後味の悪さだけが残った日米大学野球
岡死球に激高!あわや乱闘劇に/日米大学
日刊スポーツ 7月11日(木)23時37分配信
日本対米国 4回裏、死球を受け、ヘルメットを投げ、激怒する岡(撮影・狩俣裕三)
<日米大学野球:日本7-4米国>◇第5戦◇11日◇神宮
日本・岡大海内野手(4年=明大)は4回1死から、米国の左腕フィナガンが投じた速球を右膝に受けた。
今秋ドラフト候補の「二刀流」
岡はヘルメットをグラウンドにたたきつけて死球に激高。両軍ベンチから選手、スタッフが飛び出し、あわや乱闘の事態となった。
いったん事態は落ち着いたかにみえたが火種はくすぶっていた。
5回裏には日本・中村がソロ本塁打を放ち、ダイヤモンドを一周する際、厳しい顔つきの米国内野手から大声を浴びせられるなど不穏な雰囲気となった。
事態を重く見た審判は日本・善波達也監督、米国ジム・シュロスネーグル監督に警告試合を言い渡し、後味の悪さだけが残った。
試合後、死球で激高した岡は「コーチに冷静になれと言われました。そのあとはプレーに集中した」と話していた。