当直責任者だった中国籍の夏紅波容疑者(35)を逮捕した。
中国人乗組員を逮捕=衝突貨物船の当直責任者-伊豆大島沖、5人死亡・海保
貨物船衝突事故で逮捕された中国籍の夏紅波容疑者(左)=29日午後11時40分ごろ、静岡県下田市の下田海上保安部
伊豆大島沖で貨物船同士が衝突し、転覆した第18栄福丸(498トン)の5人が死亡、1人が行方不明となった事故で、下田海上保安部は29日、業務上過失致死と業務上過失往来危険の疑いで、栄福丸と衝突したシエラレオネ船籍の貨物船ジィアフイ(2962トン、13人乗り組み)の当直責任者だった中国籍の夏紅波容疑者(35)を逮捕した。
同保安部などによると、夏容疑者は容疑を認めているという。(2013/09/29-23:55)
船首部3カ所に損傷=衝突外国船、船長ら聞き取り-運輸安全委
伊豆大島沖の貨物船衝突事故で、運輸安全委員会の船舶事故調査官は28日、シエラレオネ船籍の貨物船ジィアフイ(2962トン、13人乗り組み)の船体を調査し、衝突でできたとみられる損傷が、船首部に3カ所あることを確認した。船首左側のいかりが船体にめり込むなどしており、左舷側が第18栄福丸(498トン)に衝突した可能性が高いとみている。
安全委は同日、ジィアフイの中国人船長や当直していた乗組員2人から、事故状況などの聞き取りも行った。栄福丸は転覆状態が続いているため、船体調査は安定させる作業を待って開始する。
阿部房雄調査官によると、ジィアフイの船首は、右舷、左舷が1カ所ずつへこんでいた他、左舷側のいかりが船体にめり込んでいた。船内の設備に目立った不備や故障は確認できなかった。
船長らの説明では、当直の2人以外の乗組員は事故当時、自室で待機していたという。(2013/09/28-21:16)
日本貨物船との衝突転覆事故で中国人乗組員を逮捕、船長に代わり操船指揮 回避怠った疑い―中国メディア
XINHUA.JP 9月30日(月)13時25分配信
伊豆諸島・大島沖で27日に貨物船同士が衝突し、転覆した「第十八栄福丸」の日本人乗組員5人が死亡、1人が行方不明となった事故で、下田海上保安部は29日、栄福丸と衝突したシエラレオネ船籍の貨物船「JIA HUI」の中国人乗組員、夏紅波容疑者(35)を業務上過失致死と業務上過失往来危険の疑いで逮捕した。鳳凰衛視が30日伝えた。
事故後、日本の捜査当局は「JIA HUI」の中国人船長と船員13人に対して取り調べを行った。逮捕された夏容疑者は当時、船長に代わって操船を指揮。接近した栄福丸を回避するための注意義務を怠った疑いがあり、容疑を認めているという。事故で中国人船員に死傷者はでなかった。
(編集翻訳 恩田有紀)
夏紅波容疑者(35)がきちんと仕事をしていたら、こんな事故は起こらなかったはず。だらしないことをしていたら人が死ぬってことだよ。船長は、35歳の人間に操船を指揮させていて、よかったのかな。船長も悪いんじゃないの?