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抗議あったドラマ「明日、ママがいない」のHPから野島伸司氏の名前消える
東スポWeb 1月17日(金)11時21分配信
ホームページから名前が消えた野島伸司氏
天才子役・芦田愛菜(9)主演で15日にスタートしたばかりの日本テレビ系連ドラ「明日、ママがいない」が、いきなり激震に見舞われた。児童養護施設が舞台の同ドラマに対し、16日、熊本市の慈恵病院などが会見を開いて「養護施設の子供や職員への誤解偏見を与える。人権侵害だ」と放送中止を申し入れたのだ。
これに対して日テレは「ドラマは子供たちの心根の純粋さや強さ、たくましさを全面に表し、子供たちの視点から『愛情とは何か』を描くという趣旨のもと、子供たちを愛する方々の思いも真摯に描いていきたい。ぜひ最後までご覧いただきたいと思います」とコメント。放送継続の姿勢を示したが、番組ホームページにはある変化があった。
同ドラマの脚本監修を務めたのは、大ヒットドラマ「家なき子」(日本テレビ系)の企画・原案や「ひとつ屋根の下」(フジテレビ系)の脚本で知られる野島伸司氏(50)。放送前から大々的に名前が出され、番組ホームページにもその名は明記されていたが、なぜか騒動過熱後の16日深夜に、野島氏の名前はきれいサッパリ消え、もう1人の脚本家・松田沙也氏だけになっていた。
騒動を受け、番組ホームページ上に設けられた掲示板には視聴者の意見が殺到。大半が「子役の演技が凄すぎる」「作品にのめり込んでしまった」と好意的な内容で、実際に物心ついた時から施設で育ったという人物からの「共感する部分も沢山あり、涙が止まりませんでした」というコメントもあった。
一方、現役の児童福祉施設職員と思われる人物からはこんな指摘や意見も。
「(ドラマに出てくる)コガモの家のような劣悪なグループホームはないですし、ああいったやりとりを児童相談所の福祉司がしていることもありえません」「施設や里親さん宅で、今現在生活している子どもたちは全国にたくさんいます。子どもたちが、悲しい思いをしないよう配慮をお願いします」
賛否両論巻き起こっている「話題作」には違いなさそうだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140123-00000000-tospoweb-ent
放送続行の芦田愛菜ドラマ ついに“犠牲者”
東スポWeb 1月23日(木)8時1分配信
日本テレビ近くに掲示された「明日、ママがいない」の巨大ポスター
芦田愛菜(9)主演の日本テレビ系連続ドラマ「明日、ママがいない」で、ついに“犠牲者”が出た。同局のOBで法政大学社会学部(メディア社会学科)教授の水島宏明氏(56)によると、ある若者がドラマを見た直後にパニックとなり、リストカットに及んだという。水島氏は21日、本紙の取材に「制作現場の想像力のなさが原因」と“古巣”を一刀両断。同日には全国児童養護施設協議会と全国里親会が会見し、ドラマ内容の改善を求めた。放送続行を強行した日テレが、集中砲火を浴びる事態に発展している。
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児童養護施設で暮らす“母なき子”を題材にした同ドラマをめぐっては、すでに熊本市の慈恵病院が同局に放送中止を申し入れている。21日には全国約600の施設から成る全国児童養護施設協議会と全国里親会が厚生労働省で会見し、過激な描写を改善するよう訴えた。
同協議会の藤野興一会長(72)によると「芦田愛菜ちゃんが小学3年生だからだと思うが、同じような境遇の子が学校で『おまえが(ドラマの)主人公なのか』と根掘り葉掘り聞かれるケースが出ている」。里親会の星野崇会長(68)も「それまで周囲から『大変ですねぇ』と思われてきた里親さんたちが、好奇の目で見られないか心配だ」と危惧する。
さらにショッキングな報告もある。施設出身のある若者が、初回放送(15日)を見た後にフラッシュバックを起こし、リストカットに及んだというのだ。これは日本テレビ放送網の元記者・解説委員で、「NNNドキュメント」のチーフディレクターも務めた水島教授の元に寄せられた情報で、ネット上ではその全容が公開されている。
それによると、若者は放送翌日に「『明日、ママがいない』を見ましたか? 怖かった…。ショックでした。あれを見て昨夜、ものすごいパニックになって具合が悪くなって…」と述べ、その腕には3本の生々しい傷痕が残されていたという。幸いにも大事には至らなかったが、児童福祉関連に豊富なネットワークを持つ水島氏は「今後も犠牲者が出る可能性はある」と警鐘を鳴らした上で、騒動の本質にこう斬り込んだ。
「制作する側の想像力、取材力が足りない。テーマがテーマだけに、慎重に話を進めなければならなかった。専門家に話を聞けば『そこを踏んだらアウト』という部分はすぐにわかったはずだ」
本来なら、日テレの社会部記者や専門家と何度も話をすり合わせ、実際の施設とも一緒になってドラマを作っていくことが望まれたが「今のテレビ業界は忙しく、時間も金もない。専門家や施設と協議していては、とても締め切りに間に合わない。最終的に『もうこれでいくしかない』となったのだろう」と水島氏。
脚本監修に「家なき子」(日本テレビ系)や「ひとつ屋根の下」(フジテレビ系)などの人気作を手掛けた野島伸司氏(50)を起用した影響も大きいという。
「他局の人から聞いたが、野島さんは現場取材はほとんどしないらしい。だからこそ、独創的な作品を描けるようだ。逆に言えば、そんな野島さんを起用した時点で、局としては、ある程度のハレーションが起きることは想定していた。確信犯だけにタチが悪い」
過去にもドラマへの批判が話題となったケースはあったが、水島氏は「今回は次元が違う」とも指摘したうえで「抗議しているのは、圧力団体やネット右翼ではなく、慈恵病院などその道のプロの方たち。公共性の高いテレビ局がそうした声を拾わなくていいのか。視聴率は取っても日テレは信用を失う」と力説した。
日本テレビ総合広報部は21日、本紙に「このドラマは、子供たちの視点から『愛情とは何か』を描き、子供たちを愛する方々の思いと、子供たちがそれぞれの人生をつかみ取っていく姿を真摯に描いていくものです。制作に当たっては、児童養護施設の子供たちの尊厳を冒さぬよう配慮するとともに、偏見を助長することのないよう留意しています」とコメント。
「子供たちへの配慮が足りない」などの指摘については「真摯に受け止め、今後とも内容に細心の注意を払ってまいります」とした。あくまで強行姿勢を崩さない日テレが持ちこたえられるか。微妙になってきた。
headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140117-00000001-tospoweb-ent
明日ママ」出演の城田優、批判に反論「全部見て判断して」
デイリースポーツ 1月25日(土)12時38分配信
「明日ママ」出演の城田優、批判に反論「全部見て判断して」
イベントに登場した(左から)阿久津愼太郎、瀬戸康史、城田優=東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズ
日本テレビ系ドラマ「明日、ママがいない」(水曜、後10・00)が、児童養護施設関係者への人権侵害があるとして熊本・慈恵病院などから放送中止要請を受けている問題で、レギュラー出演している俳優の城田優(28)が25日、都内で映画上映会に出席。「ドラマを全部見て判断して」と訴えた。
【写真】「明日ママ」出演の愛菜と梨央がケンカ!?撮影中は“距離”
城田は同作で、施設の少女があこがれるセレブな家の主人・東條を演じている。報道陣から騒動についてコメントを求められると「色んなご意見があると思う」とした上で「1、2話では伝えたいことが全部出ていない。全部見てから判断してほしい。感動や愛のはかなさ、尊さ、親子関係の理想や現実などのメッセージをテーマに、エンターテインメントの力で愛情を伝えようとしている」と製作者、出演陣の思いを代弁した。
さらに、打ち切りを求める声も上がっていることには「一度乗った船には最後まで乗るのが男だと思っている」と批判に立ち向かう姿勢を見せた。
この日は、自身が初の映画監督を務めた「D‐BOYS 10th Anniverary Project ショートフィルムフェスティバル」の特別上映会に瀬戸康史(25)、阿久津愼太郎(18)と登場。「監督やスタッフの大変さがよく分かった」と語った。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140125-00000033-dal-ent