中国の漫画家日本製品の販売に向けたリサーチで来日。ところが自身の微博アカウントが突然、封鎖された | 日本のお姉さん

中国の漫画家日本製品の販売に向けたリサーチで来日。ところが自身の微博アカウントが突然、封鎖された

中国の漫画家、日本に滞在延長求める 風刺で批判浴び
北京=林望
2014年10月16日20時36分
中国当局がチベット仏教寺院に歴代指導者の肖像を掲げるよう指示したことを風刺した漫画(ツイッターから)
尖閣諸島を巡る日中の対立を題材にした漫画。中国を表すパンダが、自らあおった「民族主義」の火でやけどする姿が描かれている。「やはり後の世代に解決してもらおう」というオチがついている。(ツイッターから)
中国では珍しい政治風刺漫画をネットで発表し人気を博していた「変態唐辛子」こと王立銘氏(41)が中国メディアなどの批判を浴び、出張先の日本の入管当局に滞在延長を求めた。支援者の協力で願いはかないそうだが、息苦しさを増す母国の言論状況への危機感は強い。
「中国版ツイッター」の微博などで漫画を発表しつつ、食品のネット販売で生計を立てていた王氏は5月、日本製品の販売に向けたリサーチで来日。ところが8月、自身の微博アカウントが突然、封鎖された。
その後、共産党機関紙人民日報傘下のサイトが王氏を「媚日」「売国奴」などと批判し、関係部門に「法に基づく調査」を求める文章を掲載。王氏が目にした日本人の礼節や日本の平和主義などについて好意的な感想をネットでつぶやいたことも批判された。
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http://www.asahi.com/articles/ASGBG5HKNGBGUHBI01N.html?iref=com_rnavi_arank_nr05