北京で肺がん患者が急増ー肺がん患者の数は過去10年間に60%増加した。 | 日本のお姉さん

北京で肺がん患者が急増ー肺がん患者の数は過去10年間に60%増加した。

8歳少女が肺がんに、中国で最年少
AFP=時事 11月5日(火)17時25分配信
スモッグで覆われた中国東北部・吉林省吉林市内をマスクをつけて歩く親子(2013年10月22日撮影、資料写真)。
【AFP=時事】中国で、8歳の少女が肺がんを発症していることが確認された。同国で過去最年少の患者となるが、医師らは大気汚染が肺がんの直接的要因と述べている。中国国営メディアのウェブサイトで報じられた。
中国東北部の有害スモッグ、3日目に突入 空港・学校が閉鎖
中国国営の新華社(Xinhua)通信のウェブサイト「新華網(Xinhuanet)」によると、この少女は、中国東部、江蘇(Jiangsu)省の幹線道路そばに暮らしている。
江蘇省南京(Nanjing)にある江蘇省がん病院(Jiangsu Cancer Hospital)の医師によると、少女は長期間にわたって有害粒子とちりにさらされていたという。
米国がん協会(American Cancer Society)によれば子どもの肺がん発症は極めてまれ。発症が診断される平均年齢は70歳ほどだ。
だが、中国では、急速な発展により都市部を中心に大気汚染が拡大する中、肺がん患者が急増している。北京(Beijing)市の保健当局によれば過去30年で肺がんに関連した死亡は4倍に増えており、スモッグで覆われた北京市での最大の死因となっている。【翻訳編集】 AFPBB News

中国・ハルビンで深刻な大気汚染、PM2.5計測上限超え
2013年10月21日 17:11 発信地:北京/中国
スモッグに覆われた中国東北部・黒竜江(Heilongjiang)省ハルビン(Harbin)で、マスクを着用して歩く女性(2013年10月21日撮影)。(c)AFP
【10月21日 AFP】中国東北部、黒竜江(Heilongjiang)省ハルビン(Harbin)では21日、大気汚染物質の濃いスモッグが一面を覆い、視界が10メートルほどになった。
国営の中国中央テレビ(China Central Television、CCTV)が放映したハルビン市内からの映像には、灰色がかった茶色いスモッグが画面いっぱいに広がり、かすかに判別できる形や色合いから、道路や自動車、交通信号機がそこにあるように見られた。
国営の新華社(Xinhua)通信によると、地元交通当局は、信号を視認することができずに赤信号で交差点に進入した運転手を「罰則の対象外にする」としている。
ハルビン中心街の観測地点では、健康に深刻な影響を及ぼすとされる大気汚染物質の「PM2.5(微小粒子状物質)」の濃度が1立方メートルあたり900マイクログラムに達した。この濃度は、世界保健機関(World Health Organisation、
WHO)の指針値の40倍近い値だ。
また、大気の汚染度を示す大気質指数(Air Quality Index、AQI)は最高値の500を上回り、「計測上限超え」となった。
ハルビンでは小学校が休校となった。長距離バスが運休し、高速道路も通行止めになっているが、報道によると依然として交通事故が相次いでいるという。(c)AFP

「北京で肺がん患者が急増」
中国の国営新華社が発表した数字によると、同国首都である北京における
肺がん患者の数は過去10年間に60%増加した。
北京市の肺がん患者が急増しており、2002年の10万人当たり39.56人が、11年には63.09人になった。
専門家はその原因として、喫煙と受動喫煙のほか、大気汚染も挙げています。
中国の喫煙者は約3億人で、約7億4千万人が受動喫煙の被害を受けているといいますが、大気汚染の原因である微小粒子状物質「PM2.5」 増加の影響も大きいと考えられます。
★石田のツイート→ http://twitter.com/academiaj