いずれも19日から接続水域を航行していた。 | 日本のお姉さん

いずれも19日から接続水域を航行していた。

尖閣国有化1年 新たな威嚇に備え強めよ
2013.9.11 03:32 (1/2ページ)[尖閣諸島問題]
 政府が尖閣諸島(沖縄県石垣市)を国有化してから、11日で1年を迎えた。尖閣周辺における中国の挑発行為は一段とエスカレートしている。
 9日には、中国が尖閣付近に無人機を飛行させたことが確認された。尖閣奪取を狙う中国は今後もあの手この手の威嚇で揺さぶりをかけてこよう。尖閣など国境の守りを万全にしていかなければならない。
 無人機飛来に先立つ8日には、中国軍の爆撃機が沖縄本島-宮古島間の公海上空を往復した。いずれも日本の防空識別圏に入り、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)している。
 さらに10日には、中国海警局の船8隻が、海上保安庁の巡視船の退去要請を無視して、尖閣付近の領海に侵入した。
 2020年夏季五輪の東京開催決定に日本が沸いている隙を突いたかのような出来事だ。対日圧力を強める計画的な動きであり、極めて遺憾である。中国が1964年の東京五輪の開催期間中に、初の核実験を行った国であることも忘れてはならない。
 今回、警戒すべきは無人機の投入だ。新たな威嚇手段といっていい。中国国防省は9日の飛行は定例訓練だとする談話を出した。実際には、無人機を尖閣の監視、測量に使うことで、領有権の主張を強める意図があるようだ。
中国の無人機は、これまでにも尖閣付近を飛行した疑いがあり、これからも繰り返し飛んで来る可能性は高い。外務省は中国側に自制を申し入れたが、簡単に受け入れるような国ではあるまい。
 無人機への日本の備えは十分ではない。小野寺五典防衛相は、無人機が領空侵犯した場合の対応の検討に着手する考えを示した。現行のスクランブルの態勢で対処するのは難しいからだ。
 例えば無人機に無線やサイン、信号弾などの警告が通用するかという問題がある。尖閣領空の長時間侵犯に際し、操縦手がカメラで監視していることを想定しての警告射撃や、撃墜措置、操縦妨害の可否も含めて早急に対応策を決めなくてはならないだろう。
 新しい挑発手段の登場で、尖閣の守りは一層、厳しいものになりかねない。無人機のほかにも、中国の海上民兵による尖閣占拠や艦船搭載ヘリコプターによる領空侵犯などさまざまな事態に備えて、防衛態勢の総点検が必要だ。
中国船4隻が領海侵入 尖閣周辺、2時間航行 沖縄
2013.10.1 13:03 [尖閣諸島問題]
 1日午前9時ごろ、沖縄県・尖閣諸島周辺の領海に、中国海警局の船4隻が相次いで侵入し、約2時間にわたって航行した後、領海外に退去した。海上保安庁の巡視船が確認した。中国当局の船の領海侵入は9月27日以来で、昨年9月の尖閣国有化以降、計67日となった。
 第11管区海上保安本部(那覇)によると、4隻は「海警1126」「海警2113」「海警2146」「海警2151」。領海内を航行中、巡視船が退去するよう警告すると、海警2151から尖閣諸島について「古来、中国固有の領土で、その周辺12カイリは中国の領海だ」と日本語と中国語で応答があった。
尖閣周辺に中国船3隻 17日ぶり、海保確認
2013.10.19 12:15
 尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海外側にある接続水域で19日、中国海警局の船3隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。中国当局の船が尖閣周辺を航行するのは2日以来、17日ぶり。
 第11管区海上保安本部(那覇)によると、3隻は「海警1123」「海警2102」「海警2350」。巡視船が領海に近づかないよう警告している。

尖閣周辺に中国船3隻 2日連続
2013.10.20 11:47
 沖縄県・尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域で20日、中国海警局の船3隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。3隻は19日にも尖閣周辺で確認されている。
 第11管区海上保安本部(那覇)によると、3隻は「海警1123」「海警2102」「海警2350」。領海に近づかないよう巡視船が警告すると、海警2350から「(尖閣諸島は)古来、中国固有の領土である」と日本語と中国語で応答があった。

中国船、接続水域出る 尖閣周辺の3隻
2013.10.21 10:33
沖縄県・尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域を航行していた中国海警局の船3隻は、20日午後11時15分ごろまでに接続水域を出た。第11管区海上保安本部(那覇)が21日、明らかにした。3隻は中国大陸の方向に向かっている。いずれも19日から接続水域を航行していた。
11管によると、3隻は「海警1123」「海警2102」「海警2350」。