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汚染水「貯水に限界」 田中氏、基準以下の海放出へ見解
福島民友新聞 8月2日(金)10時56分配信
原子力規制委員会の田中俊一委員長(福島市出身)は1日、福島民友新聞社のインタビューに答え、東京電力福島第1原発事故に伴う汚染水問題について、タンクにため続ける対策では限界があると指摘、放射性物質を除去して濃度を国の基準値以下にすることを前提に、海へ放出せざるを得ないという見解を示した。
田中委員長は「(地下水で)毎日何百トンという水が増えて、ためようがない。タンクを造っても1、2カ月、期間を延ばすだけで流さざるを得なくなる。林立するタンクが壊れたら無管理状態で出ることになり、その方がリスクは大きい」と危機感を示した。
汚染水の排出については「排出基準があり、それを上回るものは出さない」と明言した。
漁業者を中心に海洋放出に強い懸念があることについては、国が前面に出た風評被害対策や、規制委員会が主導した総合的な汚染水抑制対策が必要だと指摘。その上で「県民は判断しなければならない時期に来ている。悪いのは東電、県民は被害者。だが、このままではもっと大きな被害を被ることになる」と語った。
福島民友新聞社
最終更新:8月2日(金)10時56分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130802-00010000-minyu-l07
<福島第1地下水>汚染前に放出検討 対策委で経産相が指示
毎日新聞 8月8日(木)21時30分配信
東京電力福島第1原発から放射性汚染水が海に流出している問題について、茂木敏充経済産業相は8日、政府の汚染水処理対策委員会(委員長・大西有三京都大名誉教授)で、原子炉建屋などに流れ込んで汚染される前の地下水の海洋放出の検討を指示した。対策委は9月中をめどに対策を具体化する。
【特集ワイド:続報真相 福島第1原発事故 汚染水、本当の深刻度】
会議では、汚染源の除去▽汚染源に水を近づけない▽汚染水を漏らさない--を今後の対策の3原則とすることを決定。その上で、緊急に実施すべき項目として、護岸付近の地中にあるトレンチ(配管などが通る地下トンネル)内に残る高濃度汚染水の除去▽「汚染エリア」とされた護岸の地盤改良工事▽汚染水減少のための地下水のくみ上げ--などを挙げた。対策委は、水質の検査方法が適切かどうかなどを検討する。
今後1~2年で実施する抜本策として、建設中の海側遮水壁の完成や、建屋周辺の地中の土を凍らせて壁で囲む凍土遮水壁を設置することを確認した。
政府の試算では、1~4号機周辺に1日1000トンの地下水が流れている。400トンが原子炉建屋に流れ込み、残り600トンのうち、少なくとも300トンが地中に漏れた高濃度汚染水に触れて汚染され、海に流出している。
茂木経産相は「現状は極めて深刻だ。基準値以下の水の海洋放出を含めて検討し、福島の理解を得られるように進めたい」と語ったが、漁協は風評被害を懸念し、海洋放出計画への態度を硬化させており、反発は必至とみられる。【鳥井真平、藤野基文】
もう、日本だけの問題じゃないって。
ロシアも、ニュースにして気にかけているのなら
お金かけて日本を助けてほしい。どうしたらいいのか
知恵を出してほしい。日本じゃ、今、どうしたらいいのか
良い知恵が浮かばないんだ。海に流すだけしかアイデアが出ていないんだって。