北朝鮮の美人は薄命ーすぐ処刑にされるから | 日本のお姉さん

北朝鮮の美人は薄命ーすぐ処刑にされるから

金正恩の「元恋人」 エロビデオ出演で公開処刑説
週刊文春 9月7日(土)13時1分配信
韓国紙・朝鮮日報は8月29日、北朝鮮の金正恩第一書記(29)の元恋人とされる歌手の玄松月(年齢不詳)ら十数人が先月20日に公開銃殺されたと報じた。
玄松月を含む「銀河水管弦楽団」団長や他の楽団の歌手、演奏家、舞踊家らが自分たちの性行為場面を撮影したビデオを販売したり、ポルノを視聴した疑いで先月17日に逮捕され、他の団員や家族らの目の前で、機関銃で処刑されたという。
「銀河水管弦楽団」は金第一書記の妻、李雪主(23)が以前、活動していた所である。間近で玄松月を見たことがあるという脱北女性は、「玄さんは昨年7月の牡丹峰楽団創立記念公演の時に、金第一書記のすぐ後ろの列に座っていた」という証言をしている。
「金第一書記が夫人と同行した行事にもかかわらず、玄さんをあえて前方の席に座らせたのは、不倫疑惑を隠蔽する底意があったのではないか」と彼女は見ている。
じつは金正日時代にも似たような事件があった。1960~70年代に一世を風靡した絶世の美人女優として有名な禹仁姫は金正日総書記と一時期男女関係があったと言われる。その後、禹仁姫は男性遍歴などを理由に、同じく大勢の芸術家の前で公開処刑されたという話は、北朝鮮では誰もが知っている。
北朝鮮に拉致された後、平壌で映画出演や制作に関わった経験のある韓国の元女優・崔銀姫は、禹仁姫について、「大変な美貌の持ち主で、演技力も素晴らしかった」と評価。当時、北朝鮮の市民は禹仁姫の死を心から惜しんでいたという。まだ真偽は不明だが、今回の処刑が事実なら、2代続く艶聞絡みの処刑事件と言えよう。
「金正日の料理人」として13年間も金総書記の側近だった藤本健二氏は自身の著書で、金総書記は幹部らとの夜の宴会の場で、「喜び組」の女性歌手ら全員を全裸にして歌わせたり、踊らせたと書いている。
金正日・正恩親子は、自分たちの不倫行為はあくまでロマンスであって、女性たちの行動は死に値するというのか。
一方で、最近の北朝鮮では官能小説を集めた短編集が出版され、高級幹部たちに読まれているという。思想の自由を抑制する反面、ガス抜きを図っているのだろうか。
<週刊文春2013年9月12日号『THIS WEEK 国際』より> 朴 承�槙(ソウル特派員)