あいつはけなした!ぼくはおこった!それでこの一見はおしまい!!
藤子・F・不二雄氏が描いた「表現の自由」を表す1枚の画像が的確だと話題
藤子・F・不二雄氏によるアニメ「エスパー魔美」のとあるシーンが「表現の自由」を的確に表していると話題です。
「剣 鋭介(つるぎ えいすけ)に批評の権利があれば、ぼくにだっておこる権利がある!! あいつはけなした!ぼくはおこった!それでこの一見はおしまい!!」
最近では美味しんぼ問題などもあり「表現の自由」についてもう一度考えてみてもよいかもしれませんね。
日本人は、怒らなさずぎる。理不尽なことをされたり、言われたら怒って当然だ。でも、復讐は、法にまかせるべきだってこと。もし、みんなが、勝手にリンチしあっていたら、国としてなりたたなくなる。
あまり詳しくは知らないのだが、昔々、元野球選手の江川さんが、巨人に入団したかったのに、入れなかったので、他の球団に入らず、一年、アメリカに行っていたことがある。
その時、日本人みんなが江川さんの悪口を言って裁いていた。「エガワル」と言う言葉までできた。アメリカに行って、次の年になんとかして巨人に入りたかったらしいが、そんなの本人の自由なのに、みんなで悪口を言って気持ちが悪かった。有名人になって、わがままなことをすると、みんなで苛められる場合があるようだ。犯罪者でもないのに、「常識」から外れたことをしただけで、どれだけ叩けば気が済むのか。その辺が日本人のうっとおしいところだな。
美味しんぼ問題も適当に終わらせてほしい。