占領軍最高司令官司令部(GHQ)の「War Guilt Infomation」そのもののNHK | 日本のお姉さん

占領軍最高司令官司令部(GHQ)の「War Guilt Infomation」そのもののNHK

宮崎氏の9月のメルマガから。↓

(読者の声)貴誌前号の「樋泉克夫のコラム」にあった下記の文章は印象的でした。
「(引用開始)良くも悪くも中国の近現代史を彩った女性を思いつくままに拾いあげてみると、孫文の宋慶齢からはじまって蒋介石の宋美齢、毛沢東の江青、林彪の葉群、劉少奇の王光美、周恩来のトウ頴超、トウ小平の卓琳、近くでは温家宝の張培莉、薄熙来の谷開来を経て習近平の彭麗媛まで。彼ら夫婦の歩みを政治的側面から追い掛けてみるなら、やはり『外觀は格別であるけれど、實際は案外女尊男卑と云つてもいい位である』といえないこともない」(引用止め)。
飜ってフェミニズムの国、アメリカの大統領夫人、如何でしょう?
(HU生、京都府)
(宮崎正弘のコメント)同文は次にこう続いています
「歴史に「もし」はありえない。
だが宋慶齢が存在しなかったら、晩年の孫文があれほどまでに左傾化しただろうか。宋美齢が得意の英語を駆使してルーズベルト以下のワシントン要人を丸め込み、アメリカ社会に同情心を喚起しなかったら蒋介石の対日戦略は大いに違っていたはずだ。

江青が政治権力の亡者でなく貞淑な妻だったら、毛沢東の尻を引っ叩いて文革なんぞをおっぱじめることもなかったろう。

王光美がハデに振る舞うことなく江青の嫉妬心を逆撫でしなかったら、劉少奇は文革で無残な仕打ちを受けはしなかったに違いない。

張培莉が超弩級の金銭亡者でなかったなら、温家宝だって2千数百億円規模の“不正蓄財”に励みはしなかっただろう。

谷開来が怪しげな英国人に“籠絡”されなかったら、今ごろ薄熙来は党中央常務委員として北京で権力を恣にしていた・・・かも」(引用止め)と。
「一将功なって万骨枯る」とは真逆の皮肉でしょうか?
さて女権が強いアメリカ、おそらく現在の趨勢がつづけば次期大統領はヒラリー・クリントンでしょうね。
戦後、男女同権とはいえ、アメリカの政治は男が引っ張った。出しゃばる夫人は90年代まで目立たない。アイクもJFK、ジョンソン、ニクソン、フォードと夫人は淑女でした。JFK夫人があばずれぶりを発揮するのはJFK死後。それもJFKが無類の女好きで、マリリン・モンロー、オートリー・ヘップバーンらを愛人にしていたことを知って、オナシスと再婚する。で、夫人が出しゃばり始めるのはカーターから。レーガンのときのナンシー夫人は占い師に凝って、しかしブッシュ二代は夫人は粛々と家事をこなし政治に口を挟まなかったでしょう。夫人が夫の大統領よりしゃしゃり出てきたのは、やっぱりヒラリーからではありませんか。
(読者の声2)貴誌前号の書評にでてきた中国でのジョーク。その辛辣さに思わず吹き出しました。
曰く。「中国人はなぜモラルが世界最低になってしまったのかね」。「そりゃそうさ、モラル最低の人間が中国のトップにいるから」
座布団十枚!
(JJセブン)
(宮崎正弘のコメント)でも、小生なら座布団十枚は石平さんの次の言葉ですね。小生と石平さんとの最新作『2015 中国の真実』(ワック)のなかで、石平さんが述べているのは、
「中国は結局、同盟国をひとつも作れないんですよ。逆説的にいえば、我々の立場からは、習近平さんのこの1年間を高く評価しなければならないですね。中国を潰すのにそれほど頑張ってきたという業績を」
じっさいに習近平は軍に宴会禁止、贅沢禁止を言い渡してから軍の評判がたおち、徐才厚を失脚させ、軍幹部も反感が強くなり、財界は石油派と鉄道利権を奪われて逆恨み、江沢民派との対決は決定的で、ここで戦略があれば、団派を味方にするしかないのに、団派の幹部も粛正胃始めた。孤立無援の状態が、いまの習近平で、しかも周囲にブレーンがいなくなった。
何処へ行った? 海外へ逃げたのです。
(読者の声3)西村真吾先生のブログ、面白いです。その一部を紹介しますと、
「朝日新聞は、活字でその宣伝をする。しかし、NHKは映像でする。女優の嘆き悲しむ涙を誘う演技でそれをする。よって、NHKは、朝日新聞よりも、より深く反日のウイルスを視聴者である国民の心に浸透させる。従って、NHKは、従軍慰安婦虚偽報道を活字で続けた朝日新聞よりも悪質で巧妙な反日宣伝機関である。
本日の「花子とアン」は、息子を戦場で失った花子の友人が、花子が戦時中にラジオで「兵隊さんがんばってください」とか言ったのを非難し、涙を流して身を振るわせて、「息子を返せ」と詰め寄るシーンを放映していた。このシーンによってNHKは、学徒動員で出征して戦死した息子は、アメリカ軍によってではなく、悪い日本によって、悪い日本軍国主義によって殺されたという被害者意識を視聴者に伝えていた。
これは、いつもながらの、戦争の悲劇を見せ付けるために使われる場面設定であるが、実に見事に、占領軍最高司令官司令部(GHQ)の「War Guilt Infomation」そのもので あった。

エボラ出血熱とスコットランド住民投票、そして、NHKとその近くのデング熱媒介の蚊にご注意を」
冴えてますね。NHKへの抗議活動、ますまる大きく続いています。
(FF子、小平)