パワハラに疲れたという理由も少しあるかも
2014.10.14 16:39
高橋大輔、生まれ故郷の岡山で引退会見「いいことも悪いこともすべて思い出」
2010年バンクーバー冬季五輪の銅メダリストで、世界選手権王者にも輝いた高橋大輔(28)=関大大学院=が14日、岡山市内で記者会見を行い、現役引退を表明した。今後については未定という。
メガネをかけ、口とあごには整えられたヒゲをたくわえ高橋は会見場に現れた。両備てい園記念財団の表彰式を終え、その後に行われた会見で自身の引退について口を開いた。「今後について考えていく中で、自分の中でスッキリしない思いがあった。そこでまず引退を一区切りとしてから考えたいと。スッキリした状態でゆっくりと考えたいという思いがあり、今回のご報告という形になった。ファンの皆さんの(心の)準備がない中で急に発表してしまったことは申し訳ないと思っています」と引退に至った心境を説明した。決断した時期については「9月半ば、誰にも相談せずに一人で決めました」と明かした。
引退を決めた理由について「けがは大きな理由ではないです。五輪までの4年ということを考えた時に、いままでのようにスケートに向き合えるか、それを続けられるか、というところがわからなかった」と痛めている右ひざやすねの故障ではなく、モチベーション面での要因が大きかったという。現役中の印象深い出来事を問われると「いいことも悪いこともすべて思い出です。ただバンクーバーの表彰式、日本の国旗が上がっていくのは今でもすぐ思い出せる」と銅メダルを獲得した五輪での出来事を挙げた。
今後について「まだアイスショーに出させていただくのでそれが終わってから。1、2年はスケートから離れて2、3歩引いた位置で探していきたい」と引退後すぐの指導者転身やプロスケーターへの転向は否定した。最後は「岡山に生まれなければスケートと出会っていない。生まれた故郷で(引退を)発表したいという思いがあった。『あんな選手がいたな』と頭の片隅に少しでも残ってくれたらうれしい」と応援してくれたファンにメッセージを残した。
http://www.iza.ne.jp/kiji/sports/news/141014/spo14101416390049-n1.html
デヴィ夫人「パワハラ」橋本会長チュ~意
日本スケート連盟の橋本聖子会長(49)がフィギュアスケート男子の高橋大輔(28)に「無理チューしていた」などと20日発売の「週刊文春」が報じたのを受け、タレントのデヴィ夫人(74)が22日、自身のブログで「これこそ パワ
ハラです!!」と橋本会長を痛烈批判した。
今回の報道について、21日に取材に応じた高橋は「ハメを外しすぎた」と反省の弁を口にしたが、デヴィ夫人は「なぜ 高橋大輔選手が 謝罪するのでしょうか?」と納得出来ない様子。
「外国ではスポーツ界だけでなく、ハグやキスは当たり前、しかし、ハグやキスは頬にするのが常識、決して唇ではないのです。これが男女逆だったら大変な大問題です」と、事の重大さを説明した。
また、高橋は「パワハラやセクハラ(をされた)とは一切思っていない」と語っているが、デヴィ夫人は「高橋選手はJOCから支援を受ける現役選手です。この力関係、どう考えても高橋選手は橋本氏の権力を笠にしたこの“無理チュー”を避けることはできなかったのでしょう」と臆測。文春に掲載された写真を引用し、「言い訳が何であれ、写真が証拠、真実を語っています。これこそパワハラです!!」と断言した。
[2014年8月22日17時29分]