つづき
話 の 福 袋
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◎対馬に侵攻するであろう韓国 奥中正之
日中間に軍事紛争が発生した場合、韓国は対馬に侵攻する計画を有すると
の情報がある。真偽は不明である。
一方的な武力行使で韓国は竹島を日本から奪取している。
この経験に基づけば、日本の隙を見て、武力行使をすれば、日本は力によ
る反撃は行わないと韓国側が読んでいる可能性は否定できない。
韓国が対馬に軍事侵攻した場合、恐らく米国は傍観するだろう。尖閣諸島
に比べて、米国の太平洋覇権維持上、重要性が劣る対馬については、火中
の栗を米国は拾うまい。
さて、尖閣諸島の空域に中国が一方的に設定した、防空識別圏であるが、
日本政府が米国の軍事パファーを巧みに活用する限りここでの日中軍事紛
争は起こるまいというのが私の予想である。
その根拠は、米国がB52戦略爆撃二機をこの空域に飛ばしたが、中国側か
らはスクランブルもなかったし、少なくとも目下のところ、中国が米国に
抗議したとのニュースはない。
中国にとっとは、面子丸つぶれの事態である。
中国は弱い者には強く出るが、強い相手には引き下がるとかねてから聞い
ている。その通りの展開とすれば、日本が虎の威を借れば、平和は維持さ
れるということだ。こんな言い方をすると、米国へのへつらい保守との
レッテルを貼られるかも知れない。
しかし、日本は憲法の縛りを受けている。国民に強い戦争忌避思考があ
る。「軍事力を排して話し合い外交の国家たれ」と主張する勢力が強い、
などといった、日本側の事情を詳細に中国は把握している。
米国の軍事力活用を怠れば、中国は「日本弱し」と見て、対日挑戦をエス
カレートしてくる。マッカーサーが我々に押しつけた「戦後体制」から、
我々が脱却しない限り、国防の根幹は米国に依存せざるを得ない情けない
現状にあることをはっきりと認識すべきである。
この厳しい現状認識なく、米国依存脱却を叫べば、鳩ポッポの二の舞とな
るだけである。(情報収録・中山)
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反 響
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1)農業と林業では45%以上が65歳以上:前田 正晶
総務省統計局が先頃複数の統計資料に基づいて、我が国の高齢者(65歳以
上をいう)の生活を分析した。そこで、我が国の今年9月15日の時点での
総人口・1億2,760万人中の3,186万人が高齢者で、その比率が25.0%だっ
たと判明した。すなわち、巷間言われているように人口構成は4人に1人が
高齢者である。
この分析によれば「高齢者は12年度の調査よりも112万人増加しており、
その背景には第一次ベビーブーム期(1947~1949年)の所謂団塊の世代が
高齢期に達したため」とされていた。この高齢者中の男性が1,369万人で
43.0%、女性が1,818万人で57.0%だった。
一方、高齢者人口の就業率はと言えば「農業と林業が101万人で全就業者
中の構成比が45.1%と全業種中で最高の率」となっていた。以下、建設業
に47万人で9.3%、製造業に66万人で6.4%、運輸業と郵便業に25万人で
7.4%、卸売業と小売業に96万人で9.2%、宿泊業と飲食サービスに39万人
で10.4%、生活関連サービスに33万人で13.8%、医療と福祉に39万人で
5.5%、サービス業に65万人で14.1%となっていた。
この産業別の就業者数の統計が示すように、農業と林業が高齢者に依存し
ているのは明らかである。しかし、その次ぎに就業者数が96万人と多い卸
売業と小売業では、構成率が10%にも満たないのが印象的である。だが、
サービス業では65万人と第4位でありながら、高齢者の比率が14.1%と第2
位である点も注目に値するのではないか。
なお、高齢者の雇用形態では12年度の調査では「役員を除き雇用されてい
た人数は259万人だった。その中、正規の職員と従業員は81万人で、非正
規は179万人」となっていた。この辺りに高齢者の雇用と就職の難しさが
見えてくる。
参考資料: 紙業タイムス社刊 週刊誌版 “Future” 13年12月16日号
2)日本は ハングルを奪った!ーー違う、という証拠が出てきたが。
大連在住の日本人が送ってくれた情報です。(小林)
■日帝時代の教科書を見てハングル指導を知った朝鮮人の反応「政府に騙
されていた! 」
http://blog.goo.ne.jp/warabidaniyuukoku/e/be46cbfb64751029d6f6a2b5308c7ec2
■大日本帝国時代の1939年の教科書を韓国人が発見! ハングル禁止だっ
たはずなのに掲載されており困惑
http://getnews.jp/archives/424002
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14114098304
こちらのベストアンサーには面白い情報も載っています。
韓国の現大統領パク・クネの父親、日本名、高木正雄の画像もあります。
3)?田 實です。ご参考まで
呉善花『なぜ反日韓国に未来はないのか』(小学館新書)
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「もはや、救いはない・・・」
反日韓国を分析する警世の書の決定版だ。
でたらめな論法、整合性のない論理、八方破れの言い分。なにがなんでも
反日路線、盲目的に突っ走る韓国には著者の呉教授が言うように「未来は
ない」。未来どころか「明日もない」ほどの混乱を極めている。
漢江の奇跡を自画自賛したあたりまで、まだ前途には多少の明るさが残っ
ていた。いまや反日大統領のあらゆる言動が、韓国を自ら窮地へ陥れてい
る。やっぱり、この国は救われない。評者にいわしめれば、米軍よりの少
壮軍人による軍事クーデタしか、残されて道はないのではないか?
日韓関係を悪くした元凶は朴権惠大統領にあるが、韓国はすべてが日本に
責任があるとアメリカでさえあきれかえる言い分を主張している。
だが、著者がもうひとつ大事なポイントを指摘している。
それは「歪んだ反日」が韓国の社会をずたずたにして、経済を駄目にして
しまったことだ。
外交軍事的には中国へ依存する決定をして、日本を相手にしないという方
針に切り換え、通貨スワップの延期を断ってきた。外貨準備の薄い韓国
で、つぎに通貨危機がおこるとすれば(間違いなくウォンの大暴落がある
だろうが)、それは韓国の責任である。
さて、このビョウキとも言える『反日主義』が、なぜ韓国の『大義名分』
となったのか、呉さんは、その淵源を戦争中に海外にあった、でっち上げ
『臨時政府』に遡って捉え直す。
「日本敗戦から韓国建国まで3年間には激しい権力闘争があったが、結果
的に強固な反日主義者が政治的な実験を掌握していく」のだ。
つまり「重慶にあった大韓民国臨時政府」なるものを現在の韓国憲法前文
で『継承する』としているからだ。
名前こそ「臨時政府だが、枢軸国側にも連合国側にも承認する国はなく、
国際社会からはどんな地位も認められていなかった」「一団体」でしかな
い。それを正統政府として認めて継承した国家がいまの韓国である」
(47p)だから反日は体内に染みこんだ病原菌である。
したがって「韓国は日本帝国主義の侵略に対して、我々は果敢に反日独立
運動をもって闘かい、独立を自らかちとった」というファンタジー歴史観
が成立したのである。
経済的に豊かになり、就学率が高くなると学校で反日教育が行われ、つま
り朴正煕政権で『反日路線』が確定した。その娘が大統領になったという
ことは、骨の髄まで反日教育につかった人物であり、世界中をまわって日
本の悪口を言い続ける愚鈍な政治家に韓国は国の運命をかけるのである。
救いはない。
4)「アゲて来ました」:前田 正晶
もう野球のシーズンが終わって「インコース」だの「ストレート」だの
「弾丸ライナー」等という独特のカタカナ語を聞かなくても良い頃になった。
しかし、昨12月1日のゴルフでは男女とも同胞が優勝して気分が良い日
だったにも拘わらず、これらの中継では独特の「アゲインスト」や「フォ
ロー」の風という業界の専門語を聞いていなければならぬ点がカタカナ語
排斥論者として不満だった。
この2つは当方が用いる表現の「最早戸籍を得てしまった以上は仕方がない。だが、これらが英語ではないことを知っていて欲しい」が当てはまるものだ。言うまでもないだろうが、「アゲインストの風」とは逆風で「フォローの風」が追い風である。今更ここで"against"の意味を解説す
ることもないだろうが"to run against a wind"=「風に逆らって走る」という使い方があるくらいだから、「逆風」を「アゲインスト」を使って表現したい気持ちは解らないでもない。
しかし、「アゲで来ました」はいくら業界用語でも如何なものかなと思う時もある。面白いことは「フォローって来ました」とは言わない辺りである。話は違うが、私はヴァレーボールがブロックに飛んだ人数を「何枚」、サッカーでフリーキックの前の経つ人数を「壁が何枚」とアナウンサーが形容するのも気に入らないのだ。何故ならば、これは業界の専門語というか俗語であって、一般人に「理解せよ」と押し付けるべきではないと考えている。
即ち、ゴルフの中継では素直に「向かい風」と「追い風」で良いはずだ。飛行機に乗ると「今日は"head windがきつくて飛行時間が長引く」とか「"tail wind"のお陰で到着予定時
刻が早まる見込み」という風に機長がアナウンスする。普通の英語では「向かい風」は"head wind"であり、「追い風」は"tail wind"である。尤も「追い風」を"a fair
(favorable) wind"とも言うようだが。
同じくゴルフの用語だ。当方は1933年から1974年まではやっていた。その当時は「前に木が立っていて邪魔になる」を「木がスタイミーになって」というのが普通だったという記憶がある。
だが、現在では「スタイミー」は専門語としては死語と化したようで、誰も使わないのは不思議でならない。これは"stymie"で「妨害する」か「邪魔になる」という意味だ。これは一寸面倒なスペルで進行形になると、「貴方が私の通行の邪魔をしている」と言う時には"You are stymieing(stymying) the traffic."のようになる。ゴルフ業界では何故
「スタイミー」を使わなくなったのだろう。
今度はラグビーだ。昨日は国立競技場に4万数千人が早明戦を見に来ていた。「如何に国立で最後の試合にしても良くあれほど入ったものだ」と早明戦の根強い人気に敬意を表したい思いだった。
ここで気になったのがアナウンサーも解説の大畑も"turn over"を「ターン・オーバー」と明確に連結音にしていないことだった。偶に「ターンノーバー」と言う者もいるが、私は英語教育改革の視点からしても後者の方が望ましいのだ。
余談だが、明治のラグビーが旧態依然とした「前へ」の思想から脱し切れておらず、あれほど何度も早稲田のゴールの寸前に迫りながら一度もトライを取れずに終わったのは歯がゆいを通り越して無残だった。余談である以上、これ以上あの先方の論評は避ける。
5)首相官邸前の交差点というのは、国会記者会館があって、それを囲むような位置で、常軌を逸している最近の各種反対デモ(再稼働NSC、特定秘密保護法、TPP等で、ひたすら大音声でリフレインする形態の活動)が行われています。声を出している人は10分交代で変わったりしているんですが、基本的には毎回同じ人たちが担当しているように聞こえます。
なので、国会記者会館を御利用のマスコミの方なら、これはデモとしておかしいんじゃないかという発想は持てると思います。もっとも、昨年こそ、毎週金曜日になれば、国会議事堂前駅は駅構内に警察の方がかなりいて、乗客を誘導したりしていましたが、今は、何か関心を持った人が行くというよりも、仲よしの人たちが集って何かやっているという状態です。
ちなみに、その上に、「分館」というのを書いたのですが、それが今私が働いている場所で、その分館の左下にピンクで印をつけていますが、それが今私の席がある窓際の場所です。
窓を閉め切ってもしっかり聞こえてくる音の中で、会議録をつくる仕事の残業をしています。去年と違って、今は議論のレベルも高いです。外から大きな音が聞こえている中で原稿を精読するのは、かなりしんどいです。
(T・M)
6)彼が持てる力を出し切ったことを讃えるが:前田 正晶
12月1日の福岡国際マラソンで埼玉県庁の川内優輝は存分に実力を発揮して第3位に入ったことは、彼の持つ能力からすれば絶賛に値するだろう。
「よくぞあそこまでやった」と褒めてやられる。彼が練習量を補うために多くのレースに参加している努力も最高に評価すべきだろう。だが、遺憾ながら私は彼にはあの辺りが限界ではないかと思っている。
マスコミが彼を「市民ランナー」として褒めるのも結構だし、彼が「プロのランナーに負けないようにする」と標榜するのもまた良しとする。だが、「日本人第1位」とするのは頂けない。
彼の前に2人のアフリカ系の走者がいたのでは、何処となく「負け惜しみ」と言うか情けなさが漂ってくる。昨日は特に情けなかったのが、私が全く評価していないプロデあるはずの藤原新が途中棄権したことだった。
藤原は当方の持論である「箱駅伝を止めるか、何らかの形に変えない限り、我が国の男子のマラソンは世界的には絶望である」を、情けないまでにオリンピックで立証してくれた実績がある。今回も故障があったかどうか知らぬが、あの体たらくである。
もしも本当に故障があったのならば出るべきではないのは言うまでもないこと。仮令、故障がなくても当方は彼に期待していなかったが。
ここで繰り返して言う必要もないし、反論もあるだろと承知で言えば「箱根駅伝は正月の催し物として華があって結構だし、主催するのか後援するのか知らないが強力なマスコミがついている。東日本の諸大学はあれに出場するために懸命になって20
kmを最高速度で走れる走者を育成していることに問題があると思う。
理屈は簡単で、高校までは優秀で将来有望だった長距離走者は皆箱根の栄光を目指して関東の大学に指向しし、4年かけて20 km用の走法を身につけていく。更に就職すれば、その先に実業団
の駅伝が待っているという具合で、20 km走法に磨きをかける。言うまでもないことで、マラソンはその倍に当たる42,195 kmを走るのだ。
女子の5,000と10,000 メートルの優れた走者・福士加代子はマラソンを走って「30
kmからは先は別世界だった」と述懐したほど失速してマラソン制覇に失敗した。こういう実例がある。ここで箱根駅伝を中止せよといくら叫んでも、所詮はドン・キホーテにしかなれないだろうから、ここまでにする。しかし、川内優輝君の日本人第1位の実績を賞賛することは変
わらない。
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身 辺 雑 記
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秋が終わった。猿江公園は落ち葉だらけ。
散歩路以外は足の踏み場も無い。特にプラタナスの落ち葉は大きくて始末におえない。掃いても掃いても落ちてくる。
掃除の方に「憂鬱な季節ですね」と声をかけた。それがほとんど落ちきって「秋が終わった」と実感したわけ。
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