全国的にツキノワグマはべらぼうに増えている。 | 日本のお姉さん

全国的にツキノワグマはべらぼうに増えている。

宮崎 学
23時間前
今日は昼頃の到着で、某全国紙の論説委員が東京からこちらに向かってきている。「ツキノワグマが増えている」理由をオイラから聞き出すために、である。
かねてから知り合いだったので仕方なく対応することになったけれど、メディアもやっとここへ来てツキノワグマが増えてきていることを報道しなければならなくなったようだ。こんなこと、オイラは2005年からずっと一貫して言いつづけてきていることなのに、ことごとく「無視」されてきた。
それが、ここへきて少し方向転換に向かってきていることは、全国的にあまりにものツキノワグマの出没ニュースに加えて、オイラの発信と照らし合わせて修正せざるをえなくなってきたのだろう。
だったら、「ツキノワグマは絶滅する」といってこれまでマスコミをリードしてきた学者や専門家、愛誤団体のところへ再度インタビューに行ってオイラの意見と同時掲載くらいやってもらいたいものだ。
8年経っても、まだ、「ツキノワグマが里へ下りてくるのは奥山が餌不足だから」なんて言っているような者は日本の自然環境をまったく読めないのだから、一歩も進歩してないことになる。
クマのぬいぐるみを抱き、クマの絵本をみて野生のツキノワグマを都会のコンクリートマンションで「夢想」しても、ツキノワグマの実態なんて語れるハズもない。
昨年も、今年も、小熊をはじめとする若いツキノワグマの目撃がほんとうによく続いている。このことの意味をちゃんと説明できる者がいる、のだろうか?
写真家は、現場に立ってナンボである。
環境省が、南アルプスの高山帯に出没するシカを銃で撃つことにするらしい。
6日付けの地元紙一面に掲載されているということは、それだけシカ害が深刻化していることの表れかもしれない。
これだけ増えすぎてしまったシカを、標高3000mの稜線で狙いつづけてもどれだけの「効果」があるのだろう…か?
シカは、広大な南アルプスの自然林のなかで次々に量産され、殺されても殺されても「補充」をきかせてくることだろう!!
しかも、殺したシカはヘリコプターを使って降ろすとなると一頭につき100万円かかるから、人力で行う、という。人力なら、一頭30万円で「済む」…と。
深読みをすれば、ほんとうに、いろんなことが考えられすべてが「不可能」にちかく、結果的には「金」だけを使うことになりそうだ。
シカをここまで増やしてしまった環境行政に相当な責任があるのだけれど、どうもそのところにはマスコミも立ち入ってはいない。半世紀前まで遡れば、当時からの環境審議委員なるメンバーの見識がなかったのだろう。
そして、今日でもシカといえば必ず出没してくる大学の先生がいるけれど、その先生の仕事がまったく成果を収めた試しがないことはずっとオイラも見届けてはいる。それなのに、まだまだ地元の行政などはありがたがって従っている、だけ。
ここは、シカたちに多いに暴れてもらいたいものだ。
50年後のシカがどうなっているのか、日本の環境がどうなっているのかを検証する意味でも、今現在のこうした人の心理や社会の動向をきちんと記録と記憶にとどめておかなければならないような気がする。
(写真2枚)
半場 良一 近所の薮を下ってて、日本クマネットワークの仕掛けたヘアトラップ(クマの毛用)にかかって痛い目に会いました。おれのDNAを解析されたかな。考えたらオレはクマネットワークに所属していた。

林 豊行 牧野 翔太 さん
ヒグマに例えれば、春雪融け時期にオスの移動距離、半月で約80~100km、そのヒグマは私の先輩ハンターが射止めたものですが、推定体重500kg。
通称「北海太郎」として我が町の郷土資料館に剥製が展示されています。
あまりに大きいのでこのヒグマが捕獲された後、近隣(かなり遠く)からその移動足跡が伝わって来ました。
林 豊行 片桐 勝則さん
「確信的」です。
柄澤 良友 私たちは、どうしたらいいのでしょうか。
先日会社の20m位まえの舗装道路を熊が歩いてました。
朝、会社の敷地内に熊の足跡らしき物があります。
朝と夕方、周りの林に向かってロケット花火を撃ってます。
数年前からカモシカ、狐、タヌキを見かける様になりました。
7時間前 (携帯より) · "}"

宮崎 学
木曜日
いやぁー 昨夜は、食ったくった、飲んだのんだ。
最後の仕上げは裏山の天然わさびを散らした「ドナルドソン丼」。
ちょい飲み過ぎ、食べ過ぎた…感があり。
福沢 修一郎 宮田のドナルドソンですか?
清らかな水で育った魚はうまいですね。
木曜日 10:29 (携帯より) · "}"
堀場 正巳 ますますお盛んでなによりでござる。<m(__)m>
木曜日 11:48 · "}"
中島 かおり たまには (?) いいですよ。
木曜日 19:59 (携帯より) · "}"
青木 竹二郎 なんだか、いつもご馳走にありついているみたいですね。羨ましい。
木曜日 22:05 · "}"
宮崎 学
木曜日
近所の知り合いの山を通ったら、いつのまにやらこんな張り紙が。
ここには、たしかにマムシもツキノワグマもいる。
だけど、こういう張り紙をしたほんとうの理由がオイラにはわかる。
この山林に、他人が入るのを遠慮してもらいたい、からだ。
この山林では、キノコ栽培をしておりそれがときどき盗難にも遭う。
... そして、ここにはカブトムシもかなり生息しているから、「私有林」にいろんな人が入ることで、キノコ盗難の伏線にもなりかねない。
なので、山林地主が悩み抜いて「張り紙」を出したのであろう。
でも、張り紙の中身はほんとうだからたとえ出会っても、「マムシがいた、熊がいた」なんて騒ぐな、よ。
宮崎 学 Kanji Takenoさん、
こちらも、便の悪いところは「不在地主」が多くなってきました。
龔黎黎 法和 現在台灣狂犬病 恐怖的 妹妹到郊外去找動物 要特別小心 尤其被動物要到
更可怕了 他得病之後不怕人 闖進家裡 尤其被動物要到 更可怕了 他得病之後不怕人
闖進家裡來 看到人也不怕 直接就咬 台灣有一個人被咬了 之後那隻動物死了 還好人趕快到醫院接受治療 目前觀察中 出外要注意

今、台湾では、狂犬病が発生しています。郊外に動物を観に出るときは注意してください。狂犬病にかかった動物は人を怖がりません。犬や他の動物が狂犬病にかかったらもっと怖いですよ。人を怖がらなくなるんですからね。人を見たらすぐ噛みに行きますから。すでに台湾では噛まれた人がいるんです。その動物は人を噛んだ後すぐ死にました。噛まれた人は親切な人によって病院に運ばれました。噛まれた人は今、経過を観察中です。外に出るときは注意が必要です。

嶋田 春幸 「ここは、出ますよ」
とだけ書いてあったら、いちばん怖いものを想像してしますよね。

宮崎 学
水曜日
岡山の親分から電話があった。
『熊が多くてどうもならん。
おまえが帰ってから、いたるところで熊が出ておるんやぁー
空き家を提供するから帰ってきてくれぇぇぇーーー 』
... 岡山県には、これまでツキノワグマが10頭しか生息していないというのが公式見解だった。ところが、一昨年は美作市だけで63頭のツキノワグマ捕獲があった。ということで、美作市の依頼を受けてオイラはツキノワグマの調査に出向いていて、「親分」と知り合ったのだった。だが、今年度分の予算がつかなかったので、オイラは引き上げてきた次第。
全国的にツキノワグマはべらぼうに増えている。
そう、オイラは一貫して言い続けてきてきた。
それは事実、だからである。
調べる方法論がなく、全国的にツキノワグマの実態をきちんと見られない技術的問題が研究者たちや行政にはあるからだ。
で、オイラのフィールドでもツキノワグマはすごいことになっている。
なぜ凄いかという具体論はここでは示さないが、今年は「すごい」ことになるだろう。
あと、3週間で撮影もチャンスを迎える。
だから、オイラもめちゃくちゃに忙しい、のだ。

宮崎 学
ツキノワグマをはじめ、シカやイノシシなどの生息数予測の基礎調査がまったくなされていません。
調査プロセスの斬新なアイデアがどこにもないのでしょうね!!
写真家は、野生動物の行動予測をして撮影結果をだして「なんぼ」ですから、オイラにはそんな撮影行為そのものが生息把握につながる自分自身のアイデアだと思っています。