★国連は、「化学兵器を使ったのは【反】アサドだ!」と発表していた(証拠つき) | 日本のお姉さん

★国連は、「化学兵器を使ったのは【反】アサドだ!」と発表していた(証拠つき)

★国連は、「化学兵器を使ったのは【反】アサドだ!」と発表していた(証拠つき)
全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!
北野です。
(●アメリカで何が???
JPモルガンチェースが海外送金を禁止???
詳細は【編集後記】で!)
皆さんご存知のように、アメリカ、イギリス、フランスがシリア
を攻撃すると発表しました。
たとえば、
<米英仏がシリア軍事介入の準備、露は反発
CNN.co.jp 8月28日(水)10時7分配信
ダマスカス(CNN) シリア内戦で化学兵器が使われたとされる
問題を巡り、バイデン米副大統領は27日、「責任の所在は明ら
かだ」と言明、同盟国と共に行動を起こす姿勢を鮮明にした。>
今回は、「シリア攻撃」に関する「大ウソ」について書きます。
▼表向きの理由は、アサド政権が化学兵器を使ったことだが・・・
これも皆さんご存知のことでしょう。
アメリカ、イギリス、フランスがシリアを攻撃したい表向きの理由は、
「アサド政権が、化学兵器を使ったこと」
です。
たとえば、アメリカ。
<バイデン副大統領は退役軍人団体の講演で、「無防備な男性や女性、子どもたちに対して化学兵器を使った者に、その責任を取らせなければならない」と断言した。>
(同上)
フランスは。
<フランスのオランド大統領は、化学兵器を使ったのはシリアのアサド政権軍だと信じるに足る根拠があるとの見方を示し、「罪のない人たちに対する化学兵器の使用を決めた者たちを罰する準備はできている」と語った。>
イギリスは。
<キャメロン英首相は27日にオバマ米大統領と協議し、シリア情勢への対応を話し合うため夏季休暇中だった国会議員を呼び戻した。英軍は有事計画の準備に入っている。>
何はともあれ、「アサドが化学兵器を使ったこと」が攻撃の理由なのです。
しかし・・・。
▼イラク戦争の理由は全部ウソでしたが???
昔からの読者さんはご存知ですね?
イラク戦争の理由は、「全部大ウソだった」のです。
え?
「トンデモ?」
「陰謀論?」
そんなあなたに、証拠をお見せしましょう。
<「米上院報告書、イラク開戦前の機密情報を全面否定
【ワシントン=貞広貴志】
米上院情報特別委員会は8日、イラク戦争の開戦前に米政府が持っていたフセイン政権の大量破壊兵器計画や、国際テロ組織アル・カーイダとの関係についての情報を検証した報告書を発表した。>
(読売新聞 06年 9月9日)
<報告書は『フセイン政権が(アル・カーイダ指導者)ウサマ・ビンラーディンと関係を築こうとした証拠はない』と断定、大量破壊兵器計画についても、少なくとも1996年以降、存在しなかったと結論付けた>
(同上)
どうですか?
アメリカは、第2次大戦のときも平気でウソをつきましたが、10年前のイラク戦争のときも、
理由をでっちあげ、大ウソをついて、戦争を開始した。
それで、世界的にアメリカの評判は失墜したのです。
<「ブッシュ大統領は世界の脅威2位 英紙の世論調査
【ロンドン=本間圭一】
ブッシュ米大統領が、北朝鮮の金正日総書記やイランのアフマディネジャド大統領よりも、世界平和の脅威だ──。
3日付の英紙ガーディアンは、世界の指導者で誰が平和への脅威になっているかに関して聞いた世論調査でこうした結果が出たと1面トップで報じた。
調査は、英国、カナダ、イスラエル、メキシコの4か国でそれぞれ約1000人を対象に世論調査機関が実施した。
英国民を対象とした調査によると、最大の脅威とされたのは国際テロ組織アル・カーイダ指導者、ウサマ・ビンラーディンで87%。
これに続いてブッシュ大統領が75%で2位につけ、金総書記69%、アフマディネジャド大統領62%を上回った。ビンラーディンは他の3国でもトップとなった>
(読売新聞06年11月4日)
調査が実施された国は、いずれも「親米国家」であることに注目。
その他の国では、もっとひどかったことでしょう。
(日本は、「米英情報ピラミッド」内にあり、バリバリ洗脳されているため、
「アメリカの戦いは世界で支持されていると勘違いしていた。)
このように、アメリカは過去に戦争理由を「でっちあげた」
「前科」があるため、
オバマさんが、なんやかんやいっても、すぐ信用できないのです。
それに・・・。
▼国連は、「化学兵器を使ったのは【反アサド】」と報告していた!
衝撃情報をじっくりご一読ください。
<シリア反体制派がサリン使用か、国連調査官
AFP=時事 5月6日(月)17時37分配信
【AFP=時事】シリア問題に関する国連(UN)調査委員会のカーラ・デルポンテ(Carla
Del Ponte)調査官は5日夜、シリアの反体制派が致死性の神経ガス「サリン」を使った可能性があると述べた。
スイスのラジオ番組のインタビューでデルポンテ氏は、「われわれが収集した証言によると、反体制派が化学兵器を、サリンガスを使用した」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
とし、「新たな目撃証言を通じて調査をさらに掘り下げ、検証し、
確証を得る必要があるが、これまでに確立されたところによれ
ば、
サリンガスを使っているのは反体制派だ」と述べた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
じっくり読んでください。
国連が調査したら、化学兵器を使っているのは、
アサドではなく、
反アサドだった!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ちなみに、国連の調査団は、現在化学兵器疑惑に関する調査をしています。
<調査団が現地へ、米国務長官は政権非難 シリア化学兵器疑惑
CNN.co.jp 8月27日(火)10時49分配信
(CNN) シリアの首都ダマスカス近郊で化学兵器が使われたとの疑惑を検証するため、国連の調査団が26日、初めて現地に入った。>
今度はどういう調査結果がでるのかわかりません。
しかし、約4ヶ月前には、同じ国連が「化学兵器を使っているのは
アサドではなく、『反アサド』だ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
と発表していたことを忘れてはならないでしょう。
アメリカのケリー国務長官はこう語ります。
<同長官は「間違ってはいけない。オバマ大統領は世界で最も悪質な武器を最も弱い人たちに対して使う者たちは責任を取らなければならないと考えている」と述べた上で、
「これ以上深刻な問題はない。これ以上に真剣な精査を必要とすることはない」として最優先で対応を検討していることを強調した。>
(WSJ 2013年8月27日)
私も、アサドが「化学兵器を絶対使っていない」とはいいません。
そう決めつければ、「陰謀論者」になってしまいますから。
しかし、国連が「反体制派は化学兵器を使っている」と発表しているのであれば、
残る可能性は、
1、化学兵器を使っているのは、「反アサド派だけである」
2、「アサド」も「反アサド」も化学兵器を使っている
ではないでしょうか?
そうであるのなら、アメリカ、イギリス、フランスは、
「アサド陣営」
「反アサド陣営」
「両方にミサイルをぶち込まなければならない」という妙な話になってしまいます。
▼「化学兵器」が大ウソなら、なんでシリアを攻めたいの?
当然↑疑問がでてきますね。
これは、以前詳述したので、ここでは書きません。
興味がある方はいますぐこちらをご一読ください。
http://archive.mag2.com/0000012950/20130621163136000.html
【RPE】★欧米 対 中ロ、世界大戦としてのシリア問題
ちなみに現在起こっていること、一年前から知っていた人たちがいます。
そう、この本にばっちり書いてありますからね。
書いてあるとおりの展開になっています。
まだ読んでいない方は、この機会に是非ご一読ください。
「もし、プーチンが日本の首相だったら?」
【4刷決まりました!】
【アマゾン(社会・政治部門)1位!】
●「プーチン最後の聖戦」 (集英社インターナショナル)
(詳細は→ http://tinyurl.com/8y5mya3 )
<プーチン本はいろいろ出ているが、これが独特で面白い。>
(立花隆 「週刊文春」2012年7月12日号)
★天野さまからおたより
北野様
ご無沙汰しております。
いつもお役に立つメルマガありがとうございます。
遂に日本でもフッ素の水道水添加を行う流れが出てきています。。
■吉川市に水道水フッ素処理中止を要望 市民団体「安全性に疑問」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130823-00010001-saitama-l11
もう一つ、アメリカのモルガンスタンレーが海外への送金を停止すると
しました。
■米JPモルガンチェースは、9月22日から海外送金を禁止します。
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/51896906.html
知人から連絡があり、ネットで調べたところ、騒がれています。
アフラックのCMと供に一応、注意しておこうかと思います。
■アフラックのCMとブラックスワン。『ブラックスワンの金融用語での意味』
http://ameblo.jp/don1110/entry-11596048093.html …
取り急ぎ情報提供まで。
.com/watch?v=DZyRCeADOHE
RPEジャーナル
北野幸伯
◎ロシア政治経済ジャーナル
のバックナンバーはこちら
⇒ http://archive.mag2.com/0000012950/index.html