どこへ消えたのだろう? | 日本のお姉さん

どこへ消えたのだろう?

深まる謎「前代未聞の航空機失踪ミステリーだ」
2014.3.11 11:09
【シンガポール=吉村英輝】8日未明に忽(こつ)然(ぜん)と姿を消したマレーシア航空機。南シナ海に墜落したとみられるが、救難信号も発せずに連絡が途絶え、機体も見つかっていない。盗難旅券を使った乗客の存在が判明するなど、テロの憶測も広がっている。何が起こったのか謎は深まるばかりだ。
同機は8日午前0時41分(日本時間同1時41分)にクアラルンプール国際空港を出発、午前1時半にマレー半島の東部沖でマレーシアの管制当局は同機と連絡が取れなくなった。高度約3万5千フィート(約1万メートル)を安定飛行中で、天候も良好だった。午前2時40分に消息不明を確認した。
不明機が2012年、中国・上海の空港で別の航空機と接触し、主翼を損傷した事故を起こしたため、機体不具合の可能性が指摘される。だが、マレーシア航空は、製造元のボーイング社が修理して安全を確認しており、直近の整備でも問題はなかったとしている。
何らかの原因で空中爆発していれば、海上の広範囲に残(ざん)骸(がい)が散乱するが、その痕跡も見つからない。米国当局も、偵察衛星情報などから爆発を否定している。
このためシンガポール経営大学のテレンス・ファン助教授は「緊急着水し海底にそのまま沈んだ可能性がある」と指摘する。不明機が発しているはずの位置信号が捕らえられない事実とも符合する。
では、なぜ救難信号を発せずに連絡を絶ったのか。「電気系統などの故障に加え、機長らに警報を鳴らす余裕がなかった可能性」(ファン氏)もある。ハイジャックもそのひとつだ。
国際刑事警察機構(ICPO)は、盗難旅券の使用が確認された2人のほかに、搭乗者資料から「疑わしい旅券」がさらに見つかっていることを明らかにした。これまでに犯行声明は出ていないが、米連邦捜査局(FBI)もテロの可能性を含め捜査している。
「これは前代未聞の航空機失(しっ)踪(そう)ミステリーだ」
マレーシア民間航空局のアザルディン局長は10日の会見でこう述べ、機体発見に全力を尽くす考えを繰り返し強調した。http://sankei.jp.msn.com/world/news/140311/asi14031111110001-n1.htm  
こんな事件があると、マジで飛行機に乗るのが怖くなる。