◎米政治家、世界初の慰安婦歴史教育法案を再推進 | 日本のお姉さん

◎米政治家、世界初の慰安婦歴史教育法案を再推進

黄文雄の歴史から読み解くアジアの未来
2014年7月16日号(第26号)
なぜ韓国人は大騒ぎしたあとに自滅するのか?
歴史も過去も、すべてを自ら捨てた韓国の悲哀を
歴史や地政学から読み解いた韓国論の決定版!
黄文雄の最新刊『悲韓論』の発売予約開始!
Amazonへのリンク
http://www.amazon.co.jp/dp/4198638330
☆【韓国】アイデンティティ・クライシスを起こす韓国人
◎米政治家、世界初の慰安婦歴史教育法案を再推進
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/07/14/2014071400610.html
ニューヨーク州では、同州の公立学校の子どもたちに、日本によって「強制連行」された慰安婦についての歴史教育を行おうという「慰安婦教育法案」が提出され、上院では可決されましたが、下院では時間的な問題で廃案になりました。
この法案を提出したのが、ニューヨーク州を代表する親韓派の政治家トニー・アベラ上院議員ですが、再度、「慰安婦教育法案」の成立にむけて努力するそうです。
それにしても、先日、米軍相手の元従軍慰安婦122人が韓国を提訴しましたが、それについてアメリカ側からは、何も聞こえてきません。情報自体が伝わっていないのか、知らないふりをしているのか。
いずれにしても、アメリカにとってほとんど関係のない、しかもありもしない日本の従軍慰安婦問題を教えたところで、あまり関心を呼ぶとは思えません。むしろ、米軍の従軍慰安婦問題が逆にクローズアップされてしまうのではないでしょうか。
朴槿恵大統領の父母を射殺したテロリストは、韓国の野党からのみならず、北朝鮮からも反独裁の英雄とされています。いずれ青瓦台にこのテロリストの銅像が立てられることは避けられないのではないでしょうか。
米軍の従軍慰安婦のブロンズ聖女像を、青瓦台が無理としても、アメリカ大使館前に作れば、朴槿恵はさらに習近平から褒めてもらえることでしょう。
それはともかく、アメリカの政治家が韓国の後押しをする背景には、アメリカにいる韓国人のロビー活動が大きく影響しています。
朝鮮戦争後、韓国からは数多くの戦争孤児が海を渡りました。また、年間で万を超える児童がアメリカに売られました。
さらに、ベトナム戦争に韓国軍が参戦したこともあり、ベトナム戦争後にはさらに韓国人の米国への移住の要件が緩和され、多くの韓国人が海を渡ったのです。
しかも、中国の裸官(妻子と不正蓄財を海外へ逃がし、自分だけ自国に残って汚職に精を出す官僚)に類似する現象も、韓国で深刻な政治経済問題となっています。彼らは現在、「官僚マフィア」と呼ばれて、朴槿恵政権もこの根絶を行うと宣言しています。
こうしてアメリカでは、在米韓国人の数が急増し、現在では韓国系アメリカ人は170万人にもふくれあがっています。しかも、年間約2万人近くが移民しています。
アメリカでは、外国人売春婦の25%近くが韓国人と言われており、国別ではダントツの数を誇っています。
このように「数の論理」によってアメリカで一定の影響力を行使するようになったことで、「従軍慰安婦像の設置」「東海表記」などを各地でゴリ押しするロビー活動が活発化したわけです。
現在アメリカでは、現地の日本人子弟らが、韓国系子弟から壮絶ないじめを受けているという報告もあります。
「食べ物につばを入れられた」「独島は韓国のものだといきなり怒鳴られた」といった被害が続出しているそうです。これは由々しき問題です。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140215/amr14021507010000-n1.htm
ただし、そのような彼らでも、本当に祖国に対して愛情があるかといえば、やや疑問な点もあります。韓国では2012年から在外韓国人に対しても兵役の義務を課すようになりましたが、それを忌避して、韓国籍を放棄する者がアメリカで急増しているといいます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140713-00000011-scn-kr
かつて、1992年のロス暴動の際には、多くの韓国人商店が襲われましたが、それは日頃から在米韓国人が黒人たちを差別的に扱ってきたことが原因だと言われています。
これからわかるように、韓国人はこれまでアメリカでは嫌悪の対象として語られることも多かったわけですが、それを打ち消すために日本を貶め、「被害者」としての自分たちのアイデンティティを確立させようとしているのかもしれません。
しかし、彼らのアイデンティティ崩壊につながりかねない話が浮上しています。神奈川大学名誉教授の北岡正敏らが、ベトナム戦争での韓国軍の蛮行を調査し、アメリカで告発するといいます。
韓国としては否定できない事実ですが、朴槿恵大統領は、ベトナムに対する謝罪には批判的です。かつては「元兵士らの名誉を傷つける」「朝鮮戦争について金正日総書記に謝罪するのと同じ」とまで語っていました。
相変わらず韓国の荒唐無稽な韓国批判は続いていますが、誰が見ても、韓国人の反日は正気の沙汰ではありません。朴槿恵大統領の抱える負の遺産などのジレンマ、苦しい立場からうまれた執念という面もあるでしょう。ニーチェのいうルサンチマンからも、トラウマからも説明できるでしょう。
私はよく中国の反日は打算的、韓国の反日は病的だと解説します。日本人は韓国の反日の過激さと発作的ビヘイビアに気圧されてしまいがちですが、ようやく日本からも、海外へ向けて冷静に反撃する動きが出てきたという点は、喜ばしいことでもあります。
────────────────
◎有料メルマガのお知らせ
1カ月購読料金600円+税 毎週火曜日発行
お申し込みは、以下から。
☆発行責任者:黄文雄・株式会社サマーシード

◎黄文雄の歴史から読み解くアジアの未来
のバックナンバーはこちら
⇒ http://archive.mag2.com/0001620602/index.html