中国公船が日本の領海に侵入 | 日本のお姉さん

中国公船が日本の領海に侵入

中国公船が領海侵入=沖縄・尖閣沖
時事通信 4月26日(土)13時9分配信
沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で26日正午ごろ、中国公船が日本の領海に侵入した。政府は首相官邸の情報連絡室を官邸対策室に格上げした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140426-00000063-jij-soci
中国海警局の公船2隻、尖閣接続水域内を航行
読売新聞 4月23日(水)21時44分配信
第11管区海上保安本部(那覇市)によると、23日午後7時現在、沖縄県石垣市の尖閣諸島・南小島沖の接続水域(領海の外側約22キロ)内で、中国海警局の公船2隻が航行している。
海上保安庁の巡視船が領海に近づかないよう警告している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140423-00050181-yom-soci
尖閣の日中攻防激白「一触即発、何度も目撃」
産経新聞 4月20日(日)17時42分配信
尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺海域での中国の挑発が執拗(しつよう)さを増している。2月以降、日本の接続水域(領海の外側約22キロ)で中国海警局の船が撤収することなく10日以上連続して航行する事態が相次ぎ、海上保安庁は警戒感を強める。海保は映像提供などの「積極広報」を控えているが、尖閣周辺で漁を行う漁業関係者は激白する。「海保と中国海警の船が数メートルほどまで接近するケースはざらだ。一触即発という場面を何度も目撃した」。いま尖閣周辺海域で何が起きているのかリポートする。
■漁船に合わせ領海侵入
「何もないときに中国海警の船が日本領海に侵入することはない」
日本の最西端にあたる沖縄県与那国町漁協の中島勝治組合長は証言する。日本の漁船が尖閣周辺の領海内で漁を行うと、必ずといっていいほど中国海警の船が領海に侵入するという。
与那国島に加え、石垣島と宮古島からも漁船が尖閣周辺へ漁に出ている。与那国島からは大型の漁船3~4隻が月に数回、尖閣周辺に向かい、日本の領海内でも漁を行っている。カンパチやハナダイがとれる良い漁場で、尖閣の岩場を風よけにして船内で宿泊することもある。
尖閣周辺に漁に出る場合は事前に海保に連絡しておき、それを受け海保は漁船の近くで待機している。
そこへ中国海警の船が接近してくるのだ。
■海保、決死の防御戦
「海警の船は500メートルぐらいまで漁船に近づいてくる」と中島氏。海上での500メートルは想像以上に近く感じるという。
漁船を守るため、海保の巡視船は漁船と中国海警の船の間に割り込む形で展開してくる。
中島氏は、目の前で繰り広げられる日中両政府の攻防を幾度となく目の当たりにしており、海保の決死の防御戦をこう語る。
「漁船と海警の船の距離が詰まっている狭いところへ海保の船はバーッと猛スピードで突っ込んでくる」
「どちらかが少しでもカジを切れば衝突するほど船体を寄せ合っていることもある」
船体同士の距離はわずか数メートルまで接近しているとみられ、まさに一触即発の状況だ。
漁船が領海にとどまっている限り、中国海警の船はしつこく追いかけ回してくる。海保に過重な負担をかけるわけにもいかず、やむなく漁船は尖閣周辺の領海の外に出る。
「漁をしている最中に妨害され、仕事にならない」
中島氏の言葉は尖閣周辺で漁を行っているすべての漁業関係者の気持ちを代弁している。
■接続水域に常時展開
尖閣周辺での漁は天候が安定している5~7月がベストシーズンで、漁はこれから活発化する。だが、挑発する中国側に不穏な兆候がある。
尖閣周辺海域を管轄する第11管区海上保安本部(那覇市)の秋本茂雄本部長は「(中国海警の船は)これまではいったん接続水域を出て間が空いていたが、接続水域での航行が連続している。今後どうなるか注意が必要だ」と指摘する。
どういうことか。中国海警の船は尖閣周辺の海域に展開すると数日間留まった後に撤収し、しばらくして別の船が展開してきていた。ところが2月以降、接続水域での10日以上の連続航行が相次いでおり、尖閣周辺で船を交代させる運用方法を常態化させた可能性がある。
秋本氏は「意図は分からないが、着実に(何かを)やってきている」と話す。
ある政府高官は、中国海警の船が接続水域で常に“パトロール”にあたる兆候だと分析し、その意図については「日本の漁船が尖閣周辺の日本領海に入ることを常時阻止する態勢を整えつつあるのではないか」と指摘する。
■南シナ海で比船退去
中国艦船は南シナ海でも同様の威圧を先鋭化。スプラトリー(中国名・南沙)諸島でフィリピンが支配するアユンギン礁で3月9日、座礁させた船に常駐するフィリピン兵への補給物資を積んだ船を、中国艦船が退去させた。
中国は南シナ海では自国が主張する“領海”からフィリピン船を追い払い、東シナ海では尖閣周辺の“領海”で漁業を行う日本漁船を妨害しているのだ。それを繰り返すことにより、島の領有を既成事実化することが中国の狙いだ。
日本全体でみれば尖閣周辺の漁獲量は多いとはいえない。しかし、中島氏は「漁場を失うことに伴う損出ははかりしれない」と警鐘を鳴らす。
秋本氏も北方領土を引き合いに、「元島民は自由に帰ることができないし、自分たちの海だと思っていても漁にも行けない。領土を失えばどれほどの不利益を被るか」と呼応する。
漁業関係者と海保にとって終わりのみえない試練が続く。(半沢尚久)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140420-00000529-san-pol
ロシア軍機がウクライナに領空侵犯、米国防総省
AFP=時事 4月26日(土)8時37分配信
ロシア軍機がウクライナに領空侵犯、米国防総省
ウクライナ東部スラビャンスクで、放棄されたバリケードで警戒にあたるウクライナの特殊部隊員(2014年4月24日撮影、資料写真)。
【AFP=時事】米国防総省のスティーブン・ウォレン(Steven Warren)報道官は25日、それまでの24時間にロシア軍機が複数回にわたってウクライナの領空を侵犯したと発表した。
ロシア、国境地帯で軍事演習 ウクライナによる親露派排除受け
同報道官は、領空侵犯があった場所や機種など詳しい情報は明らかにしなかったが、「緊張した状況を緩和する措置をただちに取る」ようロシア側に求めると述べた。
同報道官によると、米国のチャック・ヘーゲル(Chuck Hagel)国防長官は24日から、ロシアのセルゲイ・ショイグ(Sergei Shoigu)国防相とウクライナ危機について電話会談を行いたいと
打診しているが、これまでのところロシア側はこの求めに応じていないという。【翻訳編集】 AFPBB News

ロシア 日本に制裁見直し求める
4月21日 21時37分
ロシア軍が日本周辺で連日、爆撃機などを飛行させていることに日本政府が懸念を示していることについてロシア国防省は、「日本がロシアとの関係を見直せば、懸念は回避できる」として、ウクライナ情勢を巡って日本がロシアに科している制裁措置を見直すよう求めました。
ロシア軍は、TU95爆撃機や電子偵察機を今月13日以降6日連続で北海道や沖縄の周辺で飛行させていて、複数のロシア軍機が連日、接近するのは異例であることから日本政府が懸念を示しています。
これについてロシア国防省が21日声明を発表し、「飛行は国際法にのっとったもので、誰にも脅威を与えていない」と飛行の正当性を主張しました。
そのうえで、「日本がロシアとの軍事協力関係を見直せば、こうした懸念は回避できる」として、ウクライナ情勢を巡ってロシアがクリミア自治共和国の独立を承認したことを受けて、日本が制裁措置としてロシアとの危険な軍事活動を防ぐための協定の締結を凍結していることを見直すよう求めました。
ロシアとしては、去年11月に行われた日本とロシアの外務・防衛の閣僚会議で合意した安全保障分野での協力を進めたいものの、日本が欧米諸国と共にロシアに対し厳しい姿勢で臨んでいることから、日本の動きをけん制するねらいがあるものとみられます。