周恩来ってそんなに日本を買い被っていたのですね。
◎キッシンジャーと周恩来が語る日本論
公開されたキッシンジャーと周恩来の機密会談の内容(一部分)
ふざけたような関西弁風に訳しているが会談録の日本に関する内容はきちんと伝えている。
キッシンジャー:私は、日本に「裏切られたからナショナリズムが台頭したのだ」という口実を与えるよりも、現在の日米同盟を通じて日本の自衛力を制限する関係を維持した方がよいと考えています。
日本の意図によって引き起こされた軍事的対立に対しては、それがいかなるものであっても、米国の核の傘が適用されることに私は強い疑問を持っています。核の傘は第一義的には日本列島に対する核攻撃に対する抑止力として用いられることになっています。そう言えるのは、我々は日本のためよりも自分自身のために核兵器を使用したいと考えているという理由によります。
我々は日本に軍隊を送り込んではいません。もし、日本政府が撤収を求めれば、当然撤収します。もし、日本が安保条約の廃止を求めれば、1年以内に米軍を撤収させるつもりです。彼らが望まない以上は駐留しないつもりです。
(これ以下の議事録(1ページ分)は、プライバシー法に触れる情報が含まれているため公開不可。したがって、日本に関する意見交換はここで途切れている。)
第一に、日本の核武装については、責任のない米政府高官が何を発言しようとも、我々は反対しています。加えて、日本はこれまでこの件で一切発言しないという姿勢を貫いています。
第二に、我々は、日本の通常兵器による軍備が、4つの島を防衛するのに適当なレベルに制限され、それ以上の軍備が行われないことが望ましいと考えています。
周首相:もし日本が核武装するのを望まないと言うのなら、それは、貴国が日本に核の傘を提供しないことを意味すると言うべきではないでしょうか。
何故なら、日本は核の傘を使って他国に脅威を与え得るからです。
キ博士:日本が脅威を与え得るですって?どうやってですか?
周首相:何故ならば、日本は自分が核を保有していると思ってしまうからです。そうやって大国と同盟を結ぶことで、経済的拡張に専念でき、その結果、後から軍事的拡張を図ることができます。
周首相:日本は、米国のコントロールなしでは、そこらかしこで手に負えない存在になります。日本の経済力を一定以下にコントロールすることは可能ではありませんか?
●「周恩来・キッシンジャー機密会談録」岩波書店 (2004/2/26)
(紹介者 白井修二)
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周恩来ってそんなに日本を買い被っていたのですね。
それとも、日本は手に負えない存在になると本気で思っていたのかね。
つまり、チュウゴク人の思想では、繁栄した国は手に負えない国になることが決まっているってことですね。
チュウゴクがそんなメンタリティーを持っていることは、最近、各国の島々や領海を奪っていることからよく分かるわ。
チュウゴクは、今、そこらかしこで手に負えない存在になってますよ。