どこでも、他人のものを奪う人は嫌われている | 日本のお姉さん

どこでも、他人のものを奪う人は嫌われている

大体、どこの学校の教室でも、どこの家庭でも
わがままで横暴で他人の物を奪う人は嫌われている。
世界中がチュウゴクを嫌っているのは、当然のことである。
チュウゴクは、それに気がつかないのである。
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書評 ◇しょひょう ▼ブックレビュー ■ BOOKREVIEW
欲しいと思ったら他人の財産でも領土でも暴力で盗む体質
中国人は「無文明」、カネの亡者に成り下がってしまった
黄文雄『日本人よ、「強欲国家」中国の野望を砕け』(ビジネス社)
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習近平はラストエンペラーになる可能性がある。身勝手な中国は国民を「洗脳」し、歴史的事実をまったく無視して、「台湾は中国の不可分の領土」であり、沖縄は中国に返還されるべきであり、でなければ奪還すると公言し、核兵器の先制使用もありうると朱成虎将軍が咆え、アメリカさえも脅した。
フィリピン領海スカボロー礁には、軍艦を派遣して勝手にコンクリート塊を埋めて、ここは昔から中国領だ、文句あるか、と言い、国際法廷に持ち込んだフィリピンに「大統領はこなくてよい」とアセアン会議の出席をドタキャンするように仕向けた。やることなすことすべてかくの如く出鱈目。横暴。いや暴力団風だ。
黄文雄歴史学は、これぞ「無文明のくにゆえに可能」であるとし、中国語の「文明」という語彙には「エチケット」、「行儀」、「品格」の意味しかないというポイントを突く。
そうだ。中国各地にみる「文明模範店」とある看板は「行儀がよい店員がいます」という意味である。ガソリンスタンド、コンビニ、土産屋の多くに、この看板をみたひとは多いだろう。日本語の語感にある「文明」とはほど遠い実態!
しかし中国を「無文明」と定義する黄史観は凄い。
さて毛沢東を誉めあげたジャーナリストのエドガー・スノーは、北京大学の池のそばにお墓がある。だれも訪れないほど寂れているが、かの『中国の赤い星』は、1937年にロンドンで英語の初版が出た。翌年、ニューヨークで出版され、後日中国でも『西行漫記』として上海光華書店から上梓された。
しかも英訳版初版の88頁と中国語版の82pには、「朝鮮人と台湾人の独立闘争を支援する」と断言した毛沢東談話がでていた。
この箇所が、1979年から台湾の部分に関する毛沢東談話は「中国が東北と台湾を回収し、朝鮮の独立をたすける」と改竄されていたのだ。
文明史家でもある黄さんは、ハンチントンの『文明の衝突』を「あまりにも中国を知らない」とし、「宗教心の薄さ」をあげて、ハンチントンのいう「儒教 + イスラム文明」の連携が考えにくいことをそ
れとなく批判している。
むしろトインビーが「文明のコアは宗教」とした文明観が適切であり、だからこそ中国人は「鬼神を信じない、おそれもしない民族だから『我』『我執』しかない『無文明』に近い。目的のためには何でもやれる人種だから、世界は中国を中心に、無宗教、無文明 vs 諸文明の衝突はすでに始まっている」とする。
世界中が中国を嫌っているのに、中華思想の固まりは、それに気がつかないのである。