2016年までに、アメリカと中国だけでワイン4億ケース以上が消費されるとの数字 | 日本のお姉さん

2016年までに、アメリカと中国だけでワイン4億ケース以上が消費されるとの数字

マグロもエビもワインもいいものはチュウゴク人に競り落とされているんじゃないの!?終いには飲料水も奪われそうな気がする。
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2016年までに、アメリカと中国だけで4億ケース以上が消費されるとの数字が弾き出され、とても間に合う状態ではないという。
深刻なワイン不足がやってくる!? 年間で約3億ケース分ものワインが不足
Nekolas / 2013年11月5日
これからの季節、クリスマスや年末年始に向けてパーティーや宴会の席で大活躍するワインが、世界的な需要に応えられず年間で約3億ケース分もの不足に見舞われているという。将来的に「ワインが気軽に飲めなくなる日が来るかもしれない!」と、ワイン好きの間で心配の声が上がり話題となっている。
・年間で約3億ケースも不足
米金融大手モルガン・スタンレーが行った調査で、昨年の世界的なワイン供給不足は約3億ケース分にも達し、ここ50年で最高の数字を記録したことが明らかとなった。このままでは現在醸造中のワインを出荷しても、世界的なワイン不足は解消されないとのことで問題は深刻化しているという。
・ワインの需要はうなぎ登り
世界的なワイン消費量は1990年以来、年々右上がり状態だ。ワイン消費国の上位に位置するのはアメリカと中国で、アメリカは世界的な消費量の12パーセントを占めている。いっぽうの中国は過去5年間でワインの消費量が急激に増加し、世界のワイン輸入国の第5位へ食い込んだ。
・ワイン生産大国の収穫不足が原因
ワイン不足は、三大生産国であるスペイン、フランス、イタリアでの生産量が2001年以来低下していることが主な原因とされている。過去5年間はブドウの収穫が振るわず、特に昨年は悪天候のため生産量は最低に落ち込んでいる。
・今年の収穫は上々
国際ブドウ・ワイン機構が発表したところによると、2013年の世界的なワイン生産量は大いに期待できるそうだが、高まるばかりのワインの需要に追いつくには、一回の大きな収穫では充分ではない。2016年までに、アメリカと中国だけで4億ケース以上が消費されるとの数字が弾き出され、とても間に合う状態ではないという。
・新興ワイン生産国の輸出量
世界のワイン生産量の6割を占めるヨーロッパに比べ、アメリカ、オセアニア、南米などの新興ワイン生産国による輸出量は3割に満たない状態だ。
世界的な地球温暖化のせいで、ブドウの生育や栽培が打撃が受けているのだろう。逆に今まで寒冷な気候でブドウ栽培ができなかった地域が、ワイン生産に適すようになるかもしれない。ポリフェノールを多量に含んで健康にも良いお酒だけに、何とか深刻な不足状態から脱してほしいものだ。
参照元:Huffington Post(英文)
執筆:Nekolas
Photo:Rocketnews24.
http://rocketnews24.com/2013/11/05/384094/