マイ猫の匂いが | 日本のお姉さん

マイ猫の匂いが

更衣室に置いてあったお弁当ケースにA子ちゃんの字で
「スメハラや!臭い!臭すぎる!」と書いたポストイットがついていた。
オスのマイ猫(去勢手術はまだ)がおしっこをかけていたのを
「大丈夫だろう。」と思って
そのままお弁当を入れて持ってきてしまったんだけど、
大丈夫じゃなかったみたい。
A子ちゃんは、人一倍鼻がいい。他人がつけているオーデコロンの名前もあてるぐらいすごい。
他の人ももしかして、気がついていても黙っていただけなのかもしれない。

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新・嫌がらせ スメハラ容疑に注意せよ

セクハラ、パワハラ、モラハラ、アルハラ…さまざまなハラスメント(嫌がらせ)が社会問題となる中、「スメハラ」こと「スメルハラスメント」にも注目が集まっています。でも、自分の周りを取り巻くニオイに対しては、慣れっこになっているため嗅覚もマヒしがち。 たとえ、不快なニオイを発していたとしても、自分ではなかなか気づけないのが現実ですよね。

そこで今回は、誰もが“被害者”にも、“加害者”にもなる可能性を秘めているスメハラ問題についてご紹介します。周りの人に“クサイ”というダメージを与えていないか、ぜひこの機会にチェックしてみてくださいね!

■「スメハラ」とは?

スメハラとは、スメルハラスメントの略で、 ニオイによって周りの人に不快感を与えることを指します。口臭や体臭はもちろん、良いニオイであると思いがちの香水のふりすぎが原因で不快感を与える場合もあるため、女性の“加害者”が増えているのも現状です。でも“加害者”のほとんどが無自覚であり、“被害者”もデリケートな問題ゆえに「誰にも言えない」と黙認し我慢している人が多いことから、解決が難しい問題ともいえるでしょう。

■スメハラ1:口臭

気になるニオイとして必ず上位にランクインする“口臭”。職場でのミーティング、友人との食事、恋人とのキス…口臭は私たちの日常生活にも大きく関わるものですよね。

ニンニクなどニオイの強いものを食べたあとや、喫煙後に関しては自覚症状もあり、口臭に気をつかっている方も多いはず。でも、本当に怖いのは、自覚症状のない「慢性的な口臭」です。口臭は、虫歯や歯周病が原因のこともあれば、内臓疾患などの疑いがあることも…。適切なケアを行っても口臭が改善しない場合は、病的口臭の可能性も考え早めに専門医に相談しましょう。口臭はアナタの健康状態を知るバロメーターでもありますので、しっかり向き合ってくださいね。

*チェック方法

<方法1>
ビニール袋の中に息を吐いて袋をとじ、新鮮な空気で呼吸したあと吐いた息のニオイをチェックする
<方法2>
舌に付着している白や黄色のポツポツした苔状のもの(舌苔)を拭い取ってニオイをチェックする

もし、これらの方法でクサイと感じた場合は、周りの人も同じようにアナタの口臭を悪臭と感じているかもしれません。何が口臭の原因になっているのかを見極め、しっかりケアしていきましょう。

*対策

ガムを噛むことで唾液の分泌量が促進され、口臭を抑えることができます。噛んで唾液を出すことが必要なので、消臭タブレットよりガムのほうが良いでしょう。とくに、キシリトールが配合されたガムが効果的です。また、梅干しを食べたり、消臭作用を持つ緑茶を飲むのも良いでしょう。梅干しに含まれるクエン酸は、唾液の分泌を促し、ニオイの元となる細菌の繁殖を防いでくれますよ!

でも、これらの対策も一時的なものでしかありません。虫歯による口臭は、虫歯を治さないかぎり防ぎようがありません。また、歯石を放置するほど細菌が増え口臭が酷くなっていきますので、歯石の除去も必要です。ぜひ、定期的に歯科検診を受けるよう心がけましょう。

■スメハラ2:体臭

夏の暑い時期には気をつかっていた「体臭」も、涼しくなるにつれ気をつかわなくなる方も多いのではないでしょうか?でも、ワキガ体質であったり、間違ったダイエットで体臭を強くしてしまったりと、周りの人はアナタの体臭を敏感に感じているかもしれません。また、あぶらくさいニオイは脂漏性皮膚炎が原因であったり、甘酸っぱいニオイは糖尿病が原因であったり、病気が原因でニオイを放つこともあるので、カラダの異変を察知するためにも常にニオイに気を配りましょう。

*チェック方法

<方法1>
枕のニオイをチェック
<方法2>
着ていた服のニオイをチェック
<方法3>
耳垢の状態をチェック!湿った耳垢の人は体質的に体臭が強い可能性も

*対策

菌を繁殖させないためにも、汗をかいたら小まめに拭きましょう。水分が少ないほど菌も繁殖しにくくなり、ニオイの発生を防ぐことができます。着替えを持参し、汗をかいたら着替えるのも効果的です。また、ワキガが気になる方は、脇に塗るタイプの「デオドランド用品」を使いましょう。男性の場合は抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんが、脇毛をそるのもオススメです。

そして、体臭は“食生活”でも大きく改善できます。ニンニクやネギなどニオイの強いものはもちろん、お肉や辛いもの、油っぽいもの、アルコールなどは、体臭を強くする原因になりやすい食べ物とされています。「緑黄色野菜」を中心に、体臭の原因となるニオイ成分を体外へ排出してくれる「海藻類」、タンパク質を体外に排出するのを抑え体臭を消す効果がある「レモン」や「梅」、「酢」などもバランスよく食生活に取り入れましょう。

また、ニオイの発生源を重点的に洗うことで体臭を予防することができます。「首の後ろ」や「脇の下」、「足の指の間」など、汗をかきやすく蒸れやすい場所を丁寧に洗いましょう。ブーツを履く人が増えるこれからの季節は、足のニオイが一段と気になるものです。面倒くさがらず、きちんと洗って乾かして、ニオイの発生源から悪臭を食い止めてくださいね。

■スメハラ3:香水

ココ・シャネルは「香水をつけない女性に未来はない」との名言を残しましたが、何ごとにも限度があります。アナタが素敵なニオイと思っているその香りも、もしかしたら電車の中や社内で「クサイ」「キツイ」「気持ち悪くなる」と迷惑に感じている人がいるかもしれません。そんなふうに思われてしまっては、せっかくのアナタの魅力もガタ落ち…。香水をつけていくうちにニオイに慣れ、どんどん物足りなく感じるとともに、つける量が多くなっていませんか?ぜひ、今の香水の量が適切であるか見直しましょう。

■スメハラ4:柔軟剤

柔軟剤のニオイも、強すぎるとイイ香りではなくなります。人によっては「トイレの芳香剤のニオイ」と感じる場合も…。今年の夏には、環境省が「女性のクールビズ」の一環として香りつき柔軟剤を薦めたものの、市民団体から柔軟剤のニオイで具合が悪くなる人が出るとの指摘があり、環境省が撤回するという騒動もありましたよね。喫煙者と禁煙者でタバコのニオイの捉え方が変わるように、香りつき柔軟剤のニオイも良いと思う人もいれば、つらく感じる人もいます。そのことを頭に入れ、洗濯する前には、ニオイが強くなりすぎないか気をつけてみてくださいね。

いかがでしたか?「クサイ」と感じていても、傷つけてしまうのを恐れ、なかなか本人には言えないものです。よりよい仕事での関係を築くために、友情関係にヒビを入れないために、100年の恋を冷まさないために、周りの人に迷惑をかけないために、もっともっと自分のニオイに敏感になっていきましょう。また、口臭や体臭はカラダの不調をあらわしていることもあります。なんとなく変だなと感じたら、すぐに専門医に相談してくださいね。なかなか気づきにくい“スメハラ”ですが、加害者にならないよう注意していきましょう!
http://news.livedoor.com/article/detail/8111873/