見た目で採用される
面接官が見た目で選んでしまうのは、仕方が無いことだと思います。
服装がきちんとしていて、声が大きくて挨拶がきちんとできていたら、仕事ができなくても雇ってしまいがち。仕事ができるかどうかは、雇ってみなければ分からない部分がある。
以前、わたしの会社に面接に来た女性の中で
頭の毛を束ねて棒状にして頭のてっぺんに立てていた人がいましたが
「あの子、面接で落とされると思う。」と他の女子と予想をたてていたら
見事に当たりました。そんな奇抜なヘアースタイルをして
面接に来る人はたぶん、常識が無いので面接官は採用しないでしょう。
「一事が万事」ということわざもあることだし、きっと採用されても
自分の考えや美意識をつらぬいて、他の人と協調して仕事をすることなく、会社が嫌になって直ぐに辞めていくかもしれない。そういう人はアート関係で生きる道を探した方がいいかもしれません。
アーティストは、自意識が過剰なくらいがいいと思う。
アーティストこそ自分の感覚に自信を持っていないといけないし、
自己主張が無いとやっていけないからです。
自己主張ができないアーティストなんてありえないと思います。
企業の中で働くグラフィックデザイナーは、顧客に求められるデザインをしないといけないので自己主張は控えないといけない場面が多いはずです。
お客様にそれとなく、アイデアを出して、いい作品を作ることはできるでしょうけど、 お客様の希望に沿っているように見せつつ、自分のアイデアをお客様のアイデアとすり替えていくのは、なかなか大変なことです。
担当者が気に入ってもその上司がダメだと言えば、また一からやり直しなので、ストレスは常にあると思います。
でも、ストレスが無い仕事って、世の中に無いと思うので
どのように生きるのかは、本人が自分の周りの状況によって選んでいくしかないでしょう。
自分の好きなアートの仕事をしつつ、普通の仕事もやるというのが一番理想ですが、普通の仕事は十分しんどいので、体力も気力もそこで使い果たしてしまい、アートの活動もできなくなりがち。
それでも、病気の家族を抱えていたり、子供が産まれたりしたら、またはパートナーがアーティストだったなら、
自分の希望を捨てて、「生きる」ことを優先する場合だってあります。
才能があっても、普通の仕事に進んだ人もたくさんいます。
だから、アーティストとして生きることができる人は、才能があるかどうかよりも
条件が整っているかどうかだけが大事なことなのではないかと思う時があります。
自分の作品を売って食べていけるかどうかは、また別の問題です。
1人の画家に対して熱烈なファンが10人いたら、それだけで食べていけると
ある画廊主は言っていました。
ゴッホだって、弟が作品を買ってくれたから食べていくことができた。
ファンを10人獲得することが大事です。
そのためには、個展などをこまめにやってファンに案内状を送り続けることが大事な仕事になると思います。それと、作品を積極的に売ってくれる商売上手な画廊主を見つけることです。画廊主は、商売のためにアーティストをせっついて、無理やり働かすのが心苦しくなる時もあると言っていました。
精神に病があるアーティストでも、病院から引っ張り出して絵を描かせる画廊主もいるそうです。売れるアーティストは、作品を作りたいという願いがあるのなら、死ぬまで働くことができれば本望だとは思います。
友人の知人のアーティストは、車で自分の作品を持って全国で個展を開いていますが、個展を開けば必ずたくさん売れるのだそうです。
でも、まとまったお金が必要になった場合、必死で作品を作ったり売りに出たりしないといけないので、普通の会社で働くよりも忙しそうだとか。
大変な人生ですが、自由時間も好きなだけ作れます。
アーティストには、遊びも仕事の一部なのだと思います。遊びが全部、作り出すものに影響を与えているのです。
よく遊びよく仕事をするアーティストは、普通の会社に勤めている人よりも、エネルギッシュです。神に才能を与えられた、やる気がある者にしかできない仕事だなと思います。
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【悲報】採用担当者の96%が見た目で印象を判断 / スカートをはいている女子のほうが就職に有利
もうすぐ2013年も終わり! 学校を卒業した女子たちも徐々に就職先が決まってきていると思いますが、まだ決まっていない女子たちに悲しいお知らせがあります。
福助株式会社が企業の採用担当者200人に行った調査によると、なんとその96%が見た目で就活生の印象を判断しているというのです。このエロジジイッ!! 女の敵!!!
ムキーッ!!! アタシなんてどうせ見た目がアレだから採用されないのよ!!! 田嶋○子さん助けて! とお怒りの女子がさらにお怒りになりそうな調査結果がさらにありま
す……。
「女子大生の就活ファッション、スカートとパンツスーツ、どちらかというと、どちらの方が面接に有利だと思いますか」
という問いには、73.5%の採用担当者がスカートが有利と回答。あぁ~~~~ん?
足元ばっか見てんじゃねーよ! そんなに足が大好きなんですかァ!? フーッ!!!
<img src="http://sociopouch.files.wordpress.com/2013/12/q4.jpg?w=580"
alt="Q4" class="aligncenter size-full wp-image-145853" />
と、さらに怒りを感じる回答ではありましたが、決してハレンチな気持ちで回答しているワケではないようです。
パンツよりスカートのほうが「常識がありそう」、「まじめそう」と言った印象を与える効果があるのだとか。まぁ結局のところ、見た目判断ってコトですけど……。
もし就職活動が上手くいかないという人は、見た目をちょっと意識して変えてみるというのも効果的な方法なのかもしれません。
<img src="http://sociopouch.files.wordpress.com/2013/12/q3.jpg?w=580"
alt="Q3" class="aligncenter size-full wp-image-145852" />
健闘お祈りメールばかり来て落ち込んでいる人はパンツをやめてスカートをはき、美容院に行ってきちんと髪を整え、気分一新就職活動に励むのが良いかも。
まあ、いくら中身が良くてもまずは見た目で判断されるということだけは事実なようです。そんな世知辛い世の中ですが、上手く就職をしたければ、その流れには乗らなければいけないのかもしれませんね……。
参考リンク:PR TIMES
(文・写真=山田ゆり)
http://youpouch.com/2013/12/16/145845/