狐のように細心に工作し、好機と見るやライオンのように大胆に襲いかかってクリミアGET | 日本のお姉さん

狐のように細心に工作し、好機と見るやライオンのように大胆に襲いかかってクリミアGET

米国内でも「オバマはイラクから早く手を引いて主敵の中共に備えよ」と
いう声があがっている。さっさとやらないと破滅するぜ、「核(core)な
き世界」のオバマさんよ。
私の「身辺雑記」(118)
━━━━━━━━━━━━
平井 修一
■6月27日(金)。朝は室温24度、曇、少し蒸す。早朝散歩で酔っぱらいのオッサン(団塊世代みたい)2人から "Hi! Brazilian" と声をかけられた。何だろうと思っていたら、小生が緑のTシャツを着ていたからで、緑=ブラジル国旗・・・そうかW杯か、と思わず笑ってしまい、
「Buenos dias!」(おはよう)
う? これはスペイン語か。ブラジルはポルトガル語だから、ちと的外れの挨拶になってしまった。添乗員の話では英語に続いて役立つのはポルトガル語、次がフランス語、スペイン語だそうだ。かつてポルトガルは世界を席巻していたことになるが、今は影が薄い。
それはともかくも、まあ皆、W杯サッカーが好きなのだ。オッサン2人は朝まで飲みながら試合を見ていたのだろうか。世界中のファンの皆さんがニコニコできればいいけれど。現実には平和は難しい。
ウォールストリートジャーナル(WSJ)5/27の社説から――
・・・
<中国政府はウイグル族の文化と自治の要求に敬意を
中国の宣伝機関は外部の力を非難し続けている。中国から亡命した世界ウイグル会議のラビア・カーディル総裁などだ。
新疆地区の学校は依然として、ウイグル語の教育を抑圧している。
子供たちはモスクに行くことを禁じられており、ラマダン(断食月)の断食も制限されている。ウイグルの伝統に反対する当局のキャンペーンはエスカレートしており、伝統的な婦人服の販売が禁じられている。このほか、ひげをはやしている男性は就職や融資を断られることも多い。
カーディル氏など穏健派のウイグル指導者は亡命しているが、学者のイリハム・トフティ氏や、ウイグル語の推進派アブドゥエリ・アユップ氏は投獄されている。自由アジア放送は、先週のテロ攻撃が発生したのは、ヘッドスカーフを着用したとしてウイグル族の女性と中学生が拘束されたことに抗議する人々に警察が発砲した2日後だったと報じている。
カーディル氏が指摘するように、暴力に訴えることを正当化しない。しかし、北京はさらなる締め付けでウイグル人の怒りを増大させるだろう。北京はウイグル族の文化と自治の要求に敬意を払う必要がある。そうでなければ、中国のチェチェンになりかねない>(以上)
・・・
中共は「人民は弾圧すればおとなしくなる」と思っており、香港をも弾圧し始めた。愚の骨頂だ。同じくWSJ6/24から――
・・・
<香港と中国、衝突に向かう
【香港】果たして投資家は政治情勢の悪化する香港から避難すべきだろうか。アジア一の富豪である李嘉誠氏は今年すでに地元香港の資産売却に動いており、香港市場への信頼を失っているとの思惑が広がっている。
民主的改革の約束をめぐって中国政府が強硬な姿勢を取ることをにらみ、アナリストは投資家に香港のポートフォリオを政治的悪影響から保護するよう警告している。
これはかなり劇的と感じられるかもしれない。政権が一貫して事業を支援し、資本主義的自由を享受する港湾都市では、これまで政治的リスクが取りざたされることはまれだった。
しかし、最近のマッコーリー銀行による警告は、中国の国務院(内閣)が「香港の自治権はいつでも剥奪できる特権だ」と述べた白書(通称「香港白書」)を発表したことを受けたものだ。
同行は、この文書は民主化運動家への警告よりも「はるかに深刻」で、経済的支配の脅威を示唆するものだと述べた。中国政府の意図が香港の民主化運動を後退させるための脅しにあったとするなら、これは裏目に出たもようだ。
普通選挙の実施を求める民主派団体「オキュパイ・セントラル(占領中環)」が週末に開始した非公式の住民投票では、投票数がすでに70万票を超えた。こうした状況のため、このままでは中国共産党は香港の世論と衝突しそうだ。
政治リスクを警戒する投資家にとって当面の不透明要因は、民主派の抗議運動に中国政府がどう反応するかだ。白書の論調は、中国共産党に交渉の余地がみられないことを示している。
それでも中国政府は、強硬策に及ぼうとすれば微妙な状況に直面することになる。中国本土と違い、香港の資本と人々はまだ逃避する自由を持っている>(以上)
・・・
中共は何をやっても裏目に出る。李克強の訪英では、英ガーディアン紙は李を「新たな世界秩序に歓喜し、新たな属国に気前よく金品を与える植民地の総督のようだ」と皮肉たっぷりに伝えたという。

国内では激しい雷雨のような暴動・テロ・抗議が続き、国際では高まるばかりの反中の警戒感と侮蔑を込めたブーイングの嵐。中共が崩壊するまで
小生は“筆誅口撃”は止めない覚悟だ。
午後は床屋とスーパーへ。夜は長男一家も来て久し振りに10人でミックスフライ(豚ロース、エビ、マダラ、ホタテ、イカ、ピーマン、茄子)、刺身、ポテトサラダなどで大宴会。
■6月28日(土)。朝は室温26度、小雨。
今朝は忙しかった。カミサンは休みなので7時に起きたら、もうみんなが食卓についているのだ。大慌てでカツ丼と味噌汁を作り、洗濯機を回し、散歩へ。洗濯物を干し終ったら、皆が5歳の孫娘の運動会へ出かけたので、またまたパジャマなど洗濯物の山。計3回も洗濯した。
集合ハンガー6個では足りずに小生の部屋にロープを張り、どうにか干した。乾燥を早めるためにカミサンがクーラーをかけたからチト寒い。
ちょっと疲れていたので、ごろごろしながらマキャベリ語録を読んだが、まあ面白いこと、印象に残ったのは――
・・・
君主にとって、術策など弄せず公明正大に生きることがどれほど賞賛に値するかは、誰もが分かっていることである。
しかし、我々の経験は、信義を守ることなど気にしなかった君主の方が、偉大な事業を成し遂げていることを教えてくれる。
それどころか、人々の頭脳を操ることを熟知していた君主の方が、人間を信じた君主よりも、結果から見れば大きな事業を成功させている。
この理由を探るには、まず次のことを頭に入れておく必要がある。すなわち、成功を収めるには二つの方法があるということだ。第一は法律であり、第二は力である。
第一は人間のものであり、第二は野獣のものである。第一の方法だけでは多くの場合充分でないのが現実だから、第二の方法の助けを借りる方が有効であることも知っておく必要がある。
要するに君主は、人間的なものと野獣的なものを使い分ける能力を持っていなければならない、ということになる。人の上に立つ者は、人間的な性質と野獣の性質を、ともに学ぶ必要がある。この二つの性質のうち、どちらか一方が欠けても、地位を長く維持することはできない。
その野獣についてだが、狐とライオンに注目すべきである。ライオンだけならば、罠から身を守ることはできない。狐だけならば、狼から身を守ることはできないものの、罠から逃れられる。ライオンは狼を追い散らすことができる。
つまりリーダーには「狐の知恵とライオンの力」の両方が必要なのだ。
ただし狐的な性質は、巧みに使われねばならない。非常に巧妙に内に隠され、しらっぱくれて、とぼけて行使される必要がある。
目的達成のために悪をなさざるを得なくなったときは、普通ならば人の注意をひかないようにしながら少しずつやる方がよい。だが、「もし好機が訪れたのなら一朝にしてやる」のが有効だ。なぜなら、変化があまりにも急な時は、既存の支持者を失うより先に新しい支持者を獲得できるからだ。
この機微を知らないと君主の真意がばれてしまい、既存の支持者すらも失って破滅に向かって突進することになる。(以上)
・・・
うーん、これってまさにプーチンのやり口だ。先日「プーチンはマキャベリを読んでいるはずだ」と書いたが、プーチニズム=マキャベリズムとしか考えられない。狐のように細心に工作し、好機と見るやライオンのように大胆に襲いかかってクリミアGET、そして支持者を増やした。

現在の列強の指導者の中で頭一つ飛びぬけているのはプーチンだろう。
国家の最高指導者としての経歴も、1999年(大統領代行)から数えれば15年にもなる。頭もいい。1997年には「市場経済移行期における地域資源の戦略的計画」という論文で経済科学準博士の学位を得ている。この論文は「豊富な資源を国家管理下におき、ロシアの内外政策に利用する」というもので、プーチノミクスの基礎になっている。
諜報に通じ、軍事経験も豊富で、政敵抹殺もためらわないという文武両道にたけているプーチン。市民活動家のオバマとは月とスッポンだ。
オバマがイラクの支配ではなく「とりあえずの安定」を求めるのなら、イラン、シリア、サウジ、ヨルダンおよびプーチンの協力は不可欠だ。「信義を守ることなど気にしなかった君主の方が偉大な事業を成し遂げている」ことをオバマは肝に銘じるべきだろう。
昨日の敵は今日の友で、腹黒いリーダーたちと謀議して過激派(ISIS)を排除し、「イラク三分割」でとりあえず安定化を図るしかないのではないか。
米国内でも「オバマはイラクから早く手を引いて主敵の中共に備えよ」という声があがっている。さっさとやらないと破滅するぜ、「核(core)なき世界」のオバマさんよ。
■6月29日(日)。朝は室温25度、小雨。散歩へ出たら本降りになってしまい、引き返した。朝食後は一気に晴れて久々に強い日射し。それならばと懸案の排水パイプの掃除をし、ほっとした。以下、思いつくままに。
1)都議会のヤジ騒動。やじった方もやじられた方も「目くそ、鼻くその類」。川柳を作った。「ヤジ騒動 目くそ鼻くそ 共倒れ」。レベルが低すぎる。この程度の議員を選んだのは国民で、国民もつまりはこの程度か。民主主義=普通選挙は難しい。
多くの先進国では、選挙は「血を流さない内戦」で、負けた方は悔しくても次の選挙まで我慢するが、後進国ではデモやテロ、革命になることもある。先進国は後進国での自分寄りの革命や騒乱は支持し、敵性国家寄りのそれは非難する。ダブルスタンダードで、ずいぶんいい加減なものだ。
2)歴史認識は100人いれば100通りだ。国家としての認識は為政者がおおよそを決めるというか公表するのだろうが、それは当然、他国の認識とは異なる。他国から難癖をつけられても歴史認識とか解釈を変えることはほとんどあり得ない。
だから外交では歴史認識をテーマにすべきではない。外国とは「平時にあっては友、戦時にあっては敵」であり、平時に友である相手国に「歴史認識を改めろ」と言えば反発を食うだけである。自分の為にもならない。
それは常識だろうが、それでも「歴史認識を改めろ」と声を上げ続けるのは、「外交ではなく内政の事情」によるとしか考えられない。為政者が外に敵を設定することで求心力や正統性を高めるためである。
要は内政が脆弱な国、民度が低い国、誇るべき歴史、伝統、文化がない自信喪失国は、他国を敵視し、他国を否定し、そうして国民の支持を得ないと政権が保てないのだ。
かの国の民度は日本の理解を超えている。「シンシアリーのブログから――
・・・
本ブログでも書いたことがありますが、「バッカスお婆さん 」。元々は「バッカスおばさん」ですが、最近、老人が増えて「お婆さん」が主流になったようです。
簡単に言うと、老人売春のことです。1回2000~3000円だとか。
BBCが、そのバッカスお婆さんを報道しました。内容的に、恥韓論の一部と同じ指摘です。韓国側でBBCの件を報道したCBSノーカットニュースの記事よりまとめます。
・6月9日、BBCオンライン版には、「売春する韓国人おばあちゃんたち」というタイトルでバッカスおばあさんたちの生活を詳しく報道した。
・売春が公然と行われる、ソウルの中心部にある某公園。 50~70代の女性たちが、高齢の男性たちにバッカス(平井:ロッテのチョコ?)を渡しながら接近する。バッカスを売るのは近くの安いホテルに行くための前段階に過ぎない。
・伝統的に韓国は子供たちが高齢者を扶養する国だったが、今では過去のものとなった。子供たちは、自分たちの老後の準備をするだけで精一杯。結果として、一部の高齢者の女性は、売春に目を向けるしかなかったのだ。
・韓国社会の経済的成功の陰には、今は高齢になった世代の犠牲があった。彼らは、韓国の経済を成長させ、働いて、稼いだお金を子供たちに投資した。儒教社会で、子は親の世代に老後保障のための最高の保険とされてきたからだ。
・しかし、急激な競争社会になった韓国の若い世代は、もはや親の世代の面倒を見ることは出来ないと言う。政府の福祉システムも限界だ。高齢者たちは、現実的な老後保障と面倒を見てくれる子供もなく、彼らだけの世界に閉じ込められた。
・ほとんどのバッカスお婆さんたちは、こういう形の老人貧困のせいで、最終的に売春をするしかなかった。彼女たちは「私はお腹が空いたんだ。尊敬など要らない。名誉も必要ない。ただ、3度の飯が欲しいだけだ」と話している。
(以上)
・・・
昔から老いも若きも売春に励む民族。平時でも友にはなりたくない人々である。
産経新聞6/28のこの記事にも唖然とした。
<北朝鮮と対峙する韓国北東部の前線部隊で兵長(22)が銃を乱射し、計14人が死傷した事件は、朴槿恵政権の新たな火種となっている。1人の制圧に43時間かかり、後手後手に回った対応が非難を浴びた。
いじめが原因の可能性があり、兵長同様、軍務への適応問題で注意が必要な兵士(「関心兵士」)が約2割に上ることも判明。少子化の中、徴兵制で対北戦線を維持しなければならない韓国に重い課題を突き付けている。
国防省によると、兵長が所属した22師団では、約800人が「関心兵士」としてA、B級判定を受けていた。主に新兵が対象のC級(基本管理対象)を合わせると、部隊の約2割が関心兵士に分類されていた。陸軍全体でもおおむねこの割合だという。
背景に、少子化による兵力不足が指摘されている。一人っ子が多くなり、集団生活になじみにくい世代が増えていることもあるようだ>
兵士の2割が精神疾患・・・どうなっているのだ、かの国は。
内閣府が2014年6月に発表した、日本と諸外国(韓国、米、英、独、仏、スウェーデン)の若者層対象の「平成25年度 我が国と諸外国の若者の意識に関する調査」でも、韓国は「心配」「どちらかといえば心配」という心配派がすべての項目でダントツに多かった。
質問項目は健康、容姿、勉強、進学、就職、仕事、性格、自分の将来、家族、異性との交際、お金、政治や社会に及ぶが、いずれにおいても韓国が心配派のトップである。韓国は相当なストレス社会で、いつも不安を抱えており、これが精神疾患の原因になっているようだ。心配派の二番手は日本だから偉そうなことは言えないが、できるものなら避けたい人々である。(2014/6/29)