ストーカーには依存症や精神病、人格障害や発達障害など、さまざまな病態が存在します。 | 日本のお姉さん

ストーカーには依存症や精神病、人格障害や発達障害など、さまざまな病態が存在します。

不倫する人もストーカーも自分が悪いとはこれっぽっちも思ってやしない。
しかし、彼らは自分には不倫する、または、ストーカーで相手を傷つけるだけの立派な理由があると信じこんでいる。

不倫する人は、ずっと不倫すると聞く。
他人と交わした結婚という約束を破ってでも自分のわがままを追求することに性的な喜びを感じる癖があるんだろう。

ストーカーになる人も、特定の人物に執着して支配しようとする「癖みたいなもの」があるのだろう。特定の人物の心を支配できなかったら、罰として命を奪うのが当たり前だと感じている犯罪者だから、殺す。
元々犯罪者気質だから、ストーカーになるのだと思う。

自分が犯罪者気質だと知っている人は、自分をいろんな欲望から守らねば簡単に犯罪者になってしまう。自分を欲望から守れなかった人が犯罪者なんだからね。親は子供を犯罪者にならない人間に育てないといけません。

ストーカーには依存症や精神病、人格障害や発達障害など、さまざまな病態が存在します。
親が一所懸命躾けてもそれでも犯罪者になる人は、元々心や脳に欠陥があった人なのではないか。それでも、善悪の判断がつく人なら、行った悪の償いはしてもらわねばならない。

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「既読スルー」にこだわるのはストーカー予備軍? 「ストーカー」は何を考えているか(1)
「ストーカー」は何を考えているか
小早川明子
購入 30代の筆者にとって、電子メールの「開封確認」機能を使うことはマナー違反である、と考えていました。この機能を使うことは、相手の行動を監視しているようで、相当に重要なメールでもない限り使用することははばかられました。しかしスマホの時代が到来し、携帯メールに代わる勢いの無料メッセージアプリ「LINE(ライン)」の登場で様相は変わってきたようです。
自分の送ったメッセージが相手に読まれたかどうかを通知する機能(既読通知)が規定の機能としてついており、人々はそこに窮屈さよりも安心感を見出しているようです。
しかし既読状態になったメッセージになんの返信も行われない、いわゆる「既読スルー」の状態にストレスを感じる人も多く、今度は「既読スルーはマナー違反だ」などとも言われるようになりました。
筆者などはこの機能はいかにも日本的な同調圧力を生活の隅々にまで持ち込む面倒な機能に思えて仕方ありません。
賛否はあると思いますが、既読にすることなくメッセージを読むアプリなども流行っていることから、この機能に心理的負担を感じている人は多数いると思われます。
■返信にこだわるストーカー気質
同調圧力程度ならまだしも、LINEの既読表示からの返信強要は、交際相手の行動の監視に使われ、精神的な拘束を生み出しているのではないかとも考えられます。
ストーカーやDV相談に応じるNPO法人ヒューマニティ(東京都)の小早川明子理事長は500人以上のストーカー加害者と向き合ってきた経験から「LINEの既読・返信の有無にとらわれるようになったら病的だ、という自覚が必要」と語ります。
近著『「ストーカー」は何を考えているか』(新潮新書)のなかで小早川さんは、メールの返信を強要し相手の生活の隅々まで監視しようとする女性ストーカーの事例をあげこう述べています。
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メールは一日一〇回まで、とルールを決めました。彼女は一日に五〇通ものメールを出して「返事が遅い」と言っては浮気を疑っていたのです。まずそれを禁止しました。
特に問題のないカップルでも、メールは自制する必要があります。すぐに返事が来ないと怒ったり、不安になったりする人が少なくないし、用もないのに一日五回以上もメールをよこすような人とは付き合わないほうがいい、と個人的には思います。
また、メールを出した相手から三日待っても返事がなければ、好かれていないと理解すべきです。それは拒否のサインで、返事が来ないと怒るのは無意味で結果は出ているからです。
それでもなお諦めず何度もメールしてしまったら、ストーキングの傾向がある。「五回ルール」と「三日ルール」は、私がカウンセリングに来る人に提案していることの一つです。
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この事例ではメールですが、LINEのメッセージでも同じこと。
いつでも相手と繋がれることはとても便利ですが、相手が交際相手でもプライバシーや自由を尊重し節度を守った利用に留意しましょう。
http://www.gruri.jp/topics/14/07041130/
ストーカーの言い分「法を犯してでも復讐する権利がある」 ストーカーは何を考えているか(2)
Book Cafe 矢来町ぐるり 7月6日(日)21時50分配信
『「ストーカー」は何を考えているか』小早川明子/著
ストーカーによる陰惨で凶悪な事件がとまりません。先月だけでも東京都日野市では24歳の女性が、神奈川県横須賀市でも22歳の女性が殺害されてしまいました。どちらも元交際相手の男による凶行でした。男女問題の果てに殺人にまで至ってしまう彼らの心の闇とはいかなるものなのでしょう。
年間2万件超のストーカー被害 どう対応すべきか 「ストーカー」は何を考えているか(3)
NHKスペシャル「ストーカー 殺意の深層~悲劇を防ぐために~」でも取り上げられ話題となった、ストーカー事案に対応するNPO法人ヒューマニティ(東京都)の小早川明子理事長は、彼らの心理について「加害者は確固たる心理的動機があり、正当性を信じ込んでいる」と語ります。
小早川さんは1500件を超えるストーカー事案と関わり、500人以上のストーキング加害者と向き合うなかでみえてきた特徴について、近著『「ストーカー」は何を考えているか』(新潮新書)でこう解説しています。
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加害者にはそれぞれストーキングをする言い分、動機があります。
些細なことであっても、長年考え、こだわり続けてしまうような何か、頭にこびりついて意識せざるを得なくなっている動機というものが、例外なくあるものです。
それらは「なぜ彼は私から離れたのか?」や「あの時、俺は騙されていたのではないか?」といった「疑問」や「疑念」、「相手は私に謝罪すべきである」といった「要求」が多いのですが、全て交際中の事象に対する解釈にもとづいています。
例えば、自分以外の男性との関係を疑わせるメール、約束したことが守られないままであること、常に馬鹿にしているような態度に見えたこと、金銭上の不満など。
一見、取るに足りないことのようでも、あるいはとんでもない要求であっても、そこにこそストーカー問題を解決する「鍵」があると私は考えています。
多くの場合、加害者のこだわりは放置され続けてきました。
事件が起きたら、加害者のそうした動機と心理を、「過去問」を解くように検証する必要があります。
加害者は屈辱感から被害者意識を固め、ついには「法を犯してでも相手に復讐する権利がある」という認識に至っている。
そうなれば事態は一気に危機的になります。
殺人事件の加害者の多くには、そうした妄想的な自意識があるのです。
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もちろん小早川さんは被害者に落ち度があると言っているわけではありません。
加害者は自分がストーカーであることに気づいていない場合が多く、自分を正当な位置に置きたがります。
まるで教師のような態度で「誠意」「信頼」「道徳」「人として」といった言葉を多用して被害者を批判し、「生きていてほしくない」「会社をやめろ」「信頼関係を取り戻せ」「心の傷を治せ」などと、度を越して不可能な自己犠牲を迫ってきます。
カウンセリングによって加害者は、自分の真の問題は相手ではなく「相手から離れられない自分」にあると気づくことで、ストーキング行為を止め、新しい人生に一歩踏み出してゆけるのです。
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140706-00010000-shincho-soci&pos=5
ストーカーによる凶悪な犯罪が連日報道されています。しかし殺人事件ともなればテレビや新聞などで大きく取り上げられますが、傷害や脅迫などではあまり大きく取り上げられることはありません。
2013年に全国の警察が確認できたストーカー事案は2万1089件。うち刑法やストーカー規制法で検挙されたのは1574件。殺人(未遂含む)は15件にすぎず、ほとんどのストーカーは殺人までは起こしません。報道で騒がれるのは殺人事件だけなので、それを見た人はストーキングと殺人の距離を近いものと考えます。その結果自分はストーキングとは無縁で、ストーカーは異常者だと考えます。
加害者の多くが警察に警告されて初めて自分がストーカーであると気づきます。
ストーカーの多くが自分の行動が正当なものだと考えているため、反省はせず「犯罪者扱いされた」「なんで私がストーカーなんだ」と逆に被害者への恨みを募らせてしまう事例も多くあります。
NHKスペシャル「ストーカー 殺意の深層~悲劇を防ぐために~」でも取り上げられ話題となった、全国からストーカー被害の相談を受けているNPO法人ヒューマニティ(東京都)の小早川明子理事長は、近著『「ストーカー」は何を考えているか』(新潮新書)のなかで、被害者も自分では被害にあっていると気づいていない場合がある、と解説しています。
元交際相手からのストーキングの場合、多くの被害者が交際中から日常的に精神的・肉体的暴力を受けています。
長くそのような環境に置かれると、自分が被害者であるという自覚も持てなくなります。
同法人に勇気を出して相談にくる被害者も当初は「自分も悪い……」という人が多く、カウンセリングは自分には自分を守る権利があるという当たり前の意識をもたせることからスタートする、といいます。
■ストーカーの心理レベルから判断する
それでは交際相手や元交際相手からストーキングを受けた場合、どのような対応をとればよいのでしょう。小早川理事長は同書のなかで、加害者の心理レベルを判断し、対応を図る必要があると解説しています。
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加害者の内面の危険度を見る時、私は、【1】リスク(risk=可能性)→【2】デインジャー(danger=危険性)→【3】ポイズン(poison=有毒性)という三つの段階を設定しています(上記の図を参照)。
【1】の段階では被害者の対応次第でよい方向に向かいますが、【2】の段階では危険性が雪だるま式にふくれあがり、警察の警告、カウンセラーや弁護士が間にはいるなど第三者による介入が必要です。
そして【3】は、加害者の存在自体が毒、加害者はストーキング病と見てよく、最悪、殺人事件も起きかねないもっとも危険な段階です。
一刻も早く自分が逃げるか、相手を排除するか、少なくとも加害者の行動を見張らなくてはなりません。
何も対策を講じなければ、危険度は【1】→【2】→【3】と進むだけで、いくら神頼みをしても逆方向には行かないのです。
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■どう対応すべきか?
【1】リスクの段階:「やり直したい」と言われた場合。
対応:貸し借りは清算した上で、はっきり「別れたい」と言う。二人きりにならない場所で話をする。別れ話をLINEなどで他人には知らせない。
【2】デインジャーの段階:「責任を取れ」「誠意を見せろ」「消えてほしい」「死んでやる」など切迫してきた場合。待ち伏せや名誉棄損などもこの段階。
対応:個人で対応するのはもう無理。カウンセラーや弁護士、警察に相談する。身近で大切な人に報告。警察や弁護士に介入してもらうためにこれまでの記録の用意をする。
【3】ポイズンの段階:「呪ってやる」「殺してやる」「火をつける」「人生を破壊する」など脅迫になってきた場合。住居侵入、職場への嫌がらせ、追いかけ、復讐行為の依頼など。
対応:警察力による対応が必要。証拠を採集して直ちに被害届を出す。ストーカー規制法や脅迫罪で告訴し、逮捕してもらう。
デインジャーの段階に進んだ場合、身近な人に相談し解決を図るのは得策とは言えません。
ストーカーはほとんどの人にとって初めての経験で、介入した人の生活や人生にも影響を及ぼします。
心配性の人や血気盛んな人、新しい恋人などに対応を依頼するのは絶対にやめましょう。
ストーカーには依存症や精神病、人格障害や発達障害など、さまざまな病態が存在します。
攻撃性の高い加害者は物理的な騒ぎも起こします。
困った事態に陥ってしまったら躊躇せずにプロ(カウンセラーや警察や弁護士)に相談しましょう。
ぐるり編集部
http://www.gruri.jp/topics/14/07071130/