セルジオ越後氏 | 日本のお姉さん

セルジオ越後氏

わたしがセルジオ越後氏をTVで観た時は、この人、怒ってましたよ。
サッカー業界の上の者が悪いって。
監督や選手を入れ替えても、上の者が入れ替わらないと強くなれるわけがない。同じことをするだけだ。と言っていましたよ。
他の国では、サッカーが弱くて負けたら上から下まで入れ替えるって。
そして、ザッケローニ監督は、選手を海外に送ることばかり考えて、海外組を使うことしか考えてなかった。実は海外組はみんな調子が悪いし、試合にも出してもらえていなくて練習ができていない。Jリーグの選手は実戦ができていているのに、そっちから使うことを考えなかった。海外組を呼んでも練習ができていないから連携がなっていない。時間が足りないんですよ。
などなど、記憶に間違いがなければ、そんな風なことを言っていましたよ。日本はサッカーが弱いと自覚することから始まりますと言っていた。

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ブラジルW杯敗退にセルジオ越後氏「この敗戦はチャンス。日本代表とは何かを今一度考えよ」
サムライサッカーキング6月12日 発売号
ブラジル・ワールドカップのグループリーグ第3節が24日に行われ、日本代表とコロンビア代表が対戦。
コロンビアが4-1で勝利し、3連勝でグループリーグ首位通過を決めた。
敗れた日本は1分2敗のグループ最下位で2大会ぶりにグループリーグで姿を消すこととなった。
チームはもちろん、多くの人にとって思い描いていた結果ではなかったであろうが、一方で日本代表の現在地、現実を知らされる結果と内容でもあった。
サッカーキングの取材に対し、解説者のセルジオ越後氏は次のように語った。
「自分たちがいかに井の中の蛙であったのか、みんなが気が付いたのではないかな。この4年間の歩みを改めて考えれば、1分け2敗という結果はなるべくしてなった、という印象だ。井の中の蛙状態になってしまったのは、選手だけの責任ではない。いまや日本代表は純然たるサッカーの代表チームではなく、興行的、ビジネス的な役割を大きく担わされている。
選手は必要以上に持ち上げられ、弱い相手に対する親善試合で虚構の代表チーム像が作られていく。
コンサート会場のような代表戦の雰囲気は、本当にサッカーを後押しするものだったかね」
「協会、メディア、スポンサー、ファン。
それぞれが、日本代表というものを、もう一度見直すべき時がきているということじゃないかな。
この敗戦は、変わるチャンスなんだ」
「本当に優勝を目標にするのなら、そこまでにどれだけの距離があるのか、真摯に見つめ、分析しなければならない。
コパ・アメリカに招待されたら、参加しなければならない。
興行よりも強化を第一に考えなければならない。
負けたからこそ得られるものがある。
ここで変革することが、このブラジルW杯に出場した意味だ」
http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20140625/205572.html?view=more