今夜は中秋の名月で、しかも満月。次は2021年
2013年は十五夜と満月が同じ日です。
次に十五夜と満月が同じ日になるのは2021年です。
~~~~~
中秋の名月2013
2013年の中秋の名月は9月19日です。
中秋の名月の日が必ず満月になるわけではありませんが、2013年は十五夜と満月が同じ日です。
「仲秋の名月」ではなく、「中秋の名月」が正しいのは、旧暦で秋は7月~9月となっており、その真中の日が旧暦の8月15日になるため「中秋」と呼ばれます。
「中秋の名月」は、「十五夜」とも呼ばれます。ちょうど芋の季節なので、その収穫を感謝しお供えすることから「芋名月」とも呼ばれます。
それに対して、十三夜は「栗名月」(2013年は10月17日)と呼ばれます。これは、その時期に栗の季節であることから呼ばれるものです。
秋は空気も澄んで、ちょうど見やすい高さに月が見えます。 どうか、晴れますように!
http://www.the-kyoto.jp/calendar/kangetsu.html
どうして、中秋の名月と満月の日付が違うのですか?
中秋の名月は、別名「十五夜」というように、旧暦で8月15日の夜になります。このことからわかるように、「中秋の名月」の日は、旧暦に基づいて決まってしまいます。
まず、新月や満月ということについて考えてみましょう。新月や満月というのはそれぞれ、「月が地球と太陽のちょうど間に来た瞬間」、「月が地球からみて太陽の反対側に来た瞬間」をそれぞれ意味します。つまり、いずれもある時刻のことを指しているという点に注意して下さい。
さて、旧暦の1ヶ月は、月の満ち欠けの周期ですから、平均すると29.4日となっています。しかし、暦は1日単位で数えますから、「.4日」ということはありません。従って、旧暦の1ヶ月は29日か30日ということになります。つまり、新月から満月になるための時間は、29.4の半分、つまり14.7日ということになります。
新月から満月までの時間の関係
上の図をみて下さい。矢印は新月から満月の間の期間、すなわち14.7日です。新月の時刻が仮に旧暦ついたちの昼間ですと、図のように、満月になるのは旧暦の16日になってしまいます。
さらに、実際には月の運動は一定ではありません。月は地球のまわりを回っていますが、この軌道が完全な円ではないのです。満月が近づいたときに地球から遠くなっていると、月の運動は遅くなり、満月になるのに時間がかかってしまいます。逆に地球に近いところを月が回っていると、月の運動は速くなります。そのため、満月になるまでの時間が短くなります。
以上のような理由から、満月と暦の上での「中秋の名月」に1~2日のずれが生じることがあるのです。
http://moonstation.jp/ja/qanda/F203
満月はいつもあるのに、中秋の名月だけがなぜ有名なのですか?
月の満ち欠けによって暦を作っていた太陰暦(旧暦)では、7、8、9月を秋としていていました。その真ん中の8月15日を中秋といいます。
月の観賞は中国から伝えられた行事で、日本では9世紀末ころから宮中で月見の宴が行われていました。秋は空が澄み渡り、月の高度もほどよく眺められる良い季節なので、月を楽しむ習慣が継続しているのでしょう。
この中秋の名月の習慣は、現在ではおだんごとすすきを供えて月を愛でるのが一般的ですが、地方によっては、豆やいもなどをお供えしたり、早く採れたイネ(早稲)を供えるなど、農作物の収穫と関連した行事が行われています。これが、もともとの中秋の名月の行事であったと考えられています。
特に、月ははるか昔から、農作の守護神として世界的に崇められる傾向がありました。このようなことから、中秋の名月は農作物の実りに感謝するという意味もこめられていたのかも知れません。
回答作成協力: 国立天文台広報普及室
-------------------------------
■参考資料
谷川健一(著者代表) 「日本民俗文化大系[普及版]第二巻 太陽と月 = 古代人の宇宙観と死生観 =」、小学館(1994)
上記の題名のリンクをクリックすると「月の本」のコーナーにある紹介欄にジャンプします。
見逃した!↓
9月18日は、金星と土星は見かけ上およそ3.5度まで近づきます。
中秋の名月
2013年の「中秋の名月」は9月19日です。中秋の名月とは、いわゆる旧暦(太陰太陽暦)8月15日の夜の月のことで、日本では9世紀末頃に、この夜の月を愛でる習慣が始まったといわれています。
昨年、今年と、中秋の名月の日は満月の日にあたっていますが、年によっては必ずしも満月になりません。
なお、いわゆる旧暦9月13日の月のことを「後(のち)の月」と呼び、この日にもお月見をする習慣があります。今年の「後の月」は10月17日です。
http://www.nao.ac.jp/astro/sky/2013/09.html
中秋とは
中秋とは旧暦の秋(7月、8月、9月)の真ん中の"日"を指す言葉で旧暦8月15日のことです。 「中秋の名月」ではなく「仲秋の名月」と同じ"ちゅうしゅう"でも漢字が違う
のを見かけたこともありますが、「仲秋」の方の意味は秋の真ん中の"月"を指す言葉で旧暦8月を指すのだそう。
ということで本来は「中秋の名月」と書くのが正しいようです。
中秋の名月 ところで、中秋の名月は満月だ、ってずっと思っていましたが、実は絶対にそうではないってこと、ご存知でしたか?
旧暦では月の満ち欠けを見て日付決めており、新月のときが1日となり、満月になる頃が15日、その後また新月になる日に新しい月に切り替わります。
ただ、新月から満月になるまでの日数が毎回15日であるとは限らないため、15日は満月ではない可能性があるそうです。というか、むしろ満月ではないことが多いとか。
また、旧暦8月15日は年によって9月だったり10月だったりもするそうです。
年 旧暦8月15日 満月の日
2006年 10月07日 10月06日
2007年 09月27日 09月25日
2008年 09月15日 09月14日
2009年 10月04日 10月03日
2010年 09月23日 09月22日
2011年 09月12日 09月12日
2012年 09月30日 09月30日
2013年 09月19日 09月19日