藤原の効果-英語に訳すと、Fujiwara Effect
複数の台風がお互いに影響し合って向きが迷走することを言うらしい。
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浅学にして、2つの台風が接近したときに「藤原の効果」が起きることを知らなかった...
kantada_mouhuさん
浅学にして、2つの台風が接近したときに「藤原の効果」が起きることを知らなかったので質問いたします。
これは、英語や他の言語で説明する場合でも「藤原」という名前は使用されているのでしょうか。
質問日時:2013/10/22 17:04:16
ベストアンサーに選ばれた回答
wx_advisorさん
英語に訳すと、Fujiwara Effect
となります。世界で通用します。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14115315789
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藤原の効果
藤原の効果(ふじわらのこうか、英:Fujiwhara Effect)または藤原効果とは、2つの熱帯低気圧が接近した場合、それらが干渉して通常とは異なる進路をとる現象のことである。
1921年に当時の中央気象台所長だった藤原咲平が、このような相互作用の存在を提唱したためこの名がある[1]。
熱帯低気圧は、大まかには近くの亜熱帯高気圧や気圧の谷に伴う上空の風に吹き流されて移動していく。
近くに別の熱帯低気圧が存在する場合、その熱帯低気圧に反時計回りに吹き込む風によって吹き流される効果が付け加わる。
そのため2つの熱帯低気圧が接近すると、それぞれがもう片方の熱帯低気圧の周りを反時計回りに接近しながら移動していくことになる。
これにさらに、亜熱帯高気圧や気圧の谷の風に吹き流される運動が足し合わされるため、熱帯低気圧ごとにかなり異なった動きが見られる。
藤原の効果が見られるようになる熱帯低気圧間の距離はその熱帯低気圧の大きさや強さにより異なるが、だいたい1000km以内とされている。
このような距離に熱帯低気圧が複数存在することは大西洋やインド洋ではあまり見られず、ほとんどが太平洋上、特に北西太平洋に多く見られる。
藤原の効果は6つに分類されている。
相寄り型弱い方の熱帯低気圧が接近しながら急激に衰弱し、強い方の熱帯低気圧に取り込まれてしまう。
指向型片方の熱帯低気圧だけが干渉を受けて、もう片方の熱帯低気圧の回りを運動するように見える。
追従型片方の熱帯低気圧がまず移動し、その後ろをもう片方の熱帯低気圧が追いかけていく。
時間待ち型東側の熱帯低気圧がまず北上し、その熱帯低気圧が去った後に西側の熱帯低気圧が北上しはじめる。
同行型2つの熱帯低気圧が並行して移動する。離反型東側の熱帯低気圧が加速して北東へ移動し、西側の熱帯低気圧が減速しながら西へ移動する。
1993年にグレッグ・ホランドとマーク・ランダーは藤原の効果を解析して、これが単純に反時計回りに回転しながら接近していく運動ではなく、接近 - 捕獲 - 反時計回りの回転 - 解放 - 離脱といっ
たプロセスを経る運動であることを示している。
ただ、接近した台風がお互いに複雑な動きをする理由としては、互いの風の影響ではないか、というおおまかな仮説が立てられているものの、詳しく分かっていないのが現状である。
藤原の効果の実証の過程で、水槽内に人工的に発生させた2つの水の渦が接近時に複雑な動きをすることなどが示されたように、力学的には「2つ以上の渦の間に働く相互作用」が藤原効果の原因ではないかとされている。
そのため、沖永良部台風が台風ではない寒冷渦(回転する冷たい空気の塊)と藤原効果を起こしたように、台風以外の低気圧や気流の渦などでも藤原効果のような現象が見られることがあるが、台風が関わっていない場合は「藤原(の)効果」と呼ぶことはほとんどない。
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「藤原の効果」…台風27・28号の動向複雑に
台風27号の進路は予想が難しくなっている。もともとスピードが遅く、数日後の位置を予測しにくかった。さらに、27号を追いかけるように進む28号と接近すると、二つの台風が相互作用する「藤原の効果」により、動きが複雑になると見込まれ、予報のブレが大きくなる恐れがある。
16日に起きた土砂崩れの二次災害を警戒する伊豆大島(東京都大島町)では、台風27号の影響が読めないため、神経をとがらせる。大島町役場の担当者は、「避難が長期化することによる住民の健康への影響も心配だ」と話している。
気象庁によると、台風27号は、新たに発生した28号が接近する25日以降にかけて、本州に近づく見通しだ。本州上空に停滞する前線を刺激して、西日本を中心に大雨をもたらす可能性もある。
日本気象協会は「27号はもともと予測が難しい台風だった。それに加えて、今後は藤原の効果があるため、さらに動きが複雑になるだろう」と話している。
◇藤原の効果
二つの台風の距離が約1000キロ・メートル以内に近づくと、互いに影響して台風が複雑な動きをすること。中間点を中心に、二つの台風が反時計回りに互いを追いかけるように回転したり、小さい台風が大きな台風に吸収されたりする。戦前に中央気象台(現・気象庁)台長の藤原咲平氏が提唱した。
(2013年10月22日11時43分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20131022-OYT1T00492.htm
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2013年10月22日22:58
気象予報士「日本に3つの渦が集結で災害の臭い」と警告
「水木金は気をつけろ!」と警鐘を鳴らしておりました気象予報士の斎藤恭紀さんは、「日本に3つの渦が集結へ。日本列島どこで集中豪雨が起きてもおかしくない状態に。」と今後のお天気が更なる深刻な事態であることをツイッターで発表している。3つの渦とは台風27号、28号そして寒冷渦のようだ。この3つの低気圧が一つに日本に集中するということは、今後日本は大荒れの天気になるという事は素人目にも想像できそうだ。
ご覧の通り現状の天気は台風27号、28号そして寒冷渦が日本に接近しており、今週は大荒れの予想となっている。しかもそれら低気圧が互いに干渉しあうことで、なかなか東に抜けることが出来ずノロノロと居座っているという予期せぬ事態に。台風28号は東に抜け直接日本に影響を及ぼすことは無いが、27号の進行を妨げ被害の拡大を助長してしまう。
また現在の状況は気象予報士でもなかなか予測が立てづらく台風が今後どの方向に向かうのかは、見えないとのことだ。
―避難勧告出たらすぐに行動を
また斎藤恭紀氏によると現状の天気図を見る限り「災害の臭いが天気図からする」「避難勧告出たらすぐに行動を」と危機感を煽っている。伊豆大島の災害もあり日本の台風による危機意識は一段と強いはずだが、いつどの時点で「避難勧告」が出るのかはテレビを常時見ていないと判らないという問題もある。
はたして万が一の際、速やかに行動をとることなど出来るのだろうか。
―ネットの反応
ネットでは「注意しろ」と言われても、この危機的状況にどうすることも出来ない憤りが見え隠れするという印象だ。
・不安だ、、どうせなら打ち消してくれ
・今度はさすがにヤバそう
・可能な限り備えてびしっと気合いを入れて守ろう。
・後もう3つか4くらい後半の呪文じゃねこれって
・なんかヤバそうな・・・・・ 何事もなく済めば良いが・・
・おいばかまじやめろ。
・うーむどうなんだろ
・ええ!色々と困ります
・信憑性はともかく注意を!
・寒冷渦って、、、聞いてないよー!
・何が始まるんです?
・呪われすぎだろ日本。
・何かが日本に集結してきているような不安が
・なんかドッキングしそうだなや
・なんかすごいことになってますな
(ライター:たまちゃん)
http://www.yukawanet.com/archives/4558828.html