噴火は御嶽山だけの問題ではない。 | 日本のお姉さん

噴火は御嶽山だけの問題ではない。

草津、上高地、富士山、伊豆諸島…噴火秒読み7火山 2014年9月30日
御嶽山の噴火を受け、「火山噴火予知連絡会」の緊急会合が28日に気象庁で開かれた。気象庁は、地震計や傾斜計、空振計、GPSなどあらゆる計器を使って御嶽山の火山活動を監視していたが、噴火は「想定外だった」と言う。3.11の大地震もそうだが、予測が不可能なら、何のための予知研究なのかと言いたくなる。

噴火は御嶽山だけの問題ではない。なにしろ、日本は活火山が110もある火山国だ。気象庁は、噴火で被害が出る恐れのある47火山を24時間体制で監視しているが、御嶽山は、その中でも特に活動が活発とされる23火山のひとつだった。

立命館大環太平洋文明研究センター・歴史都市防災研究所の高橋学教授は「前兆が観測され、御嶽山の噴火は時間の問題だと分かっていた」と、こう指摘する。

「東日本大震災の影響で、日本中の火山が爆発準備に入っていると言っても過言ではありません。現在、御嶽山と同様に周辺で地震が頻発しているのが、草津温泉の近くの白根山と、上高地の焼岳です。御嶽山は、ユーラシアプレートの下にフィリピン海プレートが潜り込む南海トラフの上あたりに位置しますが、火山の下にある“マグマだまり”をフィリピン海プレートが強く押したことで、マグマが上昇したと考えられる。マグマの上昇は御嶽山だけではないはずで、3つのプレートの境界部にあたる富士山も噴火の危険が高まっています」

■人気観光地が危ない

火山噴火予知連絡会の藤井敏嗣会長(東大名誉教授)も、「富士山は活火山で、いつ噴火してもおかしくない」と明言している。

「富士山の下から、昨年の海底火山噴火でできた小笠原諸島の西之島新島までは南につながった同じマグマ群なので、そのエリアに連なる伊豆大島や三宅島の火山はマグマが上昇している可能性がある。他にも、日光で群発地震が起きていて、日光白根山や那須岳も噴火の危険があります。これまで世界各地で発生したM9を超える巨大地震は、すべて4年以内に火山噴火を誘発している。それも、1回だけで済まないことが多い。東日本大震災から3年半。今回の御嶽山は水蒸気噴火でしたが、次はもっと危険なマグマ水蒸気噴火やマグマ噴火が起きる可能性が高いのです」(武蔵野学院大特任教授・島村英紀氏=地震学
そもそも温泉が火山活動の産物だから当然かもしれないが、噴火の恐れがあるのは人気観光地ばかりだ。

それにしても、安倍政権になってからというもの、台風や集中豪雨など大規模災害による被害が後を絶たない。そこへきて、今回の御嶽山噴火。次は何が起きるのか、恐ろしくなってくる。
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安倍政権になってからはよけいだ!!関係ないわ。
そもそもここ数年の一番酷い災害は、東北地方の地震と津波と福島原発の事故です。民主党が政権をとってから起きた災害です。
安倍首相になってから災害が増えたのでなく、地球が、暴れ出してきている時期だってこと。
チュウゴクもアメリカもインドも日本もどこの国も、地球の環境を破壊してきて止めることはないから地球だってこらえきれずにおかしくなっても不思議ではない。
それに、地殻変動は、常にどこかで起こっています。日本はもともと、地震や津波や火山の噴火が起こる国なのです。
なるべく、避けることができる災害は知恵をつくして避けるように対策をとり、
自然の災害を受けたならなるべく早く復興し、生き残った者たちが助け合って生きていくしかないでしょう。
アフリカ大陸から移住を続けた人間が、平和と繁栄の知を求めて東の果ての島に流れついた吹き溜まりが日本なんだからここで頑張るしかないでしょう。日本が嫌なら、どこかに移住したらいい。