日本政府が、国連人権委員会の「クマラスワミ報告書」(平成8年)の一部を撤回するよう求めていた | 日本のお姉さん

日本政府が、国連人権委員会の「クマラスワミ報告書」(平成8年)の一部を撤回するよう求めていた

慰安婦問題 クマラスワミ報告書の記述撤回要請…日本政府、ク氏に面会し直接申し入れ
産経新聞 10月16日(木)11時20分配信
日本政府が、慰安婦を「性奴隷」とした国連人権委員会の「クマラスワミ報告書」(平成8年)の記述の一部を撤回するよう求めていたことが16日、わかった。外務省の佐藤地(くに)・人権人道担当大使が14日、米ニューヨークで元特別報告者のクマラスワミ氏に会い、直接申し入れた。外務省幹部が明らかにした。
朝日新聞が8月に慰安婦を強制連行したとする吉田清治氏の証言が虚偽だったとして関連記事を取り消したことに伴う対応。
佐藤氏はクマラスワミ氏に、韓国の済州島で慰安婦を強制連行したとする「吉田証言」が引用された報告書の一部撤回を求めたが、クマラスワミ氏は応じなかったという。
クマラスワミ報告書をめぐっては、菅(すが)義偉(よしひで)官房長官が9月5日の記者会見で「報告書の一部が朝日新聞が取り消した記事内容に影響を受けているのは間違いない」と指摘していた。
クマラスワミ報告書は1996年に国連人権委員会(当時)が採択した。スリランカの女性法律家であるクマラスワミ氏が特別報告者として「女性に対する暴力」をテーマに慰安婦問題を取り上げた。
吉田証言を根拠の一つとして引用した上で、慰安婦を「強制連行された軍用性奴隷」と断定し、日本政府に法的責任の受け入れや元慰安婦への賠償などを勧告した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141016-00000518-san-pol