中田考元教授(54)はリクルーターではないが、学生にイスラム教に入信させた。
元教授「イスラム国司令官に連絡」 北大生の渡航計画
朝日新聞デジタル 10月9日(木)5時14分配信
取材に答える中田考氏=山西厚撮影
中東の過激派組織「イスラム国」に北海道大の男子学生(26)=休学中=が戦闘員として加わろうとしたとされる私戦予備・陰謀事件で、古書店関係者から学生を紹介された元大学教授が7日、朝日新聞の取材に応じ、「『イスラム国』の知り合いの司令官と連絡を取り、学生のシリア渡航計画を伝えた」と話した。
警視庁公安部の事情聴取に対して、学生が「元教授から『イスラム国』はあなたを歓迎している、と言われた」と話していることも判明。公安部は元教授が実際に「イスラム国」側に仲介したとみている。
取材に応じたのは、イスラム法学が専門の元同志社大教授、中田考氏(54)。イスラム思想の分野では国内屈指の研究者で、昨年3月以降、調査などで5回、「イスラム国」の支配地域に入り、現地の様子を発表している。
中田氏の説明では、シリア渡航希望者の求人をしていた東京・秋葉原の古書店関係者の紹介で、8月初旬に学生と面会。学生は「早く行きたい」と話し、中田氏の立ち会いでイスラム教に入信した。アラビア語の勉強もしていたという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141009-00000004-asahi-soci
旅券没収・帰国拒否も検討 イスラム国に渡る若者対策
ニューヨーク=金成隆一、奥寺淳
2014年9月26日08時41分
シリアやイラクの過激派に欧米などの若者が加勢している
中東の過激派組織「イスラム国」に欧米などから多数の若者らが合流している問題で、国際社会が対策に乗り出した。国連安全保障理事会が24日の首脳級会合で具体的な措置を各国に求める決議を採択し、一部の国は旅券の没収や一時的な帰国拒否といった措置の検討を始めた。今後、各国が関連法の整備などを進める見通しだ。
イスラム国合流の若者ら、テロ阻止へ渡航制限 安保理
米政府によると欧米など約80カ国から、1万5千人以上の若者らがシリア、イラクを含む中東地域に渡り、戦闘員になったとみられる。多くが「イスラム国」や国際テロ組織アルカイダ系などの過激派組織に合流した可能性があるという。「イスラム国」に合流した若者らは報酬や住居などを受け取り、武器使用などの訓練を受けているとされる。
過去約70年間で6度目だった24日の安保理首脳級会合で、議長を務めたオバマ米大統領は「彼らが自分の国に戻り、致命的な攻撃を実行しようとした例がこれまでにもあった」と指摘。こうした若者らが帰国すれば欧米でテロを起こす懸念があるとし、早急に対策を取る必要性を訴えた。
http://www.asahi.com/articles/ASG9T4WRLG9TUHBI011.html?ref=yahoo
「勤務地:シリア」アキバで求人 イスラム国参加計画
2014年10月7日05時22分
シリアに渡って中東の過激派組織「イスラム国」の戦闘に加わろうとしたとして、警視庁は6日、北海道大の男子学生(26)=住所不定、休学中=を刑法の私戦予備・陰謀の疑いで事情聴取したことを明らかにした。公安部によると、学生は日本人で、「『イスラム国』に戦闘員として加わろうとした」と話しているという。
特集「イスラム国」
北大生、8月にもシリア渡航計画 イスラム国参加計画
公安部は同日、関係先数カ所を家宅捜索し、学生の旅券を押収。「イスラム国」に関する求人に関与したとみられる古書店関係者からも事情を聴いた。日本人が「イスラム国」での戦闘に加わろうとする動きが明らかになるのは初めて。古書店関係者らの具体的な関与についても今後調べる。
公安部によると、「勤務地:シリア」「詳細:店番まで」と書いた求人広告が東京・秋葉原の古書店に出ているとの情報を受けて捜査。古書店関係者の知人だったこの学生が7日にシリアへの渡航を図っていることが分かったという。学生にシリアへの渡航歴はなく、国際的なテロ組織との直接的な関わりも分かっていないという。
「イスラム国のリクルーターではない」 元教授が見解
TBS系(JNN) 10月9日(木)5時22分配信
北海道大学の大学生がイスラム過激派組織に参加するためシリアに渡航しようとした事件で、関係先として家宅捜索を受けた元大学教授がインターネット上で、「自分は『イスラム国』のリクルーターではない」との見解を明らかにしました。
この事件は、「イスラム国」に戦闘員として加わるため、シリアに渡航する計画を立てた私戦予備・陰謀の疑いで、北海道大学を休学中の大学生(26)らが警視庁公安部による捜索を受けたものです。
関係先として捜索を受けた中田考元教授(54)が8日、自らが社長を務める会社の代表取締役と連名で、インターネット上に見解を表明しました。代表取締役は「元教授はイスラム世界において幅広い人間関係を持ち、希望する学生の留学の手配を行っている」としたうえで、「『イスラム国』のメンバーでもなく、リクルートを行う立場にもない」と主張しています。
公安部は、「イスラム国」に対し、日本から組織的に人を送り出すような動きがなかったかどうか、引き続き捜査しています。(09日01:11).
中田考元教授(54)はリクルーターではないが、学生にイスラム教に入信させ「イスラム国はあなたを歓迎している。」と伝えていた。
この学生は今後イスラム教から別の宗教に改宗しようとしたら命がけってことになる。イスラム教は、入信するのは、超簡単だが、出ようとするとアラーに逆らう裏切り者として殺される立場になる。