中国公船が体当たり、越沿岸警備隊の船体に穴 | 日本のお姉さん

中国公船が体当たり、越沿岸警備隊の船体に穴

中国公船が体当たり、越沿岸警備隊の船体に穴
読売新聞 6月2日(月)21時14分配信
【バンコク=丸山修】ベトナム国営紙トイチェーなどによると、中国が石油掘削を始めた南シナ海のパラセル(西沙)諸島海域で1日、ベトナム沿岸警備隊の船が中国海警局の公船に体当たりされ、船体4か所に穴が開くなど激しく損傷した。
中国船はベトナム船に速度を上げて接近し、放水と体当たりで攻撃。ベトナム船は傾き、船体の穴から海水が流入したという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140602-00050128-yom-int
「今防がねば、中国は同じ行動する」越国防次官
読売新聞 6月2日(月)8時57分配信
【シンガポール=池田慶太】ベトナムのグエン・チー・ビン国防次官は1日、シンガポールで読売新聞などとのインタビューに応じ、南シナ海のパラセル(西沙)諸島付近で中国が進める石油掘削作業について「今回防がなければ、中国は他国にも同じ行動をする」と述べ、日本など周辺国と協力して事態打開を進める方針を明らかにした。
内容は次の通り。
中国はベトナムの主権を侵害し、軍を派遣した。中国船がベトナム漁船に衝突、沈没させており、深刻な状況が続いている。
事態打開には、中国を交渉のテーブルにつかせ、撤退させるしかない。中国側には様々なレベルで会談を呼びかけている。我々は忍耐強く、国際法に沿った平和的解決を目指す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140602-00050015-yom-int&pos=1
ベトナム、巡視船「来年受け入れ」=日本は否定的
時事通信 6月1日(日)16時42分配信
【ハノイ時事】ベトナム国防省のグエン・チ・ビン次官は1日、日本から2015年初めにも巡視船の供与を受けるとの見通しを示した。ロイター通信がアジア安全保障会議が開かれているシンガポールで、ビン次官にインタビューして伝えた。
ビン次官は「準備は順調に進んでおり、われわれは来年初めの受け入れを計画している」と述べた。しかし、ハノイの日本外交筋は「まだ供与の本格調査も終わっていない。巡視船は建造するだけで数年かかる」と否定的な見方を示した。

米、中国機の異常接近、批判せず 「対話と外交で解決を」
2014.5.28 10:30 [中国]
米国務省のサキ報道官は27日の記者会見で、中国の戦闘機が自衛隊機に異常接近した問題について「いかなる意見の相違も対話と外交を通じて解決すべきだ」と述べ、中国に対する批判は避けた。
日本政府は危険な行動だとして中国に抗議したのに対し、中国側は自衛隊機が中国とロシアの合同演習を妨害したためだと反論している。
サキ氏は、ベトナム漁船が南シナ海で中国漁船と衝突して沈没した事案については、米政府として情報収集を進めているとした上で「同海域での中国の船による危険な行動と脅しを懸念している」と語った。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140528/amr14052810300006-n1.htm
【中国軍機異常接近】
日米監視に“不満”噴出? 憲法に縛られた自衛隊を挑発か
2014.5.25 19:26 [中国]
中国軍のSU27戦闘機(防衛省提供)
【ウルムチ(中国西部)=矢板明夫】中国軍機が24日、東シナ海上空で自衛隊機に異常接近したことは、中露の合同軍事演習を監視する自衛隊への不快感を表す示威行動とみられる。中国保守派や軍部は、オバマ米大統領が先の訪日で尖閣諸島(沖縄県石垣市)への日米安全保障条約の適用を明言したことに激しく反発しており、今回の異常接近には、日米連携への不満も背景にあるといえそうだ。
自衛隊に対する中国軍の危険行為はこれまでも繰り返されてきた。
2010年4月、沖縄本島の南方約500キロの太平洋上で訓練していた中国海軍の艦載ヘリコプターが、監視中の海上自衛隊艦船に異常接近する行動を取ったことがあった。13年1月には、中国軍艦船が東シナ海で、海自の護衛艦に向けて射撃管制用レーダーを照射する事件も起きている。
武力衝突につながりかねないこうした挑発行為について、当初は「現場指揮官の暴走」の可能性も指摘されたが、その後、現場指揮官が処分を受けた形跡はなく、いずれも中国共産党中央の指示によるものだったと証言する党高官も現れた。自衛隊が憲法などに縛られ、対抗手段を持っていないことを知った上で、あえて挑発した可能性が高い。
中国軍には、太平洋で新たな航路を開拓して外洋へ勢力を拡張する思惑があると指摘される。
中国海軍のこれまでの主な活動範囲は、1980年代に自ら設定した海上防衛ライン「第1列島線(沖縄・台湾・フィリピンを結ぶ線)」の内側にある。これを突破すれば、直ちに自衛隊や米軍などの監視下に置かれている現状に対し、中国軍の現場サイドは大きな不満をもっているともいわれている