「PM2.5」に対応 パナソニックが世界初の換気扇 | 日本のお姉さん

「PM2.5」に対応 パナソニックが世界初の換気扇

「PM2.5」に対応 パナソニックが世界初の換気扇
2013.7.24 06:00
パナソニックは23日、呼吸器系疾患を引き起こす大気中の直径2.5マイクロメートル以下の微小粒子状物質「PM2.5」に対応した換気扇を世界で初めて開発したと発表した。高性能の微粒子用フィルターを搭載し、試験で2.0マイクロメートル以上の粒子の約97%を捕集する性能を確認したという。
「エアテクトシリーズ」として、8機種(希望小売価格1万8900~15万1515円)を9月20日に発売。初年度は5万台、来年度は6万台の販売を目指す。景気拡大への期待感に加え、来年4月に予定されている消費税率引き上げを前に盛り上がる住宅設備需要を取り込むため、PM2.5の侵入を「元から断つ」効果をアピールして換気扇の拡販につなげたい考え。
日本電機工業会によると、6月の換気扇の国内出荷台数は前年同月比4.1%増の50万1000台。新設住宅着工件数の伸びに押される形で9カ月連続で伸びている。2013年の出荷台数も約650万台と、前年から5%近く伸びる見通し。http://www.sankeibiz.jp/business/news/130724/bsb1307240600000-n1.htm

PM2.5対策用空気清浄器↓
SHARP(シャープ) 加湿空気清浄機 HEPAフィルター搭載 加湿器付 KC-B50-B ブラック

PM2.5対応の空気清浄機は効果があるのか?
 中国の大気汚染の影響で、「空気清浄機が売れている」と報道されています。
以下J-castニュースより引用
 大気汚染が日に日に深刻化している中国で、日本製の空気清浄機が売れに売れている。
2013年1月の販売台数で、前年同月比2~3倍増えている。
中国ではここ数年、冬から春にかけて、呼吸器系疾患を引き起こすとされる微小粒子状物質「PM2.5」が大量に浮遊。大気汚染を引き起こして社会問題となっている。今シーズンはそれがかなり深刻だ。
中国での空気清浄機の売れ行きは、そういった背景もあって「長期的なトレンドとして伸びています」(シャープ)という。
シャープの空気清浄機は、2012年1~12月の販売台数で前年比約2倍増。
パナソニックは1月の販売台数で、前年同月比2.2倍増となった。
ダイキン工業も、1月に3.6倍と伸ばした。集塵効率の高さと、独自の「光速ストリーマ」技術によって、花粉やカビ、ダニのフンや死骸などのアレル物質やホルムアルデヒドなどの有害物質を除去するモデルが売れ筋。カラー展開も日本では白や茶が好まれるが、同社では中国モデルとして赤や金、銀を取り揃えたことが奏功。「赤や金モデルが売れています」という。
空気清浄機は国内でも売れ行きを伸ばしている。
花粉の飛散がはじまることに加えて、有害物質の「PM2.5」がすでに九州など西日本に流れ込んできているとの情報があり、健康被害が懸念されていることが背景だ。
家電量販店のビックカメラによると、「毎年この時期は花粉の飛散に備えて買っていく方が多いのですが、今年は2月に入って西日本を中心に1.5倍ほど増えています」と話している。
また、ヤマダ電機も「2月に入って、とくにこの3連休(2月9~11日)に急増したようです」という。中国に近い「福岡の店舗などでは『PM2.5』が除去できるかどうかの問い合わせも少なからずあるようです」と、忙しくなった。
 中国の大気汚染の影響で、中国国内で日本製空気清浄機に頼らざるを得ない現実。
シャープなどはこの空気清浄機「特需」で少し息を吹き返したようですね。
報道にもあるように、
「『PM2.5』が除去出来るかどうかの問い合わせが少なからずある。」
つまり、多いワケです。
空気清浄機なら何でもPM2.5に対応しているわけではありません。
日本国内向けの空気清浄機は「ハウスダスト」「におい」「ウィルス」「花粉」「加湿」が中心で、PM2.5を明確に除去出来ると表示しているメーカーは一部です。
しかもメーカーによっては一部機種しか対応できない仕様の製品もあります。
■モーターでファンを回して空気を吸い込み、その空気をフィルターでろ過して汚れを除去するタイプ。
【パナソニック】「ナノイー」
 空気中の有害化学物質に関する情報がありません。
・ハウスダスト、ニオイ、花粉、ウィルスあたりの情報のみです。
 ※個人的にはおすすめできません。
【シャープ】「プラズマクラスター」
 明確には説明していないので分かりづらいのですが、一部機種で対応してます。
 HEPAフィルター搭載機種はPM2.5の0.3μm以上の粒子を除去出来るのでOKですね。
※HEPAフィルターとは
JIS規格で、タバコの煙(0.3μmの粒子)を試験粉塵としてフィルターを1回通過させたときの集じん率99.97%以上のフィルターのこと
【パルミューダ】JetClean( ジェットクリーン)
 吸込み・吹き出し、それぞれにファン搭載し、サーキュレーションのように真上に吹き出すことで室内に強力な空気循環を生み出す構造。
 扇風機で人気を博したバルミューダの空気清浄機は0.3μm以上の粒子の除去が可能です。 浄化スピードを宣伝しています。
■ファンで空気を循環させ、電気集じんとフィルターを併用して、集じん力と大風量の両立をしているタイプ。
【ダイキン】
 ダイキンは静電フィルターを搭載していて、かつ公式HP上でも以下のように表示してます。
○有害化学物質除去・・・・ホルムアルデヒド・ディーゼル粉塵(DEP)・排ガスなどを除去。
 0.3μm以上のPM2.5に関しては【ダイキン】の空気清浄機をおすすめします。
 ※出来れば加湿機能なしのモデルをおすすめします。(後述※1)
 0.1μm以上のPM2.5対応はスウェーデン製の【ブルーエア】がNo1でしょう。
 代表的な微小粒子状物質であるディーゼル排気微粒子は、大部分が粒径0.1~0.3μmの範囲内にあり、ブルーエアは、0.1μmというごく細かい物質までも99.97%除去できる、高い除去性能を誇ります。
一般的な日本製の加湿空気清浄機は「プラズマクラスター」「ナノイー」など、“超微細な水分子=イオン”を発生させることで、除菌効果や脱臭効果を高め、部屋の空気をきれいにする方式です。
ブルーエアは、大きな通風量で空気中の汚れを一気に吸い、フィルターで捕まえるだけというシンプルな構造になっています。
この「空気の浄化スピード」は大変重要で、部屋は閉め切っていても汚れがどんどん入ってくるので、清浄スピードが遅いと空気をきれいに保てません。
またPM2.5の粒子はとても小さく(目で見えません:顕微鏡レベルです)空気中に漂って、落ちてきません。ですから常に肺に吸い込むかたちになります。
国産の空気清浄機も最近になって「清浄スピード」のUPを宣伝し始めました。
あと注意点としては、加湿機能です。(※1)自身で出した水蒸気を吸い込んで、バクテリアなどが繁殖しやすく、機械の中でカビが生える可能性も高まるからです。
加湿機能付き空気清浄機は、加湿フィルターがあり、手入れを怠るとかえって有害なオゾン発生装置になり、アレルギー体質の方には負担になる可能性が高まります。
加湿フィルターは水に触れているため、メンテナンスが必要です。その頻度や方法はしっかり確認しておきましょう。
シャープ空気清浄機 AXとBXの違い
 PM2.5対策として飛ぶように売れている、シャープ空気清浄機KI-BX/AXシリーズ 。
カタログとか公式HPを見てもBXとAXどう違うのか?
直ぐには分かりませんよね。
 シャープ空気清浄機を購入しようとしても迷ってしまいます。
調べてみました。
まず、PM2.5に効果のあるシャープの空気清浄機は「プラズマクラスター」」&「HEPAフィルター」搭載でなければダメです。
他のシャープの空気清浄機では除去出来ません。
 高濃度プラズマクラスターイオン発生デバイス搭載の加湿空気清浄機は「KI-BX/AXシリーズ」です。
プラズマクラスターは2つあります
・プラズマクラスター25000
・プラズマクラスター7000
簡単に言うと25000は7000のバージョンアップ版ですね。
プラズマクラスター25000のみ機能は「付着カビ菌の増殖抑制」「浮遊ニオイ原因菌の除菌」「美肌効果」。
性能アップは「浮遊菌の抑制」「付着臭の脱臭」「静電気の抑制」
共通機能は「浮遊アレル物質の抑制」「浮遊カビ菌抑制の抑制」
 BX:最新のNEWモデル
例:KI-BX85
・高濃度プラズマクラスター25000搭載
・おすすめ畳数:22畳
・最大風量:8.5m3/分
・加湿量:800mL/h
・8畳のお部屋の清浄スピード:約8分
・1日24時間あたりの電気代 約4.9円
 AX:旧モデル(2011年)
例:KI-AX80
・高濃度プラズマクラスター25000搭載
・おすすめ畳数:21畳
・最大風量:8.0m3/分
・加湿量:760mL/h
・8畳のお部屋の清浄スピード:約8分
・1日24時間あたりの電気代 約5.1円
プラズマクラスター機能はどちらのモデルも同じものです。
ネットショッではBXの方が2万円くらい高いようです。http://pm25aircleaner0213.seesaa.net/