捜索関係者の間ではハイジャック説も浮上している。 | 日本のお姉さん

捜索関係者の間ではハイジャック説も浮上している。

マレーシア機、消息絶ってから約4時間飛行した可能性
ウォール・ストリート・ジャーナル 3月13日(木)17時12分配信
米運輸監督当局などは、行方不明のマレーシア航空370便が消息を絶ってから約4時間、飛行を続けた可能性があるとみている。事情に詳しい2人の関係者が明らかにした。これにより、同機が消息を絶った地点から数百マイル飛行していた可能性が出てきた。
当局は、日常的な管理・監視プログラムの一環として、370便のエンジンから自動的にダウンロードされて地上に送られるデータに基づき、同機は離陸後、5時間程度飛行したと考えている。
そうだとすれば、239人を乗せた370便に何が起きたのかについて、新たな疑問と可能性が出てくる。同機はクアラルンプールから北京に向けて離陸してから約1時間後に航空管制レーダーから姿を消した。
370便が行方不明になってから6日たち、マレーシアや中国などによる大規模な捜索活動が行われているにもかかわらず、今のところ成果は出ていない。
捜索活動を見守っている人物によると、米テロ対策当局は、レーダーの探知を回避するために同機の応答装置のスイッチを意図的に切り、操縦士らが別の場所に同機を向かわせた可能性について調べている。
捜索は依然として流動的で、当局がテロ行為やスパイ行為の可能性を示す証拠をつかんでいるかどうかは不明だ。これまでのところ米安全保障当局は、テロ行為であることを明確に示すものは何もないとしながらも、その可能性は排除していない。
しかし、370便の行き先が分からないことや、応答装置を使わずにこれほど長く飛行を続けていたことを踏まえ、捜索関係者の間ではハイジャック説も浮上している。
また、簡単な状況説明で、捜索当局が「後で航空機を別の目的で使用するつもりで」何者かが行き先を変えたという説を有力視していることが明らかにされた。
ANDY PASZTOR
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140313-00005461-wsj-int&pos=4