57歳の山口組系組員が生活保護費 約80万円をだまし取る
57歳の山口組系組員が生活保護費 約80万円をだまし取る
2014.5.20 08:10 [暴力団]
暴力団組員であることを隠し、神戸市から生活保護費を不正受給したとして、兵庫県警須磨署は19日、詐欺容疑で、指定暴力団山口組系組員で住所不定、無職、北井信一(57)を逮捕した。容疑を認めている。
逮捕容疑は、平成25年4~11月、8回にわたり、暴力団員であることを隠して神戸市から生活保護費計約80万円をだまし取ったとしている。
市は生活保護法に基づき、北井容疑者に支給した生活保護費全額を返還請求する方針。
生活保護巡りトラブル? 亀岡市役所で男が刃物で職員刺す 殺人未遂容疑で現行犯逮捕
2014.5.29 14:30 [殺人・殺人未遂]
市職員が刺された現場を調べる亀岡署員=29日午後2時30分、亀岡市の亀岡市役所
29日午後1時20分ごろ、京都府亀岡市安町の亀岡市役所で、男が同市地域福祉課の男性職員(43)に包丁(刃渡り17センチ)で切りつけた。男性職員は左肩に全治1週間のけがをした。男は近くにいた職員らに取り押さえられ、亀岡署が殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。
府警によると、男は南丹市園部町河原町の無職の男(35)。「刺したことは間違いないが、殺すつもりはなかった」と容疑を否認している。供述に不自然な点があり、府警は刑事責任能力の有無を慎重に調べる。
同署や亀岡市によると、男は以前、同市に住んでおり、現在は南丹市在住だが、現在も亀岡市から生活保護を受けていたという。
男は午後0時40分ごろ、同課を訪れ、引っ越し費用について職員と話していたが、職員の説明に腹を立て「刺してやる」と言い残して、いったん市役所を退出。約30分後に戻ってくると、突然、包丁をかばんから取り出し、犯行に及んだという。
生活保護相談で訪問の市職員に暴行 64歳無職男を逮捕 奈良県警
2014.6.2 22:56 [westピックアップ]
生活保護に関する相談業務のため自宅を訪れた奈良県天理市職員2人に暴力をふるってけがを負わせたとして、奈良県警天理署は2日、公務執行妨害と傷害容疑で同市櫟本町(いちのもとちょう)の無職の男(64)を逮捕した。調べに対し、「仕事を妨害したのは事実だが、酔っていたので拳は当たっていない」などと容疑を一部否認している。
逮捕容疑は5月16日午後2時10分ごろ、自宅を訪れた29歳と34歳の市職員の男性2人に対し、拳で頭や顔を数回殴り、職務を妨害したとしている。2人は全治5日~1週間のけがを負った。
同署によると、職員2人は男から「飯も食えないほどしんどい。家に来てくれ」との電話を受け、自宅を訪問。男が泥酔していたため、飲酒をひかえるようにたしなめると激昂し、殴りかかってきたという。
増える高齢者の万引 60歳以上が半数以上 孤独感、経済的困窮…
2014.5.30 08:55 (1/2ページ)
「ちょっとでも節約したかった」と犯行当時の心境について振り返る女性=和歌山市
和歌山県内の万引犯のうち、高齢者の占める割合が増加傾向にある。和歌山県警の年代別統計によると、今年始めから4月末までの万引による窃盗容疑での逮捕・摘発者は、60歳以上が半数以上を占めていたことが分かった。孤独感や経済的困窮、軽度の認知症などさまざまな背景や要因があるとみられ、再犯防止へ支援団体などが力を尽くしている。(秋山紀浩)
和歌山県警生活安全企画課によると、万引で逮捕・摘発された容疑者は4月末時点で278人、前年同期比8人減となった。ただし、70歳以上の容疑者は同15人増の100人と全体の36%、60~69歳も45人で16%を占めた。被害品は食料品が59・5%と圧倒的に多く、衣料品が7%、機械類が4・9%と続いた。同課によると、特にスーパーでの食料品の万引が目立つという。
刑務所など矯正施設の出所後の高齢者や障害者の社会復帰・再犯防止に取り組む県地域生活定着支援センター「ま~る」(和歌山市)では、65歳以上で身元引受人がいないなどの理由で支援した出所予定者の半数近くが、窃盗罪での受刑者だったという。
同センターによると、預貯金や家、土地があっても万引に手を染めるケースも多いといい、面接では「節約したくて盗んだ」のほか「知らない間にとっていた」「よく覚えていない」との回答もあった。
担当者は「面接すると認知症の疑いがある人もいるが、介護認定を受けずに過ごしてきた人が大半。家族も知らなかったというケースも多い」と話す。
高齢者が万引を繰り返す背景の一つに、地域や親族とのつながりが薄い中で孤独感を強め、経済的に困窮しても相談できない状態にあることが挙げられるとセンターは分析している。
担当者は「生活保護などさまざまな福祉や介護のサービスがあることを知らず、犯行に及ぶケースも多い。相談相手の有無で大きく変わってくるのでは」とし、地域住民や高齢者同士が触れ合える機会を増やし、人的支援の充実などが必要と指摘した。
「節約しようと…」「私が万引?」
和歌山県などで増加する高齢者による万引。どんな思いで犯行に及んだのか。服役した高齢者たちが胸の内を吐露した。
「弟が生活に困らないために、ちょっとでも節約しようと思って…」
平成23年に県外のスーパーでパック詰めサラダなどを万引し、常習累犯窃盗罪で約1年7カ月、和歌山刑務所(和歌山市)に服役していた80代の女性はこう話した。
十分な貯金があるにもかかわらず犯行に及んだ女性。「(商品を)盗もうと入店したわけではなかったが、『見つからなかったらいい』との思いでやってしまった」と打ち明ける。
女性は出所後に帰る場所がなく、認知症の疑いもあったため、県地域生活定着支援センター「ま~る」(和歌山市)などの支援を受け、和歌山市内の有料老人ホームに入った。
認知症が進行しているため、犯行自体を思い出せないという女性もいた。24年に県内のスーパーで卵などを万引し、服役した80代の女性は「客がいるところで万引したことなんて…」と、自らの行為について首をかしげていた。
独居で年金暮らしが長かったというこの女性。子供もいるが、認知症が進行していることもあり、施設での介護が必要と判断され、和歌山市内の有料老人ホームへ入った。女性は「今は誰かが声をかけてくれる。ほっとしている」と話し、周囲の理解が支えになっているという。
防犯カメラに「紙おむつ」運ぶ幼児の姿…2歳長男を警備状況確認に使う 万引夫婦逮捕
2014.5.28 17:28 [westセレクト]
兵庫県姫路市のスーパーで紙おむつを万引したとして、網干署は28日までに、窃盗容疑で姫路市網干区垣内東町の配管工の男(21)と妻(20)を逮捕した。妻は「警備の状況を確かめるために2歳の長男に紙おむつを運ばせた」と供述しているという。
逮捕容疑は知人の少年(18)と少女(18)と共謀し3月24日夜、姫路市大津区大津町のスーパーで紙おむつ計11袋を盗んだとしている。4人は窃盗罪で起訴された。
網干署によると、最初に夫婦の長男(2)に紙おむつ2袋を持たせ、少年と少女が付き添って店外に出た。警備員に声をかけられなかったため少年らは店内に戻り、段ボール箱などに入った9袋分を外に持ち出した。夫婦はスーパーの駐車場に止めた車の中から様子を見ていた。店内の防犯カメラには幼児が紙おむつを持って歩く姿が写っていたという。
80代の万引きおばあさんは、ボケていたのかもしれないし、
普段からやっているくせにトボけているだけなのかもしれない。
ボケてしまうと何をしでかすかわからない。
お金があるのに少しでも節約しようとして万引きするお年寄りが増えてきたと言うが、それもボケの一種でしょう。万引きすることは罪だという感覚まで失われているんだと思う。みつからなかったらいいと思って、ずっと習慣的に万引きしていたんでしょう。みつかったらどうなるかまで、頭が回らなくなったんだと思う。犯罪者も最初の犯行が見つからなかったら調子に乗って、見つかるまでやる続けるのだと思う。