たぶん宗教団体に搾取されている?
統一教会は、若者にコンブ飴やお菓子を売らせているよ。
統一教会は、未信者を騙してお金を奪うことが騙された人の徳を高めるからいいことなのだと言って、どんどん人を騙してお金を奪う。
インナートリップも、信者を家に囲い込んで仕事につかせて金を奪っている。まさに鵜飼の鵜状態になっている。ある看護婦は、3交代で夜中に寝ずに働いているのに、昼間に寝る時間も与えず駅前にフルールを売りに行かされている。
インナートリップは、信者の家族の家に信と一緒に乗り込んで、
車の事故を起こしてお金を建て替えたから50万円返してほしいだとか、
信者がやくざの男につぎ込んでローン会社や友人から300万円の借金をしたからお金を出してほしいなど、次から次へとストーリーを考えて信者の家族の貯金がなくなるまでたかってくる。
知っている人はそれで3000万円ぐらいだまし取られた。
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街中に出没する“若者のフルーツ売り”、その悪質な“嘘まみれ”の実態を経験者が暴露
Business Journal 9月10日(水)6時0分配信
「Thinkstock」より
話題の“若者のフルーツ売り”が、ついに筆者の事務所がある東京・千代田区内の某駅前にも出没した。
“若者のフルーツ売り”とは、最近インターネット上などで出没情報が頻出している謎のビジネスで、いっぱいにフルーツを入れたカゴを抱えた若者(男女問わず)が「売れ残ってしまったので1つ買ってくれませんか?」「最近フルーツを食べていますか?」などと声をかけ、売り歩くのだ。
オフィスに飛び込み営業をすることもあれば、終電間際の駅前で酔客に売りつける手口に、ネット上では「(売り子の明るい笑顔に)自己啓発系なのではないか?」「マルチ商法なのではないか?」などといった疑問の声が上がっている。
筆者が遭遇したのは、9月平日の夜11時頃。仕事終わりに家路の途中で駅前のコンビニエンスストアに入ろうとすると、大きなカゴを抱えた若い女性が「すいませ~ん」「すいませ~ん」と寄ってきた。足を止めると、「市場で直接仕入れたフルーツを売っています。いかがですか?」と声をかけてきた。「興味がない」と応えたが、「今日は長崎産のパッションフルーツが入っているんですよ。1個150円です」とセールスを開始する。しかし、こちらが関心を示さないとみるや精気のない顔でそそくさと、近くを歩いていた酔客に向かっていった。
しかし、コンビニで用を済ませると駅前で再び、「すいませ~ん」「すいませ~ん」と再びフルーツ売りが寄ってきた。「さっき断ったでしょ」と言っても、「全部売れるまで帰れないんです」とポツリ。そこで、しばし話を聞いてあげることにする。
すると、それではとばかりにカゴに入ったマスカット一房を取り出して「デパートであれば、4000円するマスカットですが、今日は2000円です」とセールストークを始めたのだ。「高いよ」と断ると、今度はみかんを取り出して、「みかんは4個で1000円です」という。2000円のマスカットか1000円のみかんか、このどちらかを買ってくれないかと言う。
「さっきの150円のパッションフルーツは?」と尋ねると、「あっ、パッションフルーツもあります」とパッションフルーツを出してきた。相手の反応によって、セールスする商品を変えているようだ。
●やりがい搾取のフルーツ売り
後日、この体験談を周囲に話していると、ある若者(以下、A子さん)が「私、そのアルバイトをやっていたことがあります。3日で辞めましたけど」という。A子さんの話を詳しく聞いてみると、相当悪質な商売のようだ。
A子さんは、アルバイト情報誌の「日給1万円」という広告を見て、このフルーツ売りの会社B社(仮名)に応募したのだという。その仕事内容は、およそ次のようなものだったという。
・朝、B社に集合。全員揃うと朝礼が始まる。
・朝礼では全員で円陣を組み、笑顔でハイタッチ。「今日もがんばって売ろう」と大声を出す。
・業者から安く買い叩いた売れ残りのフルーツを箱から開け、腐ったものは捨て、売れそうなものだけカゴに入れる。客に売る価格は、その場で本社が決める。
・リーダーを中心にグループになって、それぞれのグループで当日、売りに行くエリアを決める。現地に着いたら、ひたすら売り続ける。
B社のシステムでは、グループのリーダーになるためには、一定程度売り上げ成績を上げなければならない。リーダーでも、いくつかのステージがあり、一番の上のステージになると、自分でフルーツ売りの会社を持てるようになるらしい。
つまり、一国一城の主として、いつかは独立することができる、そうした夢が用意されているのだ。
A子さんは、1日目はフルーツを40個売った。すると、リーダーから「今日はがんばったね』と4000円を手渡された。ボーナスかと思って喜んでいたが、それはその日の日当だったという。
つまり、「日給1万円」という広告はウソで、完全出来高払いで、当日の売り上げ分に対して数千円が支払われるのみなのだ。
「2日目、3日目と、なかなか売れませんでした。ただ、3日目終了後に『できたら、給料は当日払いにしてほしい』とお願いすると、リーダーは『えっ、もう出来高の4000円は払ってますよ』と答えた。『それはおかしい。日給1万円と書いてあったから働いている』と日給の支払いを強く要求すると、そのリーダーは困惑したように『今、手元には2万円しかない。これで勘弁してほしい』と2万円を手渡された」(A子さん)
そのリーダーの対応にあきれて、それ以降行かなくなったという。
しかし、このB社、明らかに若者の労働を搾取する“労働マルチ”であり、やりがい搾取の典型ではないか。やりがい搾取とは、いろいろな仕掛けでやりがいを錯覚させることで従業員を低賃金で働かせ、搾取するというものだ。代わりがいくらでもいる若手からは、身体や精神が壊れるまで搾取する。その舞台装置が、自己啓発的な笑顔の朝礼、いつかは独立できるといった目標設定なのだ。
今後、街で“若者のフルーツ売り”を見かけたら、搾取されていることに同情してフルーツを買ったりせずに、やりがい搾取から目覚めるよう逆洗脳をすることが必要かもしれない。
松井克明/CFP
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140910-00010003-bjournal-bus_all&p=1
ジャーナリズム ジャーナリズム .
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宗教的「やりがい搾取」の罠~気持ち悪い、洗脳…居酒屋甲子園騒動から考察
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「居酒屋甲子園」公式サイトより
J-POPの音楽が流れるパシフィコ横浜のステージ。5000人の満場の客が注視する。
スポットライトに照らされて一人の従業員が「夢をあきらめない!」と涙ぐめば、店長が笑顔で「みんなを幸せにしたい!」と叫ぶ。そして最後には従業員一同並んで、「ありがとうございました!」と深々とお辞儀――『クローズアップ現代』(NHK総合/1月14日放送)の「あふれる“ポエム” ?! ~不透明な社会を覆うやさしいコトバ~」で紹介されたイベント「居酒屋甲子園」が議論を呼んでいる。
番組では、震災以降、シンプルで聞き心地のいい言葉が社会で多用されている「ポエム化」現象を紹介したのだが、その中でも「居酒屋甲子園」の異様さが目立つことになった。
「居酒屋甲子園」とは、ホームページによれば「“居酒屋から日本を元気にしたい”という想いを持つ全国の同志により開催された、外食業界に働く人が最高に輝ける場を提供する大会」「全国からエントリーされた居酒屋のうち、独自の選考基準で選ばれた優秀店舗が、年一回、数千人が集う大会場に集結します。ステージで自店の想いや取り組みを発表し、居酒屋甲子園における日本一の店舗を決定、外食業界で働いている人が夢や誇りを持てる大会にすることを目指してい」るのだという。
●厳しい労働環境の中で自己肯定する若者たち
しかし、従業員たちがアルバイトの制服姿でアツく語るその姿は、新手のカルト宗教か自己啓発セミナーかといった印象だ。このため、番組放映後、ネット上では「気持ち悪い」「ブラックのいいわけ」「洗脳されてる」といった批判が噴出。放送内容に不満を抱いたイベントを運営するNPO法人・居酒屋甲子園が、「思いが伝わらず沢山の方々に不快と感じられる報道があった」「このような報道になったことは誠に残念」とし、イベント参加店やサポーター企業など関係者に謝罪するコメントを発表する事態となった。
確かに、離職率の高い外食産業にあって、居酒屋側も労働に夢や誇りを持ってもらうこと、従業員側も自分の仕事にやりがいを見いだすことは悪くない。低収入の若者たちは、厳しい現実を生き抜くために現状を肯定せざるを得ないのではないか、などといった擁護の声もある。
しかし、この違和感はどう見るべきか――。2008年に刊行された『軋む社会 教育・仕事・若者の現在』(本田由紀/双風舎)によれば、こうしたケースは「やりがい搾取」の典型的な例だ。「やりがい搾取」とは、低賃金労働であるにもかかわらず、いろいろなまやかしのやりがいがあり、従業員は自発的に自己実現に邁進しているように見えるが、実は気がつかないうちに搾取されているのだ。
●カルト的雰囲気の中で仕事にのめり込む
社会学者である著者の本田氏は同書の中で、「やりがい搾取」の1つに、「サークル性、カルト性」という要素を挙げる。
「仕事の意義についてハイテンションなしばしば疑似宗教的な意義付けがなされ、時には身体的な身振りなどをも取り込みながら、高揚した雰囲気の中で、個々の労働者が仕事にのめりこんでいく」「これがしばしば見聞されるのは、飲食店などの接客アルバイト労働においてである」という。
そして、ある居酒屋チェーンの模様を紹介する。
「代表取締役を『師範』、店舗を『道場』、教育・研修を『修行』、採用を『入門』と呼んでいる。各店舗には『師範』が書いた相田みつを風の色紙が飾られており、そこには『夢は必ず叶う』『最高の出会いに心から感謝』『おとうさんおかあさん産んでくれてありがとう』『共に学び共に成長し共に勝つ』などと書かれている」
「同店のスタッフの離職率はたいへん低い。『うちはお金を稼ぐことができないバイトです。でも、夢を持つことの重要性を感じ、自分自身が成長したことを感じることができます』と副社長」
「サークル的、カルト的な『ノリ』のなかで自分の『夢』や『成長』を目指して結局は『働きすぎ』に巻き込まれている若者たちが存在するのである」
『夢』や『成長』があれば、『時給』『労働条件』は二の次になる。でも、それは仲間のためだから……これって、まさしく居酒屋甲子園そのものだ。
●「てっぺん」の「やりがい搾取」の仕組み
同書では店名は伏せられているが、参考文献を見てみると、この居酒屋チェーンは「公開朝礼」がおなじみの「てっぺん」であることがわかる。
宗教がかったアツい「本気の朝礼」がテレビや雑誌等で数多く取り上げられ、08年当時話題となっていた居酒屋チェーンだ。「てっぺん」の経営者は大嶋啓介氏。実はこの大嶋氏がNPO法人・居酒屋甲子園の初代理事長なのだ。
大嶋氏は、起業支援ポータルサイト「ドリームゲート」に掲載されたインタビュー記事で、「僕は居酒屋で働き始めたことで、人生を好転させることができた。そして、『共に学び、共に成長し、共に勝つ』という夢が生まれました。同じように居酒屋で働いている人たちに、夢を持ってチームで目標を達成することの素晴らしさを知ってほしいと思ったんです」と、居酒屋甲子園の狙いを語る。
NPO法人の理事長は2年ごとに交代の仕組みのために、表立つことはないが、本田氏に批判された「てっぺん」の「やりがい搾取」の思想が居酒屋甲子園に流れていることは間違いがない。本田氏は著書の中で、こう警鐘を鳴らしている。
「若者たちのなかにも、こうした『<やりがい>の搾取』を受け入れてしまう素地が形成されている。『好きなこと』や『やりたいこと』を仕事にすることが望ましいという規範は、マスコミの喧伝や学校での進路指導を通じて、すでに若者のあいだに広く根付いている」
「日本の若者のあいだでは、自分の生きる意味を他者からの承認によって見いだそうとするためか、『人の役に立つこと』を求める意識がきわめて強い。『夢の実現』などの価値に向かって、若者が自分を瞬発的なハイテンションにもっていくことによってしか乗りきれない、厳しく不透明な現実も歴然と存在する。これらの素地につけいる形で『<やりがい>の搾取』が巧妙に成立し、巻き込む対象の範囲を拡大しつつあるのが現状だと考えられるのである」
「やはり不可欠なのは、こうしたからくりを明るみに出し、職場や職種という集団単位で、そのいきすぎに歯止めをかけていくことであろう」「冷静で客観的な現実認識に基づいてクールダウンしていくことが必要である」
本田氏の指摘から5年、しかし「やりがい搾取」は確実に社会に広がり始めている。
(文=今上 明)http://biz-journal.jp/2014/01/post_3944.html