全章の英文をご紹介しました。
今回は、総まとめとして「目次」「前書き」と加瀬英明氏による解説の英文をご案内します。日本語原文は『英国人記者が見た 連合国戦勝史観の虚妄』(祥伝社)をご覧ください。
英訳文は下記の通り発信しました。そこに書かれておりますように、英文版をアメリカの出版社から刊行すべく目下交渉中です。出版社に配慮しまして、これまでに掲載してまいりました英文は、サイトから削除することにしました。
本が出ますと国際的な反響を呼ぶものとなるものと確信しております。どうぞご期待ください。又その際はご支援よろしくお願いします。
「史実を世界に発信する会」茂木弘道
Falsehoods of the Allied Nations’ Victorious Views of History,
as Seen by a British Journalist
Table of Contents, Foreword (Hideaki Kase) and Introduction
By Henry S. Stokes, former Tokyo Bureau Chief of The New York Times
All Chapters of this book have been presented.
As a general introduction of this book, the Table of Contents, the
Foreword, written by Mr. Hideaki Kase and Introduction are presented below.
A decision was made to publish an English language version of the book
with an American publisher.
Thus, the contents from Chapters One to Ten have been deleted from the site.
We believe that an English language book will be a global sensation. We
sincerely hope that you will be able to extend your most generous support to
this book.
Table of Contents:/Foreword:/Introduction:
http://www.sdh-fact.com/CL02_1/126_S4.pdf
Author profile: http://www.sdh-fact.com/CL02_1/114_S3.pdf
Questions are welcome.
(宮崎正弘のコメント)英語版の出版が待ち遠しいですね。ストークス氏はかりにもニューヨークタイムズの東京支局長だったことがあるのですから、欧米に於ける肩書きとしても通りやすいですし。
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