アメリカの首都ワシントンD.C.いでは、樹齢100年近くのソメイヨシノが見事に花を咲かせています
サクラを未来に! ?ソメイヨシノを守ろう?
発信者: Kikuchi Hiroko
日本人が大好きなサクラがいま、危機にさらされていることを皆様はご存知でしょうか。
東京オリンピックの前後に全国各地で植樹されたソメイヨシノは樹齢が40から60年を超え、「寿命を迎えている」といわれています。寿命とは、つまり立ち枯れの危機を迎えていることです。
この理由を元に、全国で多くのサクラが伐採されようとしています。
しかし、サクラの木は適切な管理とケアをすることで、60年以上生き続けることができます。実際に、青森県の弘前城や、アメリカの首都ワシントンD.C.のポトマック川沿いでは、樹齢100年近くのソメイヨシノが見事に花を咲かせています。
現在、全国各地で地域住民の方や、行政の方たちが「サクラを守ろう」、「桜守」として声を上げています。
必要とされているのは必ずしも伐採ではなく、サクラを適切に管理する知識とノウハウなのです!木の健康を把握する定期的な樹木医の診断や、込み入った枝木を取り除いて日当たりを良くする、根の部分の下草刈りなど寿命を延ばす術は多く存在します。市民がサクラと接する際に守るべき注意事項の徹底も大切です。
また大木になったサクラの木と地域社会の共存も大きな問題です。
メディアの方にお願いです。全国のサクラたちの現状を調査して、報道してください。立ち枯れの危機を迎えているサクラと私たち読者、視聴者がどのように向き合うべきか、「寿命」を乗り越えるためにどのようにサクラを管理するべきか、情報を幅広く報道していただきたいです。
全国各地に植えられた数メートルの無名のサクラたちが大きく育ち、大樹となり、私たちを楽しませてくれていることを考えると、生き続けることの尊さを感じます。命の再生のシンボルとも言えるサクラを、孫やひ孫の世代まで伝えたいと思います。
サクラたちは「助けて!」と声をあげることができません。代わりに私たちが声をあげましょう!
全国でサクラが伐採されている事例
町田市玉川学園
宇治市
相模原市
福岡市
横浜市
長野県上田市
川崎市宮前区
東京都港区
「桜守」に取り組む団体の事例
全国花づくりネットワーク
樹木医会
奈良 桜を守る会
分水さくらを守る会
広島県安芸高田市土師ダムの例
横浜市錦が丘
参考資料
ソメイヨシノの寿命(日比谷花壇「桜だより」より)
サクラの命を守る 「桜守」玉木恭介氏の話(日比谷花壇「桜だより」より)
https://www.change.org/ja/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%83%B3/%E3%82%B5%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%92%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E3%81%AB-%E3%82%BD%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%A8%E3%82%B7%E3%83%8E%E3%82%92%E5%AE%88%E3%82%8D%E3%81%86?utm_source=action_alert&utm_medium=email&utm_campaign=53133&alert_id=rnQldJMAyS_sgojBwFXiZ