在日中国人教授と連絡取れず=先月下旬上海に、「拘束情報」も―朱東洋学園大教授
今、脅されたり拷問されたりして、スパイに仕立て上げられているんとちゃう?心配だ。
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在日中国人教授と連絡取れず=先月下旬上海に、「拘束情報」も―朱東洋学園大教授
時事通信 8月9日(金)12時14分配信
【北京時事】日本のメディアにたびたび登場し、日中関係や中国政治などに関して幅広く発言している東洋学園大学(東京都文京区)の中国人研究者、朱建栄教授(56)が7月下旬に中国・上海に行ったまま、連絡が取れなくなっていることが9日分かった。複数の関係者は「中国当局に拘束されたもようだが、状況は分からない」と明かした。
東洋学園大広報室の相川徹人部長は9日、「家族や大学が朱教授と連絡が取れなくなっていることは事実。日中要人との接触を通じて友好に貢献されており、大学としても心配している」とコメントした。
複数の関係者によると、朱教授は7月下旬、上海での会議に出席するため訪中したもよう。東洋学園大では7月26日に大学勤続を表彰する式典が開かれ、朱氏も「勤続20年」の対象者だったが、出席しなかった。朱氏から海外出張に関する申請は大学に出ていないという。
同大学では勤続表彰式に欠席した朱氏に表彰状などを渡すため連絡を取ろうとしたが、行方が分からない状況が続いている。大学側は8月1日に千葉県内に住む家族と連絡を取ったが、家族も「連絡が取れない状態」だ。
朱氏は華東師範大学(上海市)を卒業後、1986年に来日。東洋女子短期大学助教授を経て92年から東洋学園大人文学部に在籍。日本在住の中国人研究者らで構成する「日本華人教授会議」(2003年発足)で長く代表を務めるなど日本国内の中国人研究者の中で存在感を発揮している。
日本の報道番組や新聞にもたびたび登場し、中国の政治・外交政策や日中関係についてコメント。中国内部情報を基に解説するなど「中国政府に人脈を持っていた」(日本人学者)とされる。
一方、朱氏は日本の政官財界にも太いパイプを持ち、日中関係などについて提言。朱氏ら日本華人教授会議メンバーは07年末、訪中前の福田康夫首相(当時)と首相官邸で会談している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130809-00000055-jij-cn