中国、ベトナムの「反中史観」非難…反日棚上げ
チュウゴクは、ベトナムの船がチュウゴクを襲ったことにしてビデオまで作って公開しているようだ。ウソのビデオなんか、映画と同じですぐ作れるよね~。
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中国、ベトナムの「反中史観」非難…反日棚上げ
読売新聞 6月22日(日)9時58分配信
【北京=牧野田亨】南シナ海での中国の石油掘削に抗議してベトナムで起きた「反中暴動」について、習近平(シージンピン)政権は、ベトナムの「反中史観」を原因に挙げて非難する宣伝を行っている。
中国で繰り返される「反日暴動」の背景には共産党政権の「反日教育」があるとされているだけに、北京の知識人の間には「ベトナムを批判する資格はないのでは」との声もある。
中国誌「国家人文歴史」が最近、掲載した記事によると、ハノイの歴史博物館では紀元前から近代まで、ほぼすべての展示で、「中国の侵略者」に対するベトナムの人々の英雄的活躍が称賛されているという。
同誌などによると、ベトナムの歴史観では、秦の始皇帝のベトナム支配が「侵略の開始」とされる。後漢時代に反乱を起こしたベトナムの指導者は今も民族の英雄として扱われている。1974年、88年にそれぞれパラセル(西沙)、スプラトリー(南沙)諸島を中国に武力で奪われたことを強調。パラセルでの戦闘後、ベトナム政府系の出版社が発行した歴史書には「ベトナム史は中国の侵略史だ」と記されているという。
中国の国際問題専門紙「環球時報」は「独立戦争やベトナム戦争で中国から受けた援助を覆い隠している。歴史の事実を偏らせ、中国を敵視する教育が今回の極端な民族主義の爆発を招いた」と批判する研究者の論文を載せた。中国共産党関係者は「ベトナム政府が反中教育で求心力を高めている」と分析している。
最終更新:6月22日(日)9時58分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140622-00050029-yom-int
2014.5.27 22:34
体制維持に必死の習政権、天安門25周年前に悪あがきか 中国機異常接近
中国の軍事的挑発が突出してきた。東シナ海の公海上空で、空対空ミサイルを搭載した中国の戦闘機が24日、自衛隊機2機に異常接近したのだ。経済失速や官僚腐敗、環境汚染、新疆ウイグル自治区での爆弾テロ続発で明らかになった少数民族政策の破綻など、習近平国家主席の政権運営に批判が集まるなか、軍事的緊張を高めて生き残る思惑なのか。6月4日の「天安門事件25周年」を前に、事態が大きく動く危険性がある。
「常軌を逸した近接行動であり、偶発的な事故につながる危険な行為だ。かなり緊張感を持ってクルー(搭乗員)は対応した。外交ルートを通じ中国側に申し入れている」
小野寺五典防衛相は25日、中国の戦闘機による自衛隊機への異常接近について、記者団にこう語った。安倍晋三首相には24日夜に報告し、「引き続き、しっかりとした態勢をとってほしい」と指示を受けたという。
防衛省によると、東シナ海の公海上空で24日午前11時ごろと正午ごろ、海上自衛隊のOP3C画像情報収集機と、航空自衛隊のYS11EB電子測定機が、中国軍のSu(スホーイ)27戦闘機2機の異常接近を受けた。
中国軍の戦闘機は、海自OP3Cには約50メートル、空自YS11EBには約30メートルという、まさに一触即発の至近距離まで近づいた。自衛隊の緊急発進(スクランブル)の場合、数百メートルの距離を取って無線による警告などをするが、中国軍機はそうした行動をせず、自衛隊機への威嚇行動に出た。
航空自衛隊南西航空混成団司令を務めた佐藤守・元空将は「航空機同士の約30~50メートルという接近は、気流の乱れ1つで衝突しかねない極めて危険なものだ。中国の『スキあらば、日本との間で火を付けたい(=紛争を起こしたい)』という意図さえ感じる」と語る。
異常接近があった場所は、沖縄県・尖閣諸島から北へ数百キロ、日本の防空識別圏内だが、中国が一方的に設定した防空識別圏とも重なる空域だった。
今回の異常接近について、中国国防省は25日、「日本の自衛隊機が、中国の防空識別圏に侵入した」「中国とロシアの海軍による合同軍事演習を監視、妨害した」などと、日本批判を展開。日本側に「(演習への)一切の監視や妨害活動」をやめるよう申し入れたと発表した。
民主党政権が2012年9月に尖閣諸島を国有化して以来、中国は東シナ海で挑発行為を続けている。尖閣周辺での領海侵犯に加え、昨年1月には、中国海軍の艦船が、日本の海上自衛隊艦船に対して、射撃管制用レーダーを照射をするという危険極まりのない行為を仕掛けてきた。
今回の挑発行為をどう見るべきか。
中国事情に詳しい評論家の宮崎正弘氏は「偶発的なものではないだろう。国内外で追い込まれた習政権による『政治効果を狙ったショー』の可能性がある」といい、こう続ける。
「南シナ海の領有権をめぐり、ベトナムやフィリピンと対立したことで、アジアでは中国への強い反発が起きている。オバマ米大統領も『尖閣は日米安保条約が適用される』と明言した。国内では、習政権の腐敗撲滅運動に対し、江沢民元国家主席率いる上海派の猛反撃が起きている。習氏は、プーチン露大統領に接近して中露軍事同盟の演出をしている。国内外に向けて、強がっているのではないか」
前出の佐藤元空将は「中国は『戦争モード』に入ったと見るべきだ。習政権が、周辺諸国との衝突を演出して、生き残りを図ろうとする可能性は高い」といい、こう分析する。
「習政権は内政も経済もガタガタで、ウイグルで爆弾テロが続発するなど、手腕に批判が集まりつつある。共産党内の権力闘争も激しくなっている。こうなると、中国では伝統的に国民の関心を外部に向けようとする」
ここで気になるのは、来月4日が「天安門事件25周年」というタイミングだ。世界の主要都市では、集会やデモが予定されており、世界が「中国の大虐殺事件」に目を向けることになる。その前に、東シナ海などで軍事衝突を起こし、自国が被害者のように振る舞うつもりだったのではないか。
佐藤氏は「中国は、日本かベトナム、台湾など、弱いところを突いてくる。自衛隊は、中国軍の動きについて映像などの証拠を残し、慎重に行動すべきだ。日本の政治家は『平和ボケ』というべきか、集団的自衛権の神学論争をしているが、現実の脅威をよく見るべきだ」と語っている。
http://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/140527/wor14052722340050-n1.html
2014.5.29 20:19
自衛隊機が「危険な接近」 昨秋に10メートルと中国
中国国防省の耿雁生報道官は29日の記者会見で、中国が昨年11月に東シナ海上空に防空識別圏を設定して以来、日本の自衛隊機が10回余り中国空軍機に長時間接近、監視し、「危険な接近で正常な活動を妨げた」と非難した。
中国が防空圏の運用を開始した昨年11月23日に空軍機が防空圏をパトロール中、34分間にわたり自衛隊のF15戦闘機2機の追跡監視を受け、約10メートルまで近づいたと主張した。中国の戦闘機が自衛隊機に異常接近した問題については「日本側の挑発的行為の一例にすぎない」と述べ、日本による妨害とした。
日本が呼び掛けている偶発的衝突を防ぐ連絡メカニズム構築について、耿氏は「重視している」とする一方、「対話には一定の環境と雰囲気が必要」と述べ、日本側が領土問題をめぐる挑発をやめ、歴史を反省すべきだと訴えた。(共同)
http://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/140529/wor14052920190036-n1.html
2014.5.30 11:38
自衛隊機が10メートル接近?「そんな事実は一切ない」、防衛相が中国に反論
小野寺五(いつ)典(のり)防衛相は30日の記者会見で、昨年11月に自衛隊機が中国機に約10メートルまで接近したと中国国防省が主張していることに対し、「わが方は常にしっかりとした安全対策をとっている。中国が今回発表したような事実は一切ない。まったく不当な話だ」と事実関係を否定した。
http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/140530/plt14053011380015-n1.html
暴走中国軍、また異常接近 元空将「軍事統制が取れていない可能性が高い」
中国の軍事的挑発がエスカレートしている。東シナ海の公海上空で11日、空対空ミサイルを搭載した中国の戦闘機が、自衛隊機2機に30~45メートルという異常接近をしたのだ。先月24日に続く、一触即発の暴挙といえる。経済失速やテロ続発、権力闘争の激化など、国内情勢が混乱するなか、習近平国家主席が人民解放軍を制御できていないという見方も出てきた。
「中国軍機の一方的な行動は、偶発的な事故につながりかねない大変危険な行動だ。決してあってはならない」
小野寺五典防衛相は11日夕、オーストラリアのジョンストン国防相との会談で事実関係を公表した後、記者団にこう語った。
防衛省によると、東シナ海の公海上空で11日午前11時ごろと正午ごろ、航空自衛隊のYS11EB電子情報収集機と海上自衛隊のOP3C画像情報収集機が、中国軍のSu(スホーイ)27戦闘機2機の異常接近を受けた。
現場は、沖縄県・尖閣諸島から北方へ約300キロ、日本の防空識別圏内だが、中国が一方的に設定した防空識別圏とも重なる空域。中国軍機はいずれも自衛隊機の背後から近づき抜き去ったといい、航空自衛隊関係者は「航空機同士の30~45メートルという接近は、気流の乱れ1つで衝突しかねない極めて危険な行為だ」と指摘する。
日本政府は事態発生を受け、駐日中国大使館に厳重抗議するとともに、在中国の日本大使館も中国外務省に抗議した。
中国軍機の異常行為をどう受け止めるべきか。
中国事情に詳しいジャーナリストの富坂聰氏は「共産党中央の指示で行われていると考えるのはオーバーで、現場の判断だろう。(中国は人民解放軍に)政治的に細かく指示を出せるシステムになっていない。軍の暴走や秩序の問題というより、中国軍は『日本に押し込まれている』という被害者意識を持っているので、自らの存在感を拡大するチャンスとみているのではないか」と語る。
航空自衛隊南西航空混成団司令を務めた佐藤守・元空将は「軍事統制が取れていない可能性が高い」といい、続けた。
「現場の戦闘機乗りには『一旗揚げたい』という思いがある。それを軍幹部が制御すべきだが、中国では先月末の異常接近を追認する形になっている。軍幹部は、習主席の汚職摘発で戦々恐々なのだろう。現場が存在感を示そうと、競い合っている危険性がある。今後、二の矢、三の矢が来る。空自のF15と遭遇したときが危ない。日本政府は、空自の手を縛るのではなく、国際基準で対応するよう指示すべきだ」
http://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/140614/wor14061408000001-n1.html
2014.6.13 19:53
中国軍機また異常接近 日本の反論に「恥知らず」と中国外務省
中国機が自衛隊機に異常接近されたとする中国側の主張を日本政府が否定したことについて、中国外務省の華春瑩副報道局長は13日の記者会見で「とても恥知らずで、意味がなく、理にかなっていない」と批判した。
中国国防省は12日、自衛隊のF15戦闘機が中国機に約30メートルまで近づく事案が11日に起きたと主張。異常接近の様子を撮影したとする映像を公開。一方、菅義偉官房長官は13日「接近したという事実はない」と反論、日本外務省も中国側に撤回を求め抗議した。
華氏は、自衛隊機による異常接近は「鉄の(ように硬い)事実」だと指摘。「言葉や行動による一切の挑発をやめるよう日本に求める」と述べた。(共同)
http://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/140613/wor14061319530028-n1.html
2014.6.12 23:56
コメント
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中国軍機また異常接近 中国側が自衛隊機接近の「動画」公開 日本は反論
中国軍のSu27戦闘機が11日に自衛隊機2機に異常接近した問題で、中国側は12日、中国軍機と自衛隊機が接近する様子を写した「動画」を公開し「自衛隊機が接近した」と主張した。日本側は「動画」について「11日のものではない」(政府高官)と反論した。
【北京=川越一】中国国防省が公式ウェブサイト上で公開した「動画」は、中国空軍機と自衛隊F15戦闘機2機が接近する39秒と52秒の2本。F15の機体前方には、それぞれ「866」「815」の番号が確認できる。中国軍パイロットは「武器を搭載している」「たぶんサブ燃料タンクだ」などと通信している。
同省は11日午前10時17分(日本時間同11時17分)から約12分間、Tu154情報収集機がF15戦闘機2機に30メートルまで接近されたと主張。さらに同日午前、自衛隊のYS11EB電子情報収集機とOP3C画像情報収集機が防空識別圏内で偵察活動を行っていたため、殲11戦闘機2機を出動させ、自衛隊機の識別・認証を行ったとしている。
小野寺五典(いつのり)防衛相は12日、防衛省で記者団に対し、中国側の「画像」公開について「(自衛隊機が)接近した事実はない。接近に後ろめたいことがあって自分たちで公開したのではないか」と述べた。
自衛隊トップの岩崎茂統合幕僚長は記者会見で、YS11EBとOP3Cについて「比較的スピードは遅い。相手方の戦闘機に近づくことは物理的になかなかできにくい」と語った。
防衛省の中島明彦運用企画局長は参院外交防衛委員会で、自衛隊機が現場で撮影した写真で中国軍機の機体番号を確認した結果、同一機が異常接近を繰り返したことを明らかにした。
外務省の斎木昭隆事務次官は、中国の程永華駐日大使を同省に呼び厳重に抗議した。
http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/140612/plt14061223560030-n1.html
2014.6.13 20:00
中国軍機また異常接近 政府、中国公開の動画に抗議
菅(すが)義偉(よしひで)官房長官は13日の記者会見で、中国軍機の異常接近をめぐり中国国防省が公開した自衛隊機の動画について「自衛隊機が中国機に接近し、安全に重大な影響を及ぼした事実はなかった」と反論し、動画の撤回を求めて中国側に抗議したことを明らかにした。
航空自衛隊トップの斉藤治和(はるかず)航空幕僚長は13日の記者会見で、11日の異常接近について「空を飛ぶ者にとって脅威以外の何物でもない。強い憤りを持つ」と批判し、同一のパイロットが繰り返したとの見方を示した。
小野寺五典(いつのり)防衛相は13日の記者会見で、事故防止のための日中間の連絡体制について「中国側からメッセージが出れば速やかに協議に入りたい。政治的な判断をすれば速やかに機能する」と述べ、中国側に早期運用開始を改めて求めた。
http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/140613/plt14061320000025-n1.html