世界仰天ニュース
「ドライブスルー」売春、市がオープン スイスに専用施設
2013.8.27 08:51 [世界仰天ニュース]
スイスでは売春は合法だが、市中心部の路上で公然と客引きをする姿が目立つようになり、住民から不満が噴出。市は中心部から離れた場所に今回の施設を設置した。
施設は車1台が入る程度の広さのガレージ形の区画に分かれている。待機している売春婦と値段交渉し、合意に至れば区画の一つに車を入れ、性交渉を行う仕組み。市は路上に比べ「売春婦の安全を確保することもできる」としている。
利用可能時間は午後7時から翌日午前5時まで。施設の建設費用は240万スイスフラン(約2億6千万円)。年間70万スイスフランの運営費を見込んでいる。(共同)
スイスに「黒人差別存在」 年収74億円、米セレブと知らず…店員「あなたには買えない」
2013.8.11 09:33 (1/2ページ)[欧州]
【ニューヨーク=黒沢潤】米国の女性人気司会者で大富豪のオプラ・ウィンフリーさん(59)が、スイス・チューリヒのブティックで高級バッグを見せてもらおうとしたところ、店員から「あなたには買えない」と拒絶されていたことが分かった。
アフリカ系米国人のウィンフリーさんは、移民問題などを抱えるスイスに「(黒人差別が)存在する」と米テレビ番組で指摘。慌てたチューリヒ観光局が謝罪する事態に発展した。
ウィンフリーさんは7月下旬、友人の大物米国人歌手、ティナ・ターナーさん(73)の結婚式に出席するため、ターナーさんが住むスイスを訪問した。
米ABCテレビなどによると、ウィンフリーさんは、ワニ皮製の高級バッグ(約3万8千ドル=約370万円)を見せるよう言ったが、女性店員に「いいえ。これは(価格が)高過ぎます」と断られた。再度頼んだが、「あなたの感情を傷付けたくありません」と言われたため、「たぶん私には買うお金がないのね…」と店を出たという。
メディアで大活躍のウィンフリーさんの昨年度の推定年収は7700万ドル(約74億円)で、資産も同28億ドル(約2700億円)と、高級バッグを購入できない身分ではない。店側は「誤解があっただけ。人種差別ではない」と釈明するが、米国では知らない人がいないセレブがスイスで受けた“仕打ち”に、ウィンフリーさんは怒りをあらわにしている。
オバマ大統領、人種への偏見克服訴える 「少年は35年前の私」
2013.7.20 09:45 [オバマ米大統領]
男性が17歳の黒人少年を射殺した事件について、自らの経験を踏まえながら黒人の葛藤について語るオバマ米大統領=19日、ホワイトハウス(AP)
【ワシントン=小雲規生】米南部フロリダ州で17歳の黒人少年を射殺した男性に出た無罪評決を人種差別の表れだとする抗議活動が全米で広がるなか、オバマ大統領は19日、「少年は35年前の私だったかもしれない」と自分自身の体験を交えながら、人種に対する偏見の克服を訴えた。
大統領はホワイトハウス報道官の定例会見場に予告なしで登場。デパートで買い物中にジロジロとみられたり、街中を歩いていて車の中からカギがかかる音を聞いたり、エレベーターで一緒になった女性が心配そうに財布を握りしめたりといった自身の経験を告白した。
さらに大統領は「自分の経験から、黒人社会が評決をどのように受け止めているかは分かる」と抗議活動への共感も示した。
ただ、法的な手続きを踏んだ結果に異論を述べるつもりはないことや、暴力的な抗議活動は少年や家族の名誉を傷つけるとの見解も強調。事件や評決の教訓を糧に前向きに動き出せるかが問われているとして、家庭や職場で人種問題について話し合い、自分の心に「他人を肌の色ではなく、人格で判断しているか」と問いかけるよう訴えた。
また大統領は自身の娘たちや友人たちの話を聞くと、若い世代の状況は自身の世代よりも良くなっていると感じると強調。「われわれは完璧な調和ではなくても、過去よりは完璧な調和に向かいつつある」として、人種問題解決への長期的な取り組みを求めた。