何が友人でもあり、食料でもあるだ。
犬が靴下43枚食べる、病院で摘出 米
2014.09.07 Sun posted at 16:21 JST
(CNN) 米西部オレゴン州ポートランドで「靴下」が大好物の大型犬「グレートデーン」が現れ、計43枚を胃袋に収め、病気になる出来事があった。
病因を探るエックス線検査で判明したもので、地元のCNN系列局によると、動物病院で胃を切開する手術を行い、全ての靴下を取り除いたという。出て来た靴下は形状やサイズが全て違っていたという。
3歳の犬は以前から靴下が大のお気に入りだったが、43枚ものみ込むほどとは気付かなかったという。
犬は元気になり、手術を受けた日の翌日、飼い主の元に戻った。再び、靴下を口にし始めたとの報告はない。
一方、同病院はグレートデーンのエックス線検査の画像を獣医界の関連サイト主催の「珍奇な食べ物コンテスト」に送り、3位を獲得した。
賞金は500ドル(約5万2500円)。
1位は、檻(おり)の底部にあった岩30個を腹に入れたカエルで、2位は羊肉の串焼き料理に使う金属製の串をのみ込んだ犬のポインターだった。
交際相手の愛犬を殺してマリネに、米ニューメキシコ州の男逮捕
2014.07.31 Thu posted at 12:03 JST
(CNN) 米ニューメキシコ州で、交際相手の女性が飼っていた小型犬を食用にするため殺したとして、男が動物虐待の容疑で逮捕された。
殺されたのは、ダックスフントとチワワの雑種のメス犬「オニクス」。まだ生後9カ月で、同州エッジウッドに住むマンディ・マローンさんが孫たちと遊ばせるために飼っていた。
調べによると、マローンさんの交際相手とされるサルバドル・マルティネス被告は、オニクスを刺し殺して皮をはぎ、死骸の一部を庭に埋めて、残りは袋に詰めてマローンさん宅の冷凍庫に入れていたとされる。
18日にマローンさん宅から、「動物の死骸と思われる骨と肉の入ったビニール袋を見つけた」という通報があり、事件が発覚。マルティネス被告が犬を殺したことを認めたため、同州トーランス郡の当局が動物虐待の容疑で逮捕した。
調べに対してマルティネス被告は、交際相手の家に食べ物がなかったため、相手の承諾を得て犬を殺したと主張。インターネットで犬肉のレシピを見つけ、犬肉食が認められている州についても確認したと供述しているという。
ニューメキシコ州を含め、米国の大半の州では犬や猫を食べることを規制する法律を定めていない。「しかしそのやり方や、飼い主の一家に与えた精神的ストレスを考慮して、動物虐待の容疑で逮捕した」と当局は説明する。
マローンさんによると、マルティネス被告は「ニューメキシコ州では家族に食べさせるために犬を殺しても構わないんだ」と言い放ったという。「オニクスはイタリアンドレッシング漬けのマリネにされた」「どういう神経でそんなことができるのか」とマローンさんは憤る。
マルティネス被告は30日に保釈されたが、別件で罪に問われて保護観察中だったことから、間もなく再拘置される見通しだという。
「犬は友人であり、食料でもある」 人民日報が論説
2014.06.25 Wed posted at 11:20 JST
(CNN) 中国の一部地域に伝わる犬肉食の習慣を巡って対立が浮上している問題で、人民日報が「犬は友人であり、食料でもある」とする論説を掲載し、犬を食べる側と保護する側の双方に対して冷静になるよう呼びかけた。
この問題では、中国南東部・広西チワン族自治区の玉林市に古くから伝わる犬肉祭りで住民と活動家が対立し、犬肉食を巡る論争に火が付いた。
南部の貴州省など一部地域には、何百年も前から伝わる伝統として、犬の肉を食べる習慣がある。
これに対して中国国内の愛犬家らが反発し、玉林市の犬肉祭りは残虐で非道徳的だと訴えていた。
人民日報の論説では、この祭りで衝突が起きたのは残念であり、こうした衝突は避けなければならないと指摘。活動家が自分たちの立場を平和的に訴える手段として、漫画や詩を通じて生き物を傷つけないよう訴えている僧侶や漫画家の作品を例に出した。
さらに、筆者の幼少時の個人的な体験として、当時食べ物に困っていたにもかかわらず、おじが死んだ飼い犬を食べずに埋葬したというエピソードも披露した。長いこと家族と暮らしてきた犬は「半分は人間」だというおじの言葉も紹介している。
一方で、犬に対するこうした見方は誰もが共有しているわけではないとも強調し、「真に文明的な行動とは、反対の意見を持つ人にも愛され、生態学的多様性を尊重すること」ではないかと問いかけた。
人民日報の英語版では、中国で犬の肉を食べたいと思っているのは多数派ではないとしたえうえで、犬肉食に対する反感が強まったのは欧米の影響だと分析している。
何が食料でもあるだ。やっぱり犬や猫を食べるのはやめてほしい。