国際社会にふさわしくないまま世界に出ていくチュウゴク人たち | 日本のお姉さん

国際社会にふさわしくないまま世界に出ていくチュウゴク人たち

飛行機で中国人客が「食事の音がうるさい」とブチギレて乱闘 → フォークとナイフで応戦 → 流血の惨事に
沢井メグ / 2014年4月17日
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長時間の飛行機での移動はまさに缶詰状態。だからこそ乗客同士も互いに気を使いたいものだが。先日、ささいな不満が流血の惨事となる事件が起きてしまったという。

・タイ航空で流血の惨事

乱闘騒ぎが起きたのは、2014年4月16日深夜1時半頃。タイ航空バンコク発北京行きでのことだった。機内にいた3人の中国人男性が、突然、口論を始めたのである。口論は次第にエスカレート。殴り合いになり、1人が機内食用のフォークとナイフで応戦!
流血の惨事へと発展したというのだ。

・原因は「食事の音」

目撃者によると、3人の口論から察するに喧嘩の原因は「食事の音」ではないかとのこと。どうやら騒ぎを起こした3名のうち1名が食事をとっていたところ、眠りたかった2名が食事の音がうるさいとクレームをつけたことがきっかけだったという。

男性がどんな音を立てて食事をとっていたのか、クレームを言った2名がどんな言い方をしたのかはわからないが、何も乱闘までしなくても……。

・さすがに中国でも物議

中国人による機内での乱闘騒ぎは今回が初めてではない。だが、それだけに中国版Twitter
こと「Weibo」のホットワードにあがるほど注目され、以下の声が寄せられている。

「またかよ!」
「中国人として恥ずかしい」
「また恥が国外にまで晒されてしまった」
「まさか機内で切りつけられるなんてねぇ」
「これじゃテロと変わりないじゃないか」
「こういう衝動の対価って大きいよね」
「これだから我々中国人ノービザで旅行ができないんだよ……」
「ノービザは夢のまた夢だなぁ」

・北京到着後、派出所へ

なお、乱闘が始まってすぐ、客室乗務員が駆けつけて3人を制止したため、負傷者は出たものの大事には至らなかったようだ。北京到着後、騒ぎを起こした3人及び一部の乗客らは派出所に引き渡されたとのことである。

静かにしてほしかったはずなのに、自らも騒いでしまったら元も子もない気もするのだが……。いずれにしても、生死に関わるような事態にならなかったのは不幸中の幸いだが、狭くて自由のきかない機内だからこそ、互いにマナーには気をつけたいものだ。

参照元:中国新聞網(中国語)、Sina Weibo @泰国頭条新聞
執筆:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.

▼乱闘の末、フォークとナイフにより負傷
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【大迷惑】スイス発中国行きの飛行機で中国人が流血の大喧嘩→やむなくスイスへ引き返す / 乗客200名がとばっちり
2012年9月5日

よほどの荒天でもない飛行機での移動は快適だ。そのため、つい忘れがちになるが飛行機は空飛ぶ密室である。乗務員はささいな問題も起きないように気を遣っていることだろう。そんな飛行機の中で乗客同士のトラブルが発生した。

スイス発中国行きに乗っていた中国人が血みどろの殴り合いを始めたのだ。これは緊急事態! 機長判断によりスイスに引き返すという事件が起こったのである。乗客200名は
完全にとばっちりを受けた形である。

スイス・インターナショナル・エアラインズによると現地時間9月2日、事件は乗客200名を載せたチューリッヒ発北京行きの飛行機で起きた。

飛行機はチューリッヒを出発後、6時間ほど飛行。ちょうどロシアのモスクワ上空を航行中に、なんとエコノミークラスに乗っていた27才と57才の中国人男性2名がケンカを始めたのである。2人のケンカはどんどんエスカレート。血みどろの殴り合いにまで発展したそうだ。

これはある意味緊急事態である。機長は近くの空港に緊急着陸することも検討した。しかし、最も近い空港はモスクワ空港。当然、乗客は誰一人ロシアビザを持っていない。「これはややこしい問題になるかもしれない」政治的問題に発展することを懸念した機長の判断で、飛行機はチューリッヒまで引き返すことになった。

乗客200名は往復12時間のフライトのあと1夜をスイスで過ごすことに。彼らにとっては完全にとばっちりだ。なお、ホテルや代替便はスイス航空が手配したという。

それにしてもはた迷惑な話である。なお、殴り合いのケンカをした男性2人は現地警察に逮捕されている。2人からはアルコールが検出されたというが……いくら酒が入っていたとはいえ、いい年をした大人がこんな騒ぎを起こすとは何とも情けない話である。

参照元:Sina video、Travel.aol(英語)

▼こちらが乗客が撮影した機内の様子だ
▼ケンカをした当人らはケガをしたようだ、乗務員が1人の額をぬぐっている
▼事情を聞いている様子、スイスに引き返した後、2人は逮捕されたhttp://rocketnews24.com/2012/09/05/245817/

//rocketnews24.com/2014/04/17/433439/
【中国】オランダ航空でワガママ中国人客が騒いで離陸できず → 置き去りにして離陸強行!
沢井メグ / 2013年2月15日

長距離移動にはかかせない飛行機。安全のために搭乗時には「火器は持ち込まない」「電子機器の電源をオフ」などのルールが設けられている。これらを守ってはじめて快適な空の旅を楽しめるのだ。

だが、先日、中国でオランダ航空に搭乗していた6名の乗客がこれらルールを断固拒否、大声で客室乗務員を罵倒するなど騒ぎを起こしていたという。この影響で離陸が遅れるという事態に陥っていたそうだ。

2月13日、中国北京の首都国際空港。アムステルダム行きのオランダ航空KL898便が、搭乗時間に遅れた6名のファーストクラスの中国人客を待っていた。6名は少し遅れたものの無事搭乗。離陸を待つばかりとなったそのとき、事件は起こった、ファーストクラスシートからわめき声が聞こえてきたのだ。

なんと遅れてきた6名の中国人客が乗務員の指示を聞かずに騒いでいたのである。彼らはシートベルトの着用を断固拒否、携帯電話も切らず、挙句の果てに客室乗務員を口汚い言葉で罵ったという。客室乗務員の写真を撮りネットにさらすと迫った者さえいたそうだ。

機内2階部分のファーストクラスで起こったものだが、その騒ぎは1階部分にまで聞こえてくるほどのものだったそうだ。この状況に機長は離陸不可と判断。「ファーストクラスで乗務員とお客様間でトラブルが発生したため、機長が離陸を拒否」という機内アナウンスが流れたという。

このニュースに中国ネットユーザーからも、「恥ずかしい」や「中国人は一体いつになったらルールを守れるようになるんだ」、「ちゃんとマナーが守れる人が頑張らないと中国人のイメージは悪くなる一方だ」と批判的な声が多数出ている。

なお、KL898便は即刻、空港警備員に通報。6名は警備員により機体から下ろされた。飛行機は6名を残しオランダへと飛び立ったそうだ。

この騒動については警察も把握しているという。警察によると

「確かにこのようなことはありましたが、暴力行為などはなかったと聞いています。言葉の壁がありコミュニケーションがうまくいかなかったため発生したトラブルだったようです。6名は航空会社が手配した別のフライトで旅行を続けたそうですよ」

とのことである。

(文=沢井メグ)参照元:Shina Weibo財経網、加拿大家園(中国語)
http://rocketnews24.com/2013/02/15/293749/


【中国】団体客30名全員が機内食の食器を無断で持ち帰り → 乗務員が注意 → まさかの逆ギレ「バカにするな!」
沢井メグ / 2013年8月29日

急激な経済成長を遂げた中国。懐に余裕がある人が増えるにつれ外国へ旅行に行く中国人も増加中だ。だが、そこで中国国内外からも問題視されているのは旅先でのマナーである。

以前、飛行機に乗っていた中国人団体客全員が機内食で出された食器を無断で持ち帰ろうとしたそうだ。客室乗務員が注意したところ、まさかの逆ギレ。機内でトラブルを起こしていたというのである。

・ベテラン添乗員もビックリの中国人ツアー客
この驚きの団体客をガイドしていたのは、添乗員の湯敏軍(とう・びんぐん)さんだ。彼はベテラン添乗員。様々な客を見てきたというが、シンガポール航空での騒ぎは忘れられないという。

・ツアー客全員が機内食の食器を持ち帰ろうとする
中国人団体客30名は、タイ・シンガポール・マレーシアの周遊旅行中。シンガポール航空に乗っていた。そして機内での食事が終わった後、事件が起こったのだ。なんと団体客全員がステンレス製のナイフとフォークをポケットにしまいこんだのだ。

食器の回収に来たキャビンアテンダント(CA)はびっくり。中国人ツアー客全員の机にナイフとフォークがない! もちろん、CA はナイフとフォークを返却するよう要請した。

・CA が注意→ツアー客は逆ギレ「バカにするな!」
すると、客の一人が「飛行機に乗る前に家族が機内で出されたナイフとフォークは持って帰ったって言っていた」と反論。「このフライトのナイフとフォークは使い捨てではありません。だからお持ち帰りいただけないのです」と説明したところ、なんと客は逆ギレ!!

「家族が乗ったのもシンガポール航空だ! 全部持って帰って良かった!! 田舎者扱いするな! 飛行機に乗ったことがないと思ってバカにするな!!」と言い出したのだ。

・CA の堪忍袋の緒がキレる
CA は堪忍袋の緒がキレそうになったが、そこは耐えてもう一度説明をしたそうだ。だが客はガン無視。CA もついに怒りを感じて、ツアーの添乗員の湯さんのところに来てこう
言ったそうだ。

「もし一人や二人が持ち帰るとかならまだいいです。でもこんなツアー客全員30名以上がナイフとフォークを持ち帰るなんて、後の便のサービスにも支障をきたします! これは機内物品の占有です、許せません
!!」

・断固として返却しないツアー客たち
CA の要請を受け、湯さんはツアー客にナイフとフォークを返却するように求めたという。しかし客らは「みんなやってるから」という態度で、この要求も無視した。湯さんがどうなだめてもナイフとフォークを返そうとしない。

・「中国人の顔をつぶすな!」と怒り→ナイフとフォークを返却
ついに湯さんはどうしようもなくなって「もう中国人の顔をつぶすような真似はやめてください!!」と叫んだそうだ。客はお金を払った立場、湯さんはお金をもらってサービスを提供する立場だ。ガイドにこんな風に言われるとは……ツアー客らも応戦するかと思いきや、湯さんの「顔をつぶすな」発言に渋々ナイフとフォークを返却したそうだ。

・中国人はメンツが大事?
よく中国人はメンツを大切にするというが、やはりここでも「メンツをつぶしている」ということがナイフとフォーク放棄の決定打になったようだ。知らなかったのは仕方がない。だが、CA に注意された時点で気づい
て返していれば……笑い話で済んだのかもしれない。

参照元:新浪新聞(中国語)
執筆:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.(撮影場所:トルコ航空)

▼機内食で提供されたら「持ち帰ってもいい」と言われるものもあるが、CAに「ダメ」と言われたらそれに従おう
海外
(ツアー • 飛行機 • 団体旅行 • 中国)
http://rocketnews24.com/2013/08/29/362983/

中国人が飛行機から救命胴衣を無断で持ち帰り → X線検査でバレる → 窃盗罪で略式判決請求 / 中国人「お土産だ」「海水浴に使おうと思った」
沢井メグ / 2014年2月24日

旅先で切符の半券や配布されているパンフレットや地図を記念品として持ち帰る人も多いのではないだろうか。中国人観光客がとんでもないものを持って帰ってしまったと話題になっている。

それは、飛行機につんである「救命胴衣」。緊急時の大切な備品をなぜ!? その理由は、なんと「海水浴に使おうと思った」というのである。

・台湾観光の中国人が飛行機から救命胴衣を持ち帰り

事件が起こったのは2013年11月20日のことだ。台湾に観光に来ていた2名の中国人客が、台南から金門島行きの飛行機に乗ろうとしていた。荷物のX線検査の際、2人のスーツケースの中に輸送禁止品が入っているのがわかったという。

空港職員に対し、2人は「禁止品なんて入っていない! 中身はお土産だ」と話していたが、開けてビックリ!! なんと中から “ユニー航空” と書かれた救命胴衣が出てきたのであ
る。

・海水浴で使うつもりだった

ユニー航空(立栄航空)は、台湾に実在する航空会社である。実は2人は11月15日に金門島から台北に来た際にユニー航空を利用。客室乗務員が救命胴衣の説明をしている際に、「これは海水浴に使える」と、ササっと座席下から取り出し、持ち込んでいたリュックサックに詰め込んでいたのである。

・空港職員が指摘 → 「返せばいいんでしょ!」

救命胴衣を無断で持ち出したことを指摘されると、2人は、「そんな騒がなくなっていいだろ!? 大した話じゃないじゃないか! お土産にしようと思っただけ、持ち帰り不可な
ら返せばいいんでしょ!」と、言ったそうだ。

・窃盗罪で略式判決請求

だが、盗んだものを返せば済むという話ではない。これは立派な窃盗罪だ。それを告げられると、2人は口をあんぐり、無言になってしまったという。最初は強気にも見える発言を繰り返していたが、ここにきて事の重大さに初めて気づいたよう。結局、2人は窃盗罪で略式判決請求をされることとなった。

・中国旅行局「救命胴衣を持ち帰ってはいけません」

このように中国旅行客による機内備品の持ち出しやマナーの問題は度々指摘されており、2013年には中国国家旅行局が旅行中のマナーに関する64ページにもわたるガイドブック『文明旅游出行指南』を発表している。

ガイドブックには「そこらじゅうで痰をはかない」、「行列に割り込まない」、「ホテルの備品を破壊しない」などと共に、「飛行機の救命胴衣を持ち帰ってはいけません。あなたが持っていくということは、緊急時に、その座席の人の救命胴衣がないということです」と、丁寧に説明されている。ガイドブックの発表自体は大きな話題となったが、事件当時、“マナー” はまだ浸透しきってい
なかったのかもしれない。

参照元:自由時報(中国語)、文明旅游出行指南(PDFファイル)
執筆:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.

中国が発表した『中国人のための海外旅行のお約束』が話題に! 「ホテルの部屋を破壊しない」「服はちゃんと着る」など
沢井メグ / 2013年6月1日


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先日、中国人少年がエジプトの歴史ある神殿にラクガキをするという事件が起きた。

世界中からラクガキをした少年個人だけでなく国民全体のマナーに批判が殺到した。そんななか、中国の国の機関である『国家旅行局』が中国人のマナー向上のための「海外旅行のお約束」を発表したのだが、その内容がスゴイと話題になっている。

【中国人のための海外旅行ガイド】
・ 外国旅行先ではマナーを重視し、尊厳を守りましょう
・ 衛生に気をつけ、環境を守ろう。服をちゃんと着て、喧嘩をしないように
・ 高齢者や子どもを大切にし、喜んで他人を助けましょう。レディファースト、礼儀を重んじましょう。
・ 何事も時間厳守。並ぶときは順序を守って黄色の線の内側に
・ ホテルでもマナーよく、備品を破壊してはいけません。食事は静かに、食べられる分だけ注文を
・ 遊びは心身にとって有意義で健康的なものを! 賭博や風俗はキッパリ断わりましょう。
・観光地の参観はルールを守って! 現地の習慣やタブーを決して犯さないように
・わからないことは大使館・領事館に尋ねましょう。それではマナーある良い旅を!

以上である。

・「お約束」に寄せられた中国のネットユーザーの声
「これはやりすぎだろう~」
「恥ずかしい……」
「こんなバカなことをするのは子どもだけでしょ」
「いや子どものうちから教育しないと取り返しがつかないぞ」
「“トイレ以外で排泄をしない”がないね」
「外国で非常識なことをするのは金はあっても心が貧しい奴だ」
「一体どれくらいの人がこのガイドを見ているんだろう」
「外国に行くと1人の悪い行動が、国全体の悪評価につながるからなぁ。人の振り見て我が振り直せだよ」

などとコメントしている。

・中国国内版の旅行ガイドもある
なお、このガイドは中国国内旅行版も作られている。そちらには、上記の項目に加えて「道端で痰を吐かない」、「文化財にラクガキをしない」、「人に向かってクシャミをしない」、「外国人にツーショット写真を強要しない」などが追記されている。

痰を吐いたり、他人に向かってクシャミをしたり、写真を強要したりしてはいけないのは、外国も同じな気はするが……。

・個人の行動が国のイメージに影響するのは全ての国にいえること
とにかく、旅行先での素行が国のイメージを左右するというのは中国人に限ったことではない。たとえ悪気がなくてもだ。私たちも今一度、自分のマナーや現地でのマナーなどを確認し、楽しい海外旅行をしたいものである。

参照元:Travelweekly china(中国語)
執筆:沢井メグ
photo:Rocketnews24.
http://rocketnews24.com/2013/06/01/335216/

中国人がエジプトの遺跡にラクガキ → ネットユーザーが人肉調査でマッハで特定 /
専門家「海外でのマナーの悪さは国のイメージを損なう」
沢井メグ / 2013年5月28日


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中国人観光客のマナー問題は、中国国内外でも度々取りざたされるが、ある中国人が旅行先のエジプトでしてしまったとんでもない行為がネット上で批判を浴びている。

・エジプトの歴史ある神殿で中国人のラクガキが見つかる
2013年5月24日、中国のネットユーザーが「エジプト旅行で一番悲しかったこと」というタイトルをつけて、ある遺跡の写真を公開した。撮影されたのは3000年もの歴史があるルクソール神殿。その神殿の壁に彫られたレリーフに「○○到此一遊」という中国語のラクガキが見つかったのだ。日本語で言うと「○○参上!」と言ったところ。これは言い逃れはできない。

・「到此一遊」は定番のラクガキ
「名前+到此一遊(ここに遊ぶ)」は『西遊記』が由来とされ、中国の観光地には必ずと言っていほど書かれているお決まりの言葉である。写真を公開したネットユーザーもすぐ中国人が書いたものだと気づいたという。同じ中国人として恥ずかしくなり何とか消せないかとティッシュでこすったりしたが、全くとれなかったそうだ。

・ネットユーザーが人肉調査 → マッハで特定
ラクガキ写真がネット上で紹介されると、「恥ずかしい!」、「国の恥だ」と一気に拡散。一部のユーザーはマンパワーで調査する「人肉調査」を開始し、写真が公開されてたった数時間で “犯人” を特定したそうだ。
犯人は南京市に住む15歳の男子中学生。生年月日、通っている中学校やクラス、卒業した小学校などあらゆる個人情報がさらされた。

・両親が泣いて謝罪
事態を受け両親は現地メディアを通して謝罪。「教育の仕方が悪かった」、「小さい頃からこのような行動をよくする子でしたが、私たちは注意をしませんでした。私たちが悪いのです。エジプトでも子どもをしっかり見ておけば……」と泣きながら話したという。

・専門家「旅行者のマナーの悪さはその国のイメージを損なう」
専門家は「一部のマナーの悪い中国人旅行者の行動はメディアに取り上げられ、中国人のイメージを損ないます」と話している。

観光客のマナーの悪さは中国国内でも頭を悩ませている問題であるそう。今年の10月より施行予定の『中華人民共和国旅行法』では旅行者にマナーの徹底を要求し、公共の場で騒ぐ、観光地にラクガキをする、どこでも痰(たん)を吐くなど迷惑行為は禁止規定が設けられるそうだ。

参照元:IT之家(中国語)
執筆:沢井メグ


▼確かにレリーフに漢字が刻まれている

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カテゴリー 海外
(マナー • 旅行 • 中国)
http://rocketnews24.com/2013/05/28/333545/

中国人にはもうウンザリ!? フランスのホテルが「中国人はお断り」方針を発表
沢井メグ / 2012年10月5日


9月30日より中国では秋の連休に入った。最長で11日間という休みに外国へ旅行に出かける市民も多い。尖閣問題の影響があるとは言え、ここ数日は日本でも中国からのツアー客をよく目にするのではないだろうか。世界中に中国からの旅行客があふれている。

だが、人気の旅行先のひとつであるフランス・パリから中国人にとってショックなニュースが飛び込んだという。パリで開業予定のホテルで「中国人はお断り」の方針が打ち出されたのだ。

この驚きの発表をしたのはパリっ子も人気のハイファッションブランド『Zadig &
Voltaire(ザディグ エ ヴォルテール)』だ。同ブランドは2014年にパリにオープン予定している。しかし、誰でも泊まれるわけではないらしい。なんと中国人客の利用を禁止するというのである。

その理由を、同ブランドの創始者であるティエリ・ギリエ氏は「新しいホテルには部屋が40室の予定ですが、誰でも利用可というわけではありません。我々は中国人客は受け入れません。なぜならパリの要求は高く、人々はみな自分の空間と静かな環境を必要としているからです」と話している。

暗に「中国人はうるさくてウンザリ。ホント勘弁」と言い放った形である。中国メディアはこの発表を受け、同ブランドをはじめパリは中国人旅行者のフランス経済への影響力をみくびっていると批判した。

この一報に中国ネットユーザーからは

「人権侵害だ」
「Zadig & Voltaireなんて聞いたことねーよ!」
「それならこっちだってフランス人はお断りだ」
「こんなホテルは遅かれ早かれつぶれる」

と怒りの声が見られる。

しかし、意外なことに

「何も言えない……」
「確かに中国人はうるさいと思う」
「悔しいけど、まずは我々のマナー向上が先」
「確かにお金にモノを言わせる人もいるよね」
「こんなことを言われてしまって恥ずかしい!」

と、自らを振り返る反応も多い。

確かに中国人旅行者の購買力は目を見張るものがある。日本もその恩恵を受けている部分もあるが、そのマナーや“常識” の違いからトラブルになることも少なくない。

今回の「中国人利用禁止」は世界中の注目を集め賛否両論だ。だが、「フランス経済に影響を与えているのに!」という中国メディアの意見は一種の驕りに見えるのは気のせいだろうか。海外旅行の楽しみのひとつは現地の空気に触れることだ。現地の人と旅行者をつなぐのが「金」だけというのは寂しすぎる。

海外旅行の原則は「郷に入れば郷に従え」である。互いを尊重し気持ちよく過ごしたいものだ。

(文=澤井恵)
参照元:21世紀網(中国語)、Daily Mail(英語)

カテゴリー 海外
(フランス • 旅行者 • 中国)
http://rocketnews24.com/2012/10/05/254457/
ttp://rocketnews24.com/2014/02/24/416378/