頂門の一針ー韓国の焼肉の根源は、日本統治時代に日本人が始めた砂糖醤油にまぶした牛肉(やまと焼き)
韓国の焼肉の根源は、日本統治時代に日本人が始めた砂糖醤油にまぶした牛肉(やまと焼き)。
以前は、砂糖は高価だったので、朝鮮人はいっさい食べられなかった。
日本人も大東亜戦争中は主産地台湾との往来もまま成らなかったため、
戦後を含む数年間は砂糖とは無縁の生活を余儀なくされた。
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「鮮人に砂糖食わすな」
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渡部 亮次郎
小便が甘くなる糖尿病だが、砂糖を食いすぎたからなる病気ではない。口から入れた栄養素を血肉に変化させるためのホルモン「インスリン」が膵臓の「ランゲルハンス島」から十分に出なくなる病気である。
インスリンに見向きされなかった栄養(ブドウ糖)が小便に混じって廃棄されるから糖尿病と名づけられた。
往々にして糖尿病は甘い物の摂り過ぎと誤解している人がいる。だがそのために糖尿病になる人は稀だ。私は少年の頃、砂糖を食べすぎたら脚気になった。ビタミンB1欠乏症である。日露戦争当時何万の将兵がこれで死んだ。
つまり砂糖や糖分を消化するにはビタミンB1が不可欠。砂糖を食ってビタミンB1を補充しないと脚気になる理屈である。脚気は昔の病気だろ、この世から消えたと思っている向きに警告。清涼飲料水は砂糖過剰。それで最近、脚気になっている人(若者)が多いそうです。
先にどこかに書いたが、併合時代、統治する日本人は朝鮮人に砂糖を全く与えなかった。高価だったからである。砂糖醤油にまぶした牛肉(やまと焼き)をどれほど食べたかったことか。1973年に訪韓した際、朴正権の閣僚が述懐していた。
だから1945年8月15日、日本から解放されるや、韓国の国民1人当りの砂糖消費量は一時的に世界一になったそうだ。「焼肉」は日本人が韓国で始めたものなのだ。
ところで砂糖 さとう Sugarは蔗糖を主成分とする代表的な甘味料。原料は蔗糖を含む植物で、砂糖黍(さとうきび)からは甘蔗糖、テンサイ(砂糖大根)からは甜菜(てんさい)糖またはビート糖が造られる。
また、砂糖楓サトウカエデ(楓)からはカエデ糖(メープルシロップ)、サトウヤシ(椰子)からはヤシ糖、サトウモロコシからはソルガムシュガー(バイオマス)がつくられている。
紀元前327年アレクサンドロス大王の西インド遠征の折、すでにインドではサトウキビの茎から蜜を造っていた。サトウキビは、原産地と考えられるニューギニアから7世紀ごろ地中海東部に伝わったが、砂糖は薬として扱われ珍重されていた。
16世紀になって新大陸での植民地開発に伴い生産が急増、ヨーロッパ人の食生活に大きな影響をあたえるようになる。17世紀以降、紅茶とともに一般に普及していった。
日本には754年唐僧の鑑真(がんじん)によって伝えられたとされる。室町時代に中国との貿易が盛んとなり、砂糖の輸入量も増えたが、江戸時代に砂糖が国内生産されるまでは貴重品であった。
毒物と称して主人が壺に秘蔵していた〈黒うどんみりとして,うまさうなもの〉を砂糖だと知って,太郎冠者と次郎冠者が食べてしまう狂言《附子(ぶす)》の滑稽には,当時(鎌倉時代)の日本人と砂糖との関係が見事に描き出されている。
少なくとも農村でも砂糖を舐めていたのは極一部の地主だけだった。砂糖を知らない農村の次男、三男がたちが、食べた事もない白米をたらふく食べた事によって脚気に悩みながらロシアに勝ったのが日露戦争だった。
こうして、砂糖に慣れ親しんだ日本人も大東亜戦争中は主産地台湾との往来もまま成らなかったため、戦後を含む数年間は砂糖とは無縁の生活を余儀なくされた。
この数年間はあらゆる店先から菓子らしい物は一切姿を消した。戦後、2-3年して、農家にコメを供出させるエサとして白砂糖が配られて、再び砂糖にありついたのだった。
余談だが、戦時中に姿を消した物に鮭の缶詰がある。戦争が始まる前は樺太方面にサケ漁の出稼ぎが盛んだったから鮭缶は溢れていたのに、対米戦争開始と同時に姿を消し、戦後も暫くしなければお目にかかれなかった。
通常の砂糖の製法は原料から搾汁・浸出などの方法で糖液を作り、精製・濃縮・結晶化・分蜜・乾燥・冷却の工程をたどる。
砂糖の種類は原料によるもの以外に、製法や結晶の状態によっても分けられる。製法の違いによる種類には、糖蜜分を含む含蜜糖と糖蜜分を分離した分蜜糖がある。
黒砂糖などの含蜜糖は、糖蜜を含んでいるため色が濃く、甘みも強い。分蜜糖は糖蜜が分離され、精製されているため色が白く、日常使用されているのはほとんどが分蜜糖である。
結晶の状態による種類には、分蜜しないで夾雑物を漉してそのまま濃縮した黒砂糖、結晶の大きいざらめ糖(白ざら糖、中ざら糖、グラニュー糖)。
小さくてしっとりした車糖(上白糖、中白糖、三温糖)、加工糖(角砂糖、氷砂糖、粉砂糖、顆粒状糖、コーヒーシュガー)、液糖などがある。
砂糖の主な用途は勿論、甘味料で、砂糖漬けやジャムなどは砂糖の保存性を利用したものである。また、キャンディや飴などの菓子材料としても重要である。コンビニ弁当は保存料として砂糖を多用していると関係者に聴いたことがある。
資料:Microsoft(R) Encarta(R)及び平凡社「世界大百科事典」
話 の 福 袋
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◎<沖縄>復帰、15日で42年 沖縄と本土の溝は深く
沖縄は15日、日本への復帰から42年を迎えた。全国の0.6%の面積に在
日米軍専用施設の74%が集中し「基地の中に沖縄がある」と言われる状況
は変わらないまま。更に、政府は県民の多くが反対する米軍普天間飛行場
(宜野湾市)の名護市辺野古への移設を推し進めようとしており、沖縄と
本土の溝は深まるばかりだ。【佐藤敬一】
「NO OSPREY」。14日、普天間飛行場大山ゲート近くの国道58号
沿いにのぼりを立て、還暦を越えた約10人が米軍輸送機オスプレイの配備
反対を訴えた。沖縄本島中部の青年団経験者でつくる中頭(なかがみ)青
年団OB会が、毎週第2、4水曜日に実施している活動だ。
1952年4月のサンフランシスコ講和条約発効で、米国統治下に入った沖縄
では、青年団も復帰運動の中心的な役割を担った。中根章さん(82)=沖
縄市=は言う。「『復帰すれば日本国憲法に守られる』と運動に取り組ん
だ我々が、年を重ねても安閑としておられないのが沖縄の現状。ワジワジ
する(怒りではらわたが煮えくり返る)」
中根さんは戦後、米軍基地でバーテンダーとして働いたが、軍の都合でク
ビになったこともあった。「人権どころじゃないさ、あのころは」。日の
丸を掲げて街を行進し、米軍に「我々は日本人」というささやかな抵抗を
示した。
その後、青年団として復帰運動に関わった。米軍による土地の強制接収で
は米兵から銃剣を突きつけられた。59年に沖縄県石川市(現うるま市)の
宮森小学校に米軍機が墜落して児童ら17人が亡くなった現場にも駆け付
け、怒りで体が震えた。
沖縄は72年に復帰を果たし、社会資本整備も進んだ。だが、基地は残り、
米軍関係の事件事故が繰り返される。「あのころと何が変わったのだろ
う」。そう思わざるをえない。
「沖縄の民意は全く無視され、基地負担軽減どころか負担過重だ」。政府
が普天間飛行場の辺野古移設を進め、新たな基地が建設されようとしてい
る現状に、元沖縄開発庁長官の上原康助さん(81)=嘉手納町=は憤りを
隠さない。
復帰40周年の記念式典であいさつし、当時の野田佳彦首相、ルース米駐日
大使にこう迫った。「民主主義は世論を尊重することが基本。なぜ両政府
は県民の声をもっと尊重しないのか。発想を大転換して沖縄の過重負担軽
減を断行すべきだ」
約8分40秒にわたる「怒りの祝辞」に、会場からは盛んな拍手が送られ
た。だが、政府は「直言」を受け止めようとはしなかった。「むなしいと
いうか、無念。寂しい」
式典で「戦前、戦中、戦後の苦難の歴史を忘れてはいけない。その根源は
残念ながら今も続いている」と訴えた。それから2年。「沖縄の苦難の歴
史はますます重くなっている。ワジワジする」
毎日新聞 5月15日(木)1時57分配信
◎交番のお巡りさん、殺人事件4万件のブラジルへ
国際協力機構(JICA)と警察庁は、2017年までの3年間、交番勤務の
豊富な警察官をブラジルに派遣することを決めた。
先行して交番制度を取り入れた一部の州では効果を上げており、今後、ブ
ラジル全土に普及を図る。16年のリオ五輪を控え、心配されている治安状
況の改善に、日本が誇る交番制度が一役買いそうだ。
JICAによると、ブラジルの殺人事件の被害者は年間約4万人に上るな
ど、治安への不安は大きい。警察と市民はかつて対立関係にあり、日本の
警察のように、住民と連携して地域の安全に取り組む姿勢はなかったという。
来月開幕するサッカー・ワールドカップ(W杯)では、日本の外務省が、
試合会場の12都市のうち8都市に「危険情報」を出し、現地観戦のサ
ポーターに注意を呼びかけているほどだ。
読売新聞 5月15日(木)10時43分配信
◎TPP交渉「明確に最終段階」…フロマン代表
【ニューヨーク=広瀬英治】米通商代表部(USTR)のフロマン代表は
14日、ニューヨークで討論会に参加し、環太平洋経済連携協定(TPP)
交渉が「明確に最終段階を迎えている」と述べ、早期合意に強い期待感を
示した。
ただし合意の時期については「正確にいつとは言えない」と述べるにとど
まった。
日米など参加12か国による交渉の現状については「(関税などの)市場ア
クセスに取り組んでいる。特に日本は最近、より有意義な歩み寄りを示し
た」と、日米2国間交渉で実質的な基本合意に達した成果を改めて強調した。
フロマン氏は、19~20日にシンガポールで開かれるTPP閣僚会合に出席
する。読売新聞 5月15日(木)10時15分配信
◎ソニーは復活できるのか 「電機再建」か「エンタメ」か…揺れた戦略
4月中旬、東京・有楽町で映画「アメイジング・スパイダーマン2」の
ジャパンプレミアが開かれた。制作費は約2億ドル超で、ソニーの映画部
門を牽引(けんいん)するシリーズの2作目。会場には出井伸之元社長ら
ソニー関係者も姿を見せた。
世界的に注目度の高い作品で、オマージュのように映り込んだのがパソコ
ン「VAIO(バイオ)」。2月に撤退を決めているだけに、ちぐはぐな
印象を与えた。
平井一夫社長兼最高経営責任者(CEO)は平成24年4月の就任以来「ワ
ン・ソニー」を掲げ、エレクトロニクス(電機)部門と映画・音楽部門な
どの相乗効果を目指した。だが、目立った成果は出せていない。
「経営目標を達成できず、株主ら関係者のご期待にお応えできないことを
申し訳なく思っている」
14日の決算発表会で、4月に就任したばかりの吉田憲一郎最高財務責任者
(CFO)の第一声は謝罪だった。「25年度(26年3月期)にテレビ事業
を黒字化」「26年度(27年3月期)の営業利益率5%以上」。平井社長が
就任時に示した経営方針はどれも達成不可能になったからだ。
ソニーの目標未達は今や見慣れた風景だ。今月1日に25年度の業績予想で
3度目の下方修正を行った際も、翌日の株価はわずかに下落しただけ。出
井氏がCEOだった15年の「ソニーショック」の際は、業績が想定を下
回っただけで市場全体が大きく値を下げたが、投資家は冷めている。
「本腰を入れて電機部門を再建するのか、電機はもうかる事業だけに絞
り、映画・音楽などエンターテインメント(娯楽)や金融を柱にしていく
のか、経営陣が決断できなかった」。ある社員は迷走の原因を断言する。
吉田CFOも「テレビ事業は経営と施策の不安定さが赤字を増幅させてい
た」と認める。
平井社長就任1年目の24年度(25年3月期)、ソニーは5年ぶりの最終黒
字を果たした。ただ、実態は自社ビルの売却などで利益をかさ上げし、電
機部門の抜本改革も先送り。パナソニックが津賀一宏社長のもとで、不採
算事業を洗い出して7千億円を超える赤字を計上したのとは対照的だ。
ようやく今年2月、パソコン事業撤退やテレビ事業分社化などの構造改革
を発表。ハワード・ストリンガー氏らこれまでの経営陣が手をつけられず
にいた「聖域」に踏み込んだ。
社内には否定的な意見もあったが、平井社長と(昨年末に最高戦略責任者
になった)参謀役の吉田氏が「短い期間で決断した」(幹部)という。吉
田氏は社長室長などを経てインターネット接続事業子会社ソネット社長に
なっていたのを平井社長が呼び戻した。
27年3月期はテレビも含め電機部門は営業黒字を見込む。4月には社員の
アイデアなどを基に新規事業創出に取り組む組織を設置、手始めに不動産
事業に参入する。もっとも、創業者の盛田昭夫氏の陣頭指揮で始めた金融
事業などと比べると力不足は否めない。
「(電機部門が)継続的な黒字体質になるには、もう一段の構造改革で、
人員や組織を実力に見合った規模にする必要がある」(モルガン・スタン
レーMUFG証券の小野雅弘エグゼクティブディレクター)と市場の視線
も厳しい。
ライバルが業績回復を果たす中、取り残されたソニーは復活できるのか。
平井社長が22日の経営方針説明会で説得力ある将来像を語ることができ
るか注目される。(田村龍彦)産経新聞 5月15日(木)7時55分配信
◎1-3月期GDPが実質年率5・9%の大幅増に 駆け込み需要が押
し上げ
内閣府が15日発表した平成26年1-3月期の国内総生産(GDP、季節調
整済み)の速報値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比1・5%増、
このペースが1年間続くと仮定した年率換算で5・9%増と高い伸びを示
し、6四半期連続のプラス成長となった。
景気回復に伴う伸びに加え、消費税率引き上げ前の駆け込み需要が個人消
費を押し上げたほか、設備投資も大きく伸びたことが寄与した。
1.5%増は、前の期の25年10-12月期の0.1%増に対して大幅な伸び
に転じた。
1-3月期実質GDPの内訳は、個人消費が前期比2・1%増、設備投資
が4・9%増だった。輸出は前期比6・0%増、公共投資は2・4%減
だった。
一方、1-3月期の名目GDPは、前期比1・2%増、年率換算で5・
1%増だった。
産経新聞 5月15日(木)9時14分配信
◎細川氏、活動休止へ=体調不良で静養―脱原発会議
細川護熙元首相(76)が脱原発を目指す「自然エネルギー推進会議」の活
動を当面休止することが14日、明らかになった。体調がすぐれず、静養す
る必要があると判断した。
細川氏は今月7日、2月の東京都知事選で共闘した小泉純一郎元首相(72)
らとともに推進会議を設立し、代表理事に就任。原発再稼働や原発輸出に
反対する方針を確認し、全国各地でのタウンミーティング開催などを計画
していた。細川氏が活動の一線から離れることは、国内の脱原発運動にも
影響を与えそうだ。
関係者によると、細川氏は4月中旬、東京・JR品川駅で気分が悪くなり、
前のめりに倒れた。歯を4本折ったほか、唇にも6針縫う裂傷を負って、意
識不明のまま駅長室に担ぎ込まれた。
7日の設立総会は、傷が完治せず体調不良のまま迎えた。あいさつした細
川氏は、言葉につかえる場面が何度も見られ、「きょうは調子が悪くて、
頭がくらくらしております…。はっきりしたお話ができなくて恐縮してい
ます」と頭を下げた。
細川氏は最近、原因不明のめまいに見舞われ、体調不良が続いていた。小
泉氏も「この際、思い切って休養した方がいい」と助言。細川氏は、推進
会議の代表理事は続けるものの、東北芸術工科大、京都造形芸術大の両学
園長などのポストは辞任する。
細川氏は14日、「あまりに忙しい状態が続いていたので、大事な場面では
顔を出すが、しばらく休ませてもらうことにした。回復にどのぐらい時間
がかかるかは分からない」と語った。19日に精密検査を受ける予定だ。
時事通信 5月15日(木)2時31分配信
◎支那の内情を 大暴露する正義漢は、支那にはいないのだろうか?
アメリカ大使館に駆け込んだ王?立 を、アメリカは追い返したが。
日本で見た映像きっかけ CIA元職員の情報暴露
産経 2014.5.12
米中央情報局(CIA)の元職員スノーデン容疑者が米政府による個人情
報収集活動を暴 露したきっかけの一つは、日本での勤務中に米無人機に
よる攻撃対象者の監視映像を見たことだったことが12日分かった。
日本で「暴露 スノーデンが私に託したファイル」と して、14日に新潮社
から発売される書籍の中で明らかにされた。同書によると、元職員は
2009~11年、国家安全保障局(NSA)の請負企業の従業 員として日本
に駐在。他国軍や民間のシステムを攻撃したり、情報を盗んだりする「上
級 サイバー工作員」になるための訓練を日本で集中的に受けた。
元職員は著者に対し、日本で「無人機によって殺される運命にある人々の
監視映像をリアルタイムで見た」と証言。強大な監視能力による人権侵害
を隠す手助けをしている状態に 「さいなまれた」とし、「すべてを自分
の中だけに留めておくことはできないと感じるよ うになった」と心境を
吐露した。 (情報収録 中山)
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読 者 の 声
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1)田中拓男『ちょっと知的にプロ野球――新発見データでみる選手の実
力』(光文社、1984年)の野球データはおもしろい。計測式「TAKU塾
とゆかいな仲間達」→「プロ野球」→「データ解析の方法」に載ってます。
(まこと)
http://www.asahi-net.or.jp/~hc2t-tnk/index_j.html
2)南京大虐殺否定「翻訳者が無断加筆」 著者ら否定
(カット)
■『英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄』に関する各社報道について
〔PDF〕 (祥伝社 2014/5/9)
著者の見解
1.共同通信の取材に基づく一連の記事は、著者の意見を反映してお
らず、誤りです。
2.「(南京)虐殺否定を無断加筆 ベストセラー翻訳者」との見出し
も、事実ではありません。
3.著者と翻訳者の藤田裕行氏との間で、本の内容をめぐって意思の
疎通を欠いていたとの報道がありますが、事実と著しく異なります。
4.共同通信は、1937年12月に南京で起きた事に関する第5章の最後
の2行の日本語訳が著者の見解を反映していないと報じています。共同通
信は、問題を針小棒大にしています。
著者の見解は、「いわゆる『南京大虐殺』はなかった。大虐殺という言葉
は、起きた事を正しく表現していない。元々、それは中華民国政府のプロ
パガンダだった」というものです。
5.本書に記載されたことは、すべて著者の見解です。祥伝社と著者
は、問題となっている2行の記述についても訂正する必要を認めません。
ヘンリー・スコット・ストークス
(祥伝社ホームページ掲載の日本語訳を引用)
ヘンリー・ストークス氏の署名入り「著者の見解」(祥伝社ホームページ
より)
(カット)
3)中国の形振り構わぬ南下作戦:前田 正晶
ベトナムと中国の南進戦略に思う:
報道によれば、ベトナム国内では中国系の工場に対して大規模なデモが仕
掛けられている。中国が南シナ海で何をしているかを知れば、かかる事態
に至るのは当然かとも感じる。同時にこのニュースを聞いて、ベトナム戦
争(1960~1975)と中越戦争(1979年2月)を思い出した。ベトナムの中
国に対する強気の姿勢は極めて明解であると思わずにはいられない。
私はベトナム国民が自国内で仕掛けていることというか、中国に対する国
民感情の発露のようなものが、果たして善なのか正しいのかを論じる前
に、その中国を怖れぬ無謀とでも形容したいやり方には何となく凄ささえ
感じて恐れ入っている次第だ。
さらにあの海上における中国の艦隊(なのだろう)に対する強硬な出方を
見ていて、我が国の民主党政権の頃に無法な中国漁船(なのだろう)の船
長を逮捕して、那覇地検に責任を押し付けて釈放してしまったあの中国に
対する弱腰と外交に不馴れな情けない姿勢を思い出さずにはいられなかった。
その背景には彼等の対中国政策の影響もあったかもしれぬが、あの仙谷官
房長が弄した詭弁を想起するにつけても、出てくるのは「情けない」という
憤懣やるかたない思いだけだ。
ベトナムの国民がどこまでここから先を読み切ってあの挙に出ているのか
を知る由もない。だが、中国の高圧的な外交姿勢と拡張の一途にある軍備
をものともせずに挑んで行く勇敢さを、民主党政権の対中国政策と対比す
れば、一瞬礼賛しても良いのかなとすら思ってしまう。
中国はこの海域ではフィリピンに対しても色々とやりたい放題で、彼等は
臆面もなくその政策を正当化する発表に終始している。彼等はオバマ大統
領が見せる外交的軟弱さを良いことにして今後ともこの海域では色々と仕
掛け続けるだろうし、オバマ大統領が尖閣に安保が適用されると表明して
も、意に介せず乗っ取りを図ってくるかと危惧している。
私には「中国が現在の国際情勢下で、ベトナムに対してこれ以上の挑発と
いうか中越戦争を再現しかねないような無法を継続するとは予期していな
いが、習近平政権下では今後ともやりたい放題を続けかねないと怖れてい
る。しかも彼等はUNのSecurity Councilでの"Permanent member"の地位を
濫用し、ロシアとともにUNの介入を許さない方向に進むと思えてならない
のだ。
4)ネタニヤフが来日している。
マスコミもほとんど報道しないが、某ホテル某階は人で溢れていた。
安倍首相と会談後の記者会見では「韓国の例のアレは無理筋だ」とちらり発言があった由。
数えきれないユダヤ人を救った日本をナチスと同等、と宣伝するのは無理がある、という意味であろう。
こういうことを日本の新聞は報道しない。
それはそれとして、東テレではないけれど、「彼は何しにニッポンへ?」である。
発言を精読すればわかるのだろうが、防衛関連であることは間違いない。
米国大統領よ、大丈夫か?というので英国も来る、イスラエルも来る。
機密保護法を通しておいてよかった。(夏子)
5)集団的自衛権の容認と憲法解釈変更:前田 正晶
15日に安倍総理がこの件で記者会見してその旨を発表した。私はこれが殊更に騒ぎ立てるほどのことではないと思っていたので、記者会見の中継も出だしだけ見るに止めた。偽らざる感想は「漸く此処まで来たか」という程度の受け止め方だった。
私はこの件は確かに国家的な観点からも重要な問題だが、ここまで注目を集めるようになった背景に何があるかと考えてみた。そこには社民党の福島瑞穂のように「憲法改正」だろうと何だろうと時の政府が唱えることに反対するのが職業と化している政治家もいれば、安倍内閣がする事全てが右傾化であり軍国主義への道の如くに言う朝日や毎日のような新聞社があり、何処か雲の上からの指示があるのかと疑いたくなる与党の公明党の執拗な反対があるのだった。
しかもマスコミの反安倍の姿勢が、中国や韓国等の我が国を非難・批判することに重大な国家な価値を見出している国々に絶好の機会を作って差し上げているのである。今朝もテレ朝に出演した田崎某が「一紙だけしか読んでいない方は、この件での全体の流れを見誤ることになる」と朝日の「反安倍」の論調を批判していたのは面白かった。
安倍内閣はこれから先も決して平坦とは思えない道を歩んでいくのだろうが、その時にあって小松法制局長官が健康を理由に退任されたことの負の影響が出てこなければ良いのだがと思っている。