チュウゴクは50年かけて少数民族とその宗教を滅ぼす | 日本のお姉さん

チュウゴクは50年かけて少数民族とその宗教を滅ぼす

ダライラマは、いろいろ考えて後継者選びを従来の輪廻転生によらず、この後継選択制度は「廃止」してほしいと言っているんだよ。
占いで生まれ変わりを探すなんて、実はばかばかしいこと。
以前、選ばれたスペイン人の子供は、17歳になってから矛盾を感じて辞めて行ったそうだ。選ばれた子供も人生を狂わせられて大変だ。

でも、チュウゴク政府がチュウゴクに残ったチベット人のために、後継者を勝手に選んで共産党が支配できるようにしたのは、とうてい許せないことだ。

他の民族の宗教に漢人の政府が踏み込んでめちゃくちゃにしているんだから。

今では、チベット人の僧侶は偉い人はみんなチュウゴク政府が選んだ共産党員なんだ。チベット寺院の中には、本物の僧侶はいない。

本物の僧侶はみんなチュウゴク政府が逮捕したり拷問して殺したりしたから、もういないんです。

キリスト教会でも、そうです。
チュウゴク政府が建てた偽物の教会の中に、チュウゴク政府が選んだ共産党員の偽物牧師が説教しているから説教をしても聖書とは関係の無い道徳話なのだそうです。
だから、本物の信者はそんな偽物教会(公認教会)など行かずに、家の教会に行く。家の教会が大きくなって、自分たちの教会を作ろうとすると、許可を出すが、教会ができ上がった時に、書類が不備だとか言って打ちこわしにくる。
みんなが献金して一生懸命建てた教会を出来上がりまじかで壊すなんて、酷い過ぎる。
チュウゴク政府は、本当に非人道的。情けのかけらもない。チュウゴク人とは、そういう民族なのです。日本人には理解不能。
チュウゴク政府にとっては、共産党は神様よりも高い位置にある宗教みたいなもので、15億いるとも言われる愚民たちには、その宗教だけを信じていてもらいたいのだ。そうすれば、共産党員は愚民を管理しながらずっと金儲けができるのだから。

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成26年(2014)9月10日(水曜日)
通巻第4332号
ダライラマ猊下が衝撃の発言をされていた
後継は輪廻転生によらないで、廃止を望む
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チベット仏教の最高指導者=ダライラマ猊下はドイツ誌とのインタビューを通じて、「後継者選びを従来の輪廻転生によらず、この後継選択制度は「廃止」してほしい」と訴えていたことが分かった。
これまでにも「再考」を希望したいと発言されることはあったが、明確に「廃止」を言い切ったことはチベット仏教の伝統の否定につながり、これは衝撃的「事件」である。
もし、これが事実とすれば、猊下の発言の背景にいかなる事情があるのか不明であるにせよ、仏教界を震撼させる。
筆者自身、チベット自治区はもとより、青海省、四川省、雲南省などのチベット族の集落を何回か覗いてきた。とくに四川省の山奥にあるチベット族居住区では(そこは観光地だが)北京のみとめた似非パンチョン・ラマの写真が飾られ、また若いチベット人が「わたしはチベット語を喋れません」と北京語で答えた。
衝撃だった。
ペマ・ギャルポ氏に聴いても、漢族との同化政策が長期化しており、義務教育の場が北京語(普通語)と決められ、国家試験、運転免許そのほかも中国語に統一されてしまったため、若い世代は急速に民族伝来の言語を失ったという恐るべき現実を嘆かれる。
ネパールではダライラマ猊下の写真が方々に飾られていて、とくに土産屋、タンカ(曼荼羅など仏教画)を売る店ではダライラマ猊下の写真を見ながら中国人観光客が買い物をしている。
店長に聴くと「中国人は、この写真が誰か知らないのですよ」と笑ったが。
◆書評 ◇しょひょう ▼ブックレビュー
孫子はそれほどの勝ちはない、と断言した戦略家
現代の軍事思想と基盤の哲学を語り尽くした
エドワード・ルトワック『戦略論』(毎日新聞社、武田康裕、塚本勝也共訳)
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「汝、平和を愛するなら戦争に備えよ」との箴言は古代ギリシアから言い伝えられてきたが、誰もが覚えやすい名言とはいえ、これは矛盾である。
戦略とはそもそも論理的には矛盾しており、その最たるものが孫子である、と言う。
孫子の国の末裔である毛沢東は大いに孫子を愛読し実践したが、マルクスの革命理論からはほど遠く、中国の歴史によくある権力闘争を勝ち抜いた狡猾さと残酷さに徹底したからこそ政権を握れた。つまり明の朱元璋が、そうしたように皇帝になるや苦労して構築してきた闘争、夥しい血を共有した功臣と忠臣を次々と誅殺した。
毛沢東はライバルを謀略で陥れ、革命の真の立役者だった朱徳、膨徳懐、林彪、劉少奇らを冷酷に葬った。権力のポチ=周恩来に対してさえ、恐怖の畏怖で手なずけ、それでも忠義に励む習恩来を究極的には信用しなかった。
トウ小平は右腕の胡耀邦を切り、左腕だった趙紫陽を切り、持ち上げてさんざん利用した楊尚昆兄弟を最後には冷酷に使い捨てた。
この路線を踏襲する習近平は、「いつでも戦争が出来る準備をせよ」と軍に命じつつ、外向的には「中国の平和路線」と矛盾したことを平気でうそぶき、権力を固める。
だからルトワックは冷然かつ客観的に平然と孫子の限界と、その矛盾と戦術論は時代遅れ、基本的な戦略の部分だけが重要と言ってのけるのだが、それらはすでに数百年前に山鹿素行が、新井白石が、そして吉田松陰が鋭く指摘したことである。
孫子の特長としてルトワックが挙げるのは、
「国策や高度な戦略に焦点をあてたものや、戦争の戦術や詭計(軍略)にほぼ傾注しているものもある。「孫子兵法」の最大の長所は、普遍的でかわることのない戦略の逆説的論理(戦わずして勝つ、など)を、古代ギリシアの風刺詩ヘラクレイトスよりも分かりやすく、カール・フォン・クラウゼヴィッツの『戦争論』よりも全体的に簡明な形で示している点にある」
と総括する。
そのうえでクラウゼビッッツの戦争論は原理から一歩一歩理詰めに説いて行く卓抜な手法に対して、孫子は『殆どが深淵な処方箋で構成されている」からだ』と指摘している。
浩瀚な戦略論だが、世界的に有名な戦略家の日本語訳が久しぶりにでた。

◆書評 ◇しょひょう ▼ブックレビュー
大竹慎一『ウォール街から日本を見れば 2015世界大恐慌の足音が聴こえる』
(李白社発行、徳間書店発売)@@@@@@@@@@@@@@@
ウォール街には所謂カリスマ予言師がひしめくようにいるが、ソロスらの大物に混じってルービニらの活躍も目立つ。香港にも郎喊平など「予言師」的存在のエコノミストがいる。
かのノーベル経済学者ポール・クルーグマンも予言者的な予測論文が増えた。
日本でも、なんだかカリスマぶってアホなことをのたまう人がたくさんいる。浜某女とか、S教授とか。いったいテレビで発言するようなエコノミストの発言を記録して、それを誰か克明に検証したらどうだろう?
本書の著者も、そういう意味では予言師的だが、他と異なるのは自らがファンドを率いて、しかも米国で実績を上げている点である。机上の空論を異なり、現場の判断の流れを知っているので、それなりのファンがいるのも、頷けないことはない。
著者はウォール街の株予測の仕組みをしって、その論拠や手法から、日本の株式を予測するというノウハウを持っているようである。
大竹氏の視点が、ほかのエコノミストと異なり、イールドカーブ(長短金利差)を気にしていたり、突如コンドラチェフがでてきたり。
それにしても本書を読むと、乱雑かつ荒っぽい予測が並ぶのにはやや辟易だが、秋の中間選挙で共和党のボロ勝ちはない、オバマはプーチンにおちょくられ続けるだろう、中国経済はこれでおしまいというあたり、傍証も検証すべきデータもない荒削りの予測だが、ファンドマネジャーの言としては大胆である。
アベノミクスに辛い点をつけているのも、日本の議論とかけ離れていて、ウォール街の発想はこうなのか、と反面教師的である。
(読者の声1)貴誌で熱論のつづく『ルーズベルトの開戦責任』ですが、1985年8月に岡崎久彦訳でハミルトン・フィッシュの「日米・開戦の悲劇? 誰が第二次大戦を招いたのか」が刊行されています。どうも
あまり評判にはならなかったような気がします。今回は世相も違って来ています。
多少は話題にはなるのかなと、宮崎さんが言われるのなら「そうかなあ」と思います。しかし、大丈夫なのかなという気持ちはぬぐえません。この本が、本当に論壇を揺らすでしょうか。
(山小山)
(宮崎正弘のコメント)過去四半世紀ほどの間にも、ルーズベルトが暗号解読で日本の真珠湾攻撃を事前に知っていながら真珠湾の艦隊司令に知らせていなかった事実は、多くが書かれ、日本では常識化していますが、米国で議論すると、必ず『修正主義者』とレッテルを貼られます。
マッカーサーの議会証言(『日本が戦争に打って出たのは自衛のためだった』)も普遍的常識となり、近年はGHQが占領期に、日本の重要文献のことごとくを焚書としていたことも明らかになりました。
当該フィッシュ本は、ヘレン・ミアーズ『アメリカの鏡、日本』やラルフ・タンゼントの『暗黒大陸 中国の真実』を書いた外交官のように、当時、米国では迫害されたので
あり、これから歴史学的にますますスポットがあたるだろう、と思います。
(読者の声2)貴誌第4331号の東海子様の投稿、とても参考になりました。特に「スターリンはただの冷酷な現実主義者でありマルクス主義は、独裁支配の正当化に利用しただけであった。ヒトラーとの違いはヒトラーがリベラル主義の虚構性を見抜いて否定したのに対し、スターリンはその虚構性を逆用して独裁に使ったことにあると思う」
との記述です。
今まで私はスターリンを単なるレーニンなどの後継者と位置づけてみていましたが、上記文章を拝読して『アッ! そうだったのか。彼は共産主義革命を一種の“普遍性の 装い”とし
て使っただけなのか』と気付かせてくれました。
と言いますのは、私は歴史や国際政治とは経済力や軍事力を背景としたうえでのヘゲモニー戦略の“戦い”の場であり、ヘゲモニー奪取のためには常に“普遍性の装い”を凝らしたスローガンが“武器”として用意されている、と考えております。
今、私はそれを示す歴史上の事例を整理しているのですが、東海子様のご指摘で、スターリンがやってきたのは世界の社会主義化を目的とするための“努力”ではなく、それは一種のヘゲモニー戦略の一貫(手段)だったのだと言う事に気づかせて頂けました。
なお現代の所謂「グローバル化」なる標語もその普遍性の装いを凝らしたスローガンに過ぎぬことは論を待ちません。
なぜなら私が計算したところでは、世界企業トップ100社の内、アメリカ一国で37社も占めています。これが「世界中の企業が人・モノ・お金が自由闊達に国境をまたいで活躍できる「開かれたグローバル世界」の結果と言える筈がありません。
(足立生)
(読者の声3)貴誌の投書欄ではハミルトン・フィッシュの『ルーズベルトの開戦責任』で議論が盛り上がっていますが、FDRの先の大戦の開戦前後の問題行動解明に関しては、VENONA文書、ウェデマイヤー、フーヴァー、フォレスタルなどによりに謎解きがされ、此度のハミルトン・フィッシュ議員の著作がトドメでしょうか。
当邦訳に加えてバンクーバーに腰を落ち着け、時間・空間の視野を長く広くもち、膨大な資料から緻密に事実を積み上げ理論構成する渡辺惣樹さんの作品の上記問題行動解明への貢献、すなわち日本の国益への貢献は顕著だと思います。
(鵜野幸一郎)
(宮崎正弘のコメント)今度、日本に来られたら渡邊惣樹さんの講演会を企画します。それにしても、たくさん反響がありましたが、実際に読まれていないで先付け小切手のような感想も見受けられました。
(読者の声4)ベトナム視察ご苦労さまです。いつも貴重な情報ありがとうございます。1日、2日はベトナムの祝日だったのでフエやホイアンは大混雑だったときいております。また、ダナンではマラソン大会もあったそうです。
ところで「関羽信仰は広東人」との記述がありましたが、関羽信仰は塩売買をした山西商人から広まったようですが、どうして広東人と結びつくようになるのでしょうか?
(R生、ハノイ)
(宮崎正弘のコメント)広東人の挨拶は「おはよう」の替わりに「もうかりまっか?」です。
関羽廟の総本山は河南省洛陽(首塚がある)、関羽信仰は台湾にも共通です。で、ご質問ですが、なぜ暴れん坊の武将だった関羽が広東でも『金儲けの神様』になったか?
関羽は裏切らない部下をたくさん持ったから、というのが通説です。
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