朝香ブログ
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【転載ここから▼】
★アメリカはウクライナ政変の黒幕である!
ウクライナを巡る大混乱は、日本の報道ばかりに接していると、プーチン率いるロシアの方が圧倒的に悪いという印象を持ちがちですが、それは事実を正確に見ているとはいえません。
むしろこの混乱を引き起こした黒幕はアメリカなのではないかという見方もあります。
そしてそれはあながち間違いとはいえません。
まずは決定的な証拠を1つ挙げましょう。
ロシアに逃れたヤヌコビッチ大統領がまだウクライナで権力の座にあった時に、アメリカのヌーランド国務次官補(欧州・ユーラシア担当)がパイアット駐ウクライナ大使と電話で会談し、
「(ウクライナの野党指導者の)ヤツェニュクが将来の政府のトップとして最適だ。
(別の野党側指導者の)クリチコとチャグニボクは蚊帳の外にいるほうがよい。」
などと伝えていたことが明らかにされています。
これに対してパイアット大使も「もし彼らと直接話してもらえれば、三人の役割をはっきりさせることができるだろう。」と返答しています。
実はこの電話は盗聴されて、YouTubeにアップされました。
そして実際の暫定政府の人事もこの通りとなり、ヤツェニュク氏は暫定首相となり、クリチコとチャグニボクは要職についていません。
暫定政権側はアメリカの傀儡と言ってよいような状態です。
(以下の動画では、後半に証拠の電話のやり取りが日本語字幕付きで出てきます。)
↓
https://www.youtube.com/watch?v=aUXRtryJPh4
米国政府が今回のクーデターの前から米国国際開発庁(発展途上国支援の政府組織)などを通じてウクライナの反政府運動への支援を行っていたことも明らかにされています。
そしてアメリカなど外国から多額の資金を受けているウクライナのNGOに対して、ウクライナ内務省がマネーロンダリングの疑いで捜査を開始するということもありました。(クーデターによって当然うやむやになりました。)
ヌーランド国務次官補との電話会談を盗聴されたパイアット大使は、昨年(2013年)8月に着任するとすぐに、Hromadske.TVというインターネットテレビ局を立ち上げる資金援助を行いました。
このTV局にはジョージ・ソロス氏やオランダ大使館も多額の援助を与えて、反政府デモを組織化するツールとして利用されました。
また、このインターネットテレビを通じてヤヌコビッチの腐敗ぶりを徹底的に知らしめることが、親露的なヤヌコビッチ政権を追い詰めるのに役立つと、アメリカは考えたわけです。
CIAのブレナン長官が、ウクライナの首都キエフを偽名を使って4月12日に極秘で訪問したこともすっぱ抜かれました。
これに対してアメリカもウクライナ政府も、当初はこの事実を否定していましたが、後に隠しきれないと判断したようで、この事実を認めました。
そしてブレナン長官のウクライナ訪問直後にウクライナ東部での親露派の抗議行動に対する武力鎮圧に暫定政権側が出たことから、ブレナン長官がこの暫定政権の判断に大きな影響力を及ぼしたことは想像に難くありません。
ウクライナでアメリカがどのような動きをしてきたかを説明する、以下のような動画も見つけました。
ユダヤ人を敵視するような表現が多々出てくるところがありますが、感情に流されずにぜひご覧下さい。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=J8Lu4D4evEM
アメリカ側がロシアに不利な「証拠」をいかにでっち上げてきたかを解説する、RT(ロシアの英語放送局)の番組もご覧下さい。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=Ybco8KBlrkA
日本国内ではあまり報道されていませんが、 こうした情報も頭に置いた上でウクライナについて考えるようにしたいものです。
一方を単純に善、他方を単純に悪として捉えるのは、事態を正確に見ることとは一致しないということを、このことからも学べるのではないかと思います。
そしてまた、このようなことは決してアメリカだけが行っているわけではなく、ロシアであれ、中国であれ、同様のことを日頃から普通に行っているのが国際社会だというのが現実です。
そうしたリアリティと、例えば「憲法九条があれば、日本は平和でいられる」という考えがどれほど矛盾するものなのかを、冷静に考えたいものです。
そして我が国もそういう諸外国の工作を当然受けているであろうという現実も、忘れてはならないと考えます。