日本には「リベンジポルノ」を防ぐ法律はあるのだろうか? | 日本のお姉さん

日本には「リベンジポルノ」を防ぐ法律はあるのだろうか?

元恋人の裸写真をネットでばらまく「リベンジポルノ」 防止のために新法が必要?
弁護士ドットコム 10月20日(日)19時5分配信
日本には「リベンジポルノ」を防ぐ法律はあるのだろうか?
「リベンジポルノ」という言葉をネットで目にするようになった。もともとは英語で「復讐ポルノ」という意味だ。恋人や配偶者との関係が破たんした際、腹いせに以前、プライベートで撮ったわいせつな写真・動画などをばらまく、という行為を指すようだ。
米カリフォルニア州では10月、この「リベンジポルノ」を犯罪とする法律が成立した。もともと同州では、プライバシーを侵害する写真・動画などを無許可で撮影・公開すれば、犯罪とされていた。
新たにできた法律は、撮影自体には合意があっても、撮影時に「誰にも公開しない」という理解の上で撮られたプライベート写真などを、悪意を持って公開し、被写体に精神的苦痛を与えれば犯罪となる――という内容だ。
「この手の話」はアメリカだけでなく、日本でも問題となっている。日本には「リベンジポルノ」を防ぐ法律はあるのだろうか。それとも、同州のように新しい法律を作る必要があるのだろうか。インターネット上の誹謗中傷問題にくわしい清水陽平弁護士に聞いた。
●被写体が18歳未満ならば「児童ポルノ禁止法」違反
「日本には、米カリフォルニア州のような形でプライバシー侵害を処罰するような法律はありません。しかし、新しい法律を作らなくても現状の法律でも対処できる余地はあると思います」
清水弁護士はこのように指摘する。まず、「リベンジポルノ」の被写体が18歳未満の場合は、「児童ポルノ禁止法」に違反し、カリフォルニアで新しくできた法律よりも厳しい刑罰を受ける可能性があるという。
「18歳未満の裸体など《性欲を興奮させまたは刺激する》写真・動画をインターネット上に公開し、ばらまくといった行為は、児童買春・児童ポルノ禁止法により《5年以下の懲役もしくは500万円以下の罰金または併科》とされています(同法7条4号)」
それでは、相手が大人の場合、どうだろう。
「対象が18歳以上であっても、わいせつ物頒布罪となる可能性があります。こちらは法定刑が《2年以下の懲役もしくは250万円以下の罰金もしくは科料、または懲役と罰金の併科》とされています(刑法175条1項)。
また、写真の内容によっては名誉毀損罪(刑法230条1項。3年以下の懲役もしくは禁錮または50万円以下の罰金)や侮辱罪(刑法231条。拘留または科料)が成立する余地もあると思います」
●リベンジポルノには「民事責任」も生じる
「さらに、プライベートな性的写真・動画は、自身の最大のプライバシーと言っても差し支えないと思います。それを勝手に公開した人に対しては、プライバシー権の侵害を理由に、民事裁判で損害賠償請求をしていくことも可能です」
清水弁護士はこのように述べたうえで、「リベンジポルノは、場合によっては犯罪となり得る行為です。この点が周知されれば事前に防ぐことができるかもしれません」と、犯罪抑止効果に期待する。
さらに、リベンジポルノを「拡散する人」についても、次のように警告を発していた。
「リベンジポルノは、公開した人以外の手によって、どんどん共有・拡散されていくことがしばしばあると思います。そのような拡散行為も問題となる可能性は十分あります。
『自分が公開したわけではない』と言い訳する人をよく見かけます。気持ちは分からないでもないですが、必ずしもそれだけで責任がないということにはなりません。安易に拡散に協力することは避けるべきでしょう」
こうしたリベンジポルノの被害を根本的に防ぐためには、「そもそも写真や動画を撮らない・撮らせない」しかないだろう。ただ、事件の一番の被害者がプライバシーを侵害された人であることは、きちんと認識しておくべきと言えそうだ。
(弁護士ドットコム トピックス)
【取材協力弁護士】
清水 陽平(しみず・ようへい)弁護士
IT法務、特にインターネット上で行われる誹謗中傷の削除、投稿者の特定に注力している。
事務所名:法律事務所アルシエン
事務所URL:http://www.alcien.jp
弁護士ドットコム トピックス編集部
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131020-00000879-bengocom-soci
鬼畜画像が流出…高3女子刺殺事件 死後も傷つけられた名誉
女性自身 10月18日(金)0時0分配信
「いいお嬢さんでした。近所の幼稚園児と玄関前の道でよく遊んでいました。縄跳びをしたり、道にチョークで絵を描いたり、本当に面倒見がよかった。小学校のときから知っていますが、会えば必ず挨拶をする素直な明るい子でした」(近隣の70代男性)
10月8日夕方、東京都三鷹市の閑静な住宅地で、都内の私立高校3年生でタレント・女優として活動していた鈴木沙彩さん(18)がナイフで首や腹を刺され、殺害された。犯行から約1時間半後に逮捕されたのは、鈴木さんの元交際相手の池永チャールストーマス容疑者(21)。父が日本人、母親がフィリピン人のハーフだった。
警視庁の調べなどによると、2人は一昨年10月にフェイスブックを通じて知り合い、その後交際に発展。フェイスブックには2人の仲むつまじい写真も残されていた。
昨年9月、鈴木さんの海外留学をきっかけに別れたが、今年3月に帰国後、池永容疑者から「よりを戻したい」「写真を送らないと死んでやる」などと復縁を迫るメールや手紙が届くようになったという。同年6月には、鈴木さんは元カレからのメールや電話を着信拒否。元カレは執拗なストーカーへと変身していった。鈴木さんは両親とともに三鷹署に被害を訴えていたが、悲劇は起こってしまった。
さらに鈴木さんは、死後も名誉を傷つけられることになる。交際時代に容疑者が所有していたと思われる彼女のワイセツなプライベート画像や映像が、犯行前にネット上にバラ撒かれていたからだ。
「断定はしていませんが、彼の仕業とみて捜査を進めています。『復縁しないとバラ撒くぞ』と脅し、拒絶されたために流した可能性もある。一度ネット上に載ると消すことはほぼ不可能ですし、しかも殺しまで。まさに鬼畜の所業です」(警視庁担当記者)
ネットが絡む犯罪に詳しいITジャーナリストの井上トシユキ氏は次のように警鐘を鳴らす。
「犯人が交際前にどういう情報を相手に伝えていたかはわかりませんが、SNSに書いてあるその人の情報は嘘かもしれないし、自分をよく見せるために盛って書いてあることもある。メールのやりとりで気が合っちゃったというだけで、交際するとトラブルに発展する可能性がより高くなると思います。ネット上の情報は鵜呑みにしないということが基本中の基本です」
SNS社会が生んだ悲劇といえよう。
(週刊FLASH 10月29日号)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131018-00010006-jisin-soci
高3女子刺殺事件 犯人を凶行に駆り立てた「劣等感と絶望」
2013年10月17日 07:00
10月8日、東京都内の私立高校3年生で、女優としても活動していた鈴木沙彩さんが刺殺された。帰宅したところを自宅に潜んでいた池永チャールストーマス容疑者(21)に襲われたのだ。自宅から路上に逃げ出した鈴木さんを容疑者は追いかけ、首、肩、腹部に何度もナイフを突き立てたーー。
容疑者は、鈴木さんの元交際相手だった。池永容疑者は日本人の父とフィリピン人の母との間に生まれた。父を亡くし生活は苦しかったという。京都市内にある実家は築34年の古いマンションで、池永容疑者は家計を助けるために高校時代から近所のスーパーで、アルバイトをしていた。高校卒業後には一時期、自衛隊に入隊していたという報道もある。
池永容疑者と鈴木さんは2年前の’11年10月ごろフェイスブックを通じて知り合い、交際を開始。容疑者が夜行バスに乗って、東京の鈴木さんに会いに行っていたという。その際、鈴木さんの自宅にも遊びに行ったことがあったようだ。容疑者の母(46)は事件翌々日の10日、文書で次のようにコメントした。
「鈴木さんとの交際がトーマス(容疑者)の自慢でしたが、昨年の夏ごろには別れ話があり、落ち込み悩んでいました」
鈴木さんの家庭環境は池永容疑者とはかなり異なっている。
「(鈴木さんの)祖父母や、お母さんも画家だったと思います。ご実家は近所にたくさんの土地を所有している資産家です。鈴木さんは一人娘で、本当に大事に育てられたのです」(鈴木さんの自宅の近所の住人)
母子家庭のハーフ青年と資産家で女優活動もしているお嬢様、その交際がきしみ始めたころ、フィリピン人母は容疑者に「あなたと彼女では、立場が違いすぎるのだから、そっと彼女の夢を応援し、彼女の気持ちを尊重してあげなさい」と忠告したという。いったい何が、彼を卑劣な殺人者に変貌させたのか。立教大学教授で精神科医の香山リカさんはこう分析する。
「裕福で、美しくて、有名人とも交流していて……。そんな鈴木さんとの交際は、池永容疑者にとっては“人生の全て”のように感じられ、彼女と別れることは自分を失うような絶望感を生じさせたのではないでしょうか。別れを切り出されたとき、そうした感情が彼女への強い憎しみになったのだと思います」http://jisin.jp/serial/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%84/crime/7969
いじめで集団レイプ、携帯で撮影 小学生の間でも〈AERA〉
dot. 10月9日(水)16時10分配信
いじめの解決の第一歩は「証拠集め」と言われる。学校や教師が頼りにならないなか、いじめ調査のプロも誕生した。彼が見たのは、もはやいじめの範疇を超えた残酷な子どもたちの姿だった。
私立探偵の阿部泰尚(ひろたか)氏は、これまで多くのいじめ事件を解決してきた。阿部氏によると、いじめの質も変化してきたという。特定の生徒に対する継続的な暴力、中高生による100万円規模のカツアゲ、中高生だけでなく小学生までが行う集団レイプ、女子高校生による援助交際強要などなど。「かつては自分もヤンチャだった」という阿部氏が驚愕するほど、陰湿かつ凶悪ないじめに次々と遭遇した。
「もはやいじめの範疇を超えた立派な犯罪だ」
女子生徒が手引きして男子生徒に集団レイプをさせるのも珍しくない。ある女子高校生が別のクラスの女子に「先輩(男子)の家に遊びにいこう」と誘われた。訪ねていくと、数人の男子生徒と女子生徒が待ち構えていて、その場で輪姦される。ターゲットになるのは、決まって性格がおとなしい子だ。手引きした女子生徒は横で眺め、そこにいる生徒たちは、携帯で一部始終を録画する。こんなことは決して珍しくないという。
レイプの場合、阿部氏は、被害生徒にはしばらく登校しないように助言する。そして、加害生徒宅を一軒ずつ訪問し、録画された映像などを回収する。その記録が、調査資料として被害生徒の保護者に手渡される。そこから先は、保護者同士の話し合い(多くが損害賠償交渉)になる。教師はというと、生徒間で問題が起きていると気づいても、あえてかかわろうとしない。
阿部氏はこれまでに20件以上のレイプ事案を扱ったという。「事件は収束しても、被害者の心の傷は簡単に癒えることはなく、解決とは言えない」と、その残酷さを強調する。レイプの低年齢化も著しく、小学生のレイプ事案にも何度も出くわした。しかも6年生などではなくそれ以下の学年でも起きているという。
※AERA 2013年10月7日号

日本人の質が悪くなってきた。
どうしてだろう!?教育がなっていない。
日本人ができあがっていない。
小学生のレイプって、どこの国の話よ。
日本が壊れていっている。